コンピュータ、どうやってつくったんですか?:はじめて学ぶ、コンピュータの歴史としくみ (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2018/8/27
川添 愛
(著)
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本の長さ176ページ
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言語日本語
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出版社東京書籍
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発売日2018/8/27
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ISBN-104487811899
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ISBN-13978-4487811892
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
はじめて学ぶコンピュータの歴史としくみ。理系男子とヘンテコな妖精の対話でわかる!どうしてコンピュータは0と1だけで複雑な計算ができるのか?
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
川添/愛
作家。九州大学文学部文学科卒業(言語学専攻)。2005年同大学大学院にて博士号(文学)取得。専門は言語学、自然言語処理。国立情報学研究所研究員、津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授などを経て、2012年から2016年まで国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
作家。九州大学文学部文学科卒業(言語学専攻)。2005年同大学大学院にて博士号(文学)取得。専門は言語学、自然言語処理。国立情報学研究所研究員、津田塾大学女性研究者支援センター特任准教授などを経て、2012年から2016年まで国立情報学研究所社会共有知研究センター特任准教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社より

「まえがき」より
今私たちが当たり前のように使っているコンピュータは、歴史の中でどのように生まれてきたのでしょうか?
そして、どのようなしくみで動いているのでしょうか?
この本は、「コンピュータを触ったことはあるけれど、中身のことは全然知らない」という方むけに、それらを解説する本です。
ガイド役は、人間の世界にコンピュータの作り方を学びに来た妖精、そしてコンピュータにくわしい親切な青年の2人です。

彼らの会話を追っていくことで、今のコンピュータの 3つの基本
1)数字で表された情報を扱う「デジタル機器」であること
2)電子機器であり、電気の操作で計算をすること
3)プログラムによってさまざまな計算ができること が理解できるようになっています。
技術が進歩した現代においても、コンピュータやプログラムが動く本質は変わりません。
コンピュータを生み出した「過去」を振り返ることが、読者の皆様にとって「今」と「未来」を考えるためのヒントとなれば嬉しいです。

目次

CPUの機能とは?

CPUのなかを妖精が働く部屋に例えると
登録情報
- 出版社 : 東京書籍 (2018/8/27)
- 発売日 : 2018/8/27
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 176ページ
- ISBN-10 : 4487811899
- ISBN-13 : 978-4487811892
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 12,203位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 61位科学読み物 (本)
- - 985位コンピュータ・IT (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.8
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2018年12月28日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
エジプト時代で文明の止まった世界から来た(やや早とちりな)妖精が理系のオタク、もとい青年にコンピュータの作り方を聞くところから、本書は始まる。
第1部では、簡単な数の歴史とともに数字の表記法の重要性を認識させ、私達が普段目や耳にしている情報が結びついていることを指摘する。
第2部では、論理回路(ブール代数×電気回路)の基礎に丁寧な記述とともに体感する。
第3部では、プログラミングやアーキテクチャについて本書のページを”用いて”実際に計算する。
本書はコンピュータに関する書物だが、目の前にコンピュータは要らない。
ただ絵本のようにめくっていけばよいだけで、コンピュータとは何か、どう動いているか、どう作られているか、そして数学がどれほど重要かを簡単に理解できる。
特に、妖精の世界がエジプト時代で止まっているという設定は実に巧みで、読者は文明の発展を追体験できるように、興味を失わないように読み通せるだろう。
3部構成というのも優れており、小学校高学年や中学生に読ませるのも最適だ。(元は大学の講義らしい。ちなみに、文系大学生の弟に勧めたが「俺スマブラで忙しいから」と見向きもされなかった)
情報化社会という言葉はもはや当たり前すぎて死語になって久しい(今はIoTとかいう概念が流行りである)が、未だにコンピュータが何をやっているのかを知っている社会人は多くないと感じる。
これから大人になろうという妖精だけでなく、これまで妖精で有り続けた大人にこそぜひ一読してもらいたい。
第1部では、簡単な数の歴史とともに数字の表記法の重要性を認識させ、私達が普段目や耳にしている情報が結びついていることを指摘する。
第2部では、論理回路(ブール代数×電気回路)の基礎に丁寧な記述とともに体感する。
第3部では、プログラミングやアーキテクチャについて本書のページを”用いて”実際に計算する。
本書はコンピュータに関する書物だが、目の前にコンピュータは要らない。
ただ絵本のようにめくっていけばよいだけで、コンピュータとは何か、どう動いているか、どう作られているか、そして数学がどれほど重要かを簡単に理解できる。
特に、妖精の世界がエジプト時代で止まっているという設定は実に巧みで、読者は文明の発展を追体験できるように、興味を失わないように読み通せるだろう。
3部構成というのも優れており、小学校高学年や中学生に読ませるのも最適だ。(元は大学の講義らしい。ちなみに、文系大学生の弟に勧めたが「俺スマブラで忙しいから」と見向きもされなかった)
情報化社会という言葉はもはや当たり前すぎて死語になって久しい(今はIoTとかいう概念が流行りである)が、未だにコンピュータが何をやっているのかを知っている社会人は多くないと感じる。
これから大人になろうという妖精だけでなく、これまで妖精で有り続けた大人にこそぜひ一読してもらいたい。
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2019年6月18日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
【Kindle版の感想】
1) イラストの多用や後述2)に関連し、全編がテキストではなくページ単位のレイアウト画像として電子化されている(マンガなどと同じ形式)。Kindle端末やスマホアプリの小さな画面では拡大&スクロールさせないと読みづらく、不便を感じる。
2) 懐かしのゲームブックの要領で、ページを前後に移動してCPUの動作を疑似体験する仕掛けがある。しかし、任意のページに移動するのがKindleでは面倒くさい。
いずれも現行Kindle端末/アプリ側の問題ではあるが、書籍の内容がそれに適しているか否かは電子化の際に考慮すべきでは。商品説明に定型の注意書きはあるものの、「大きいディスプレイを備えた端末」でも読みにくい(使いにくい)と思う。
それでもKindle版に興味があれば、まずは無料サンプルを試してみるとよい。
1) イラストの多用や後述2)に関連し、全編がテキストではなくページ単位のレイアウト画像として電子化されている(マンガなどと同じ形式)。Kindle端末やスマホアプリの小さな画面では拡大&スクロールさせないと読みづらく、不便を感じる。
2) 懐かしのゲームブックの要領で、ページを前後に移動してCPUの動作を疑似体験する仕掛けがある。しかし、任意のページに移動するのがKindleでは面倒くさい。
いずれも現行Kindle端末/アプリ側の問題ではあるが、書籍の内容がそれに適しているか否かは電子化の際に考慮すべきでは。商品説明に定型の注意書きはあるものの、「大きいディスプレイを備えた端末」でも読みにくい(使いにくい)と思う。
それでもKindle版に興味があれば、まずは無料サンプルを試してみるとよい。
2020年2月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
題名詐欺の多い理系の本にしてはとても誠実さが感じられる本だった。
二進数・論理回路・リレー回路・プログラミングなど…それぞれがどういう理論で構成されているかがわかる。
とはいえ問題は「それをどのように組み合わせたらコンピュータができるのか?」である。
残念なことにそれだけが述べられていなかった。
凡百の解説書よりは出来が良いから☆4っつとしたが、全体的な理解にはまだ及ばない。
次の著作に期待したい。
ちなみに本書の参考文献に挙げられている本も読んだが、それらを読むことはこの本の読者にはおすすめしない。それらは説明能力の欠如が著しく、専門家以外には理解が及ばないと思われるからだ。
二進数・論理回路・リレー回路・プログラミングなど…それぞれがどういう理論で構成されているかがわかる。
とはいえ問題は「それをどのように組み合わせたらコンピュータができるのか?」である。
残念なことにそれだけが述べられていなかった。
凡百の解説書よりは出来が良いから☆4っつとしたが、全体的な理解にはまだ及ばない。
次の著作に期待したい。
ちなみに本書の参考文献に挙げられている本も読んだが、それらを読むことはこの本の読者にはおすすめしない。それらは説明能力の欠如が著しく、専門家以外には理解が及ばないと思われるからだ。
2019年7月22日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コンピュータの中で最も中心的な存在であるCPUの仕組みに関する本です。
人間の歴史的な歩みとあわせてコンピューターの進歩を辿っていく事で、
『なぜコンピューターが今のカタチに辿り着いたのか』が理解できる様に
なっています。
あくまで基本原理に関するわかりやすい解説本なので、実際にコンピュータ
を作りたい!といった具体的なアプローチを求める方には『CPUの創りかた』
をオススメします。
本書が理解できれば、一般的なコンピュータとは異なる構成要素でも状態の
有無が表現できてかつ論理素子と同じ様な動作が実現できればコンピュータ
が作れる、という事も理解できると思います。
人間の歴史的な歩みとあわせてコンピューターの進歩を辿っていく事で、
『なぜコンピューターが今のカタチに辿り着いたのか』が理解できる様に
なっています。
あくまで基本原理に関するわかりやすい解説本なので、実際にコンピュータ
を作りたい!といった具体的なアプローチを求める方には『CPUの創りかた』
をオススメします。
本書が理解できれば、一般的なコンピュータとは異なる構成要素でも状態の
有無が表現できてかつ論理素子と同じ様な動作が実現できればコンピュータ
が作れる、という事も理解できると思います。
2021年1月28日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
Easy to understand, not too technical for a computer beginner.
I just wish I could get my kids to open it.
I just wish I could get my kids to open it.
2019年10月6日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
コンピュータの仕組みが丁寧に分かりやすく書かれています。
おかげさまで、半加算と全加算の仕組みが分かりました。
初歩の初歩として
コンピュータ基礎知識を学べる良い本だと思います。
おかげさまで、半加算と全加算の仕組みが分かりました。
初歩の初歩として
コンピュータ基礎知識を学べる良い本だと思います。
2018年9月3日に日本でレビュー済み
『白と黒のとびら』(東京大学出版会)や『働きたくないイタチと言葉がわかるロボット』(朝日出版社)など、ここ数年で立て続けにヒット作を生んでいる著者。その創作意欲はすでに驚くべきものだが、今回の新作でも新たなテーマと新たな設定に挑戦している。
本書のテーマは「コンピュータの歴史としくみ」。しかも、「コンピュータのことをほとんど知らない人、またあまり興味がない人に」、わかりやすく伝えることを目的としている。そして登場人物は、ヘンテコな妖精とコンピュータに詳しい理系男子。妖精が自分たちの世界にコンピュータをもたらすために、その作り方を学生に教わりにきたという設定だ。
扱っている内容はそのテーマにふさわしいオーソドックスなものだが、第1章で「数字の歴史」まで遡っているのが特徴的なところか。また、そのオーソドックスな内容を、対話という形式とキュートなイラストで親しみやすいものにしているのが、本書の何よりの特徴だろう。「川添先生がイラストをふんだんに使ってわかりやすく説明するとこうなります」というのを、まざまざと見せつけてくれる。
正直に言えば、練りに練られたストーリー展開と、この著者らしい小ネタ(あるいはおふざけ)が薄かったのが、ちょっと残念なところ。ただそれでも、この著者がこのような形で新たなテーマについて教えてくれるのは、一ファンとしてとてもうれしい。もちろん大人も楽しめる本ではあるが、個人的には、中高生などにもぜひ手に取ってほしいと思う。
本書のテーマは「コンピュータの歴史としくみ」。しかも、「コンピュータのことをほとんど知らない人、またあまり興味がない人に」、わかりやすく伝えることを目的としている。そして登場人物は、ヘンテコな妖精とコンピュータに詳しい理系男子。妖精が自分たちの世界にコンピュータをもたらすために、その作り方を学生に教わりにきたという設定だ。
扱っている内容はそのテーマにふさわしいオーソドックスなものだが、第1章で「数字の歴史」まで遡っているのが特徴的なところか。また、そのオーソドックスな内容を、対話という形式とキュートなイラストで親しみやすいものにしているのが、本書の何よりの特徴だろう。「川添先生がイラストをふんだんに使ってわかりやすく説明するとこうなります」というのを、まざまざと見せつけてくれる。
正直に言えば、練りに練られたストーリー展開と、この著者らしい小ネタ(あるいはおふざけ)が薄かったのが、ちょっと残念なところ。ただそれでも、この著者がこのような形で新たなテーマについて教えてくれるのは、一ファンとしてとてもうれしい。もちろん大人も楽しめる本ではあるが、個人的には、中高生などにもぜひ手に取ってほしいと思う。