コミュニティ難民のススメ ― 表現と仕事のハザマにあること ― (日本語) 単行本(ソフトカバー) – 2014/12/1
アサダワタル
(著)
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単行本(ソフトカバー)
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本の長さ326ページ
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言語日本語
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出版社木楽舎
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発売日2014/12/1
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寸法2 x 13 x 18.8 cm
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ISBN-104863240805
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ISBN-13978-4863240803
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者について
日常編集家。1979 年大阪生まれ。
文筆・音楽・プロデュース・講師業。滋賀と東京にてオフィス「事編kotoami」主宰。
著書に『住み開き 家から始めるコミュニティ』(筑摩書房)、
『アール・ブリュット アート 日本』(平凡社、編著)、
『編集進化論 editするのは誰か?』(フィルムアート社、共著)など。
2013年、ドラムを担当するSjQ++がメディアアートの世界的な賞である「アルス・エレクトロニカ」にて準グランプリ受賞。
NPO 法人ココルーム副代表理事、ボーダレス・アートミュージアムNO-MA懇談会委員、KBS京都ラジオ「Glow〜生きることが光になる〜」パーソナリティも務める。
神戸女学院大学、立命館大学の非常勤講師を経て、現在、滋賀県立大学大学院博士後期課程在籍。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
日常編集家。1979年大阪生まれ。文筆・音楽・プロデュース・講師業。滋賀と東京にてオフィス「事編kotoami」主宰。2013年、ドラムを担当するSjQ++がメディアアートの世界的な賞である「アルス・エレクトロニカ」にて準グランプリ受賞。NPO法人ココルーム副代表理事、ボーダレス・アートミュージアムNO‐MA懇談会委員、KBS京都ラジオ「Glow‐生きることが光になる」パーソナリティも務める。神戸女学院大学、立命館大学の非常勤講師を経て、滋賀県立大学大学院博士後期課程在籍(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
出版社より
こみゅにてぃ- なんみん【コミュニティ難民】 名
個人の生産活動において、特定の分野のコミュニティに重点的に属さず、同時に表現手段も拡散させることで、新たな社会との実践的な関わりを生み出す人々。
たとえば、こんなコミュニティ難民……。
例1 銀行員であり、地域ファシリテーターであり、クリエイターが集まる大学の客員教授であり……。
例2 一級建築士であり、ラジオ番組の企画・制作者であり、雑誌編集委員であり……。
例3 DJであり、イベントプロデューサーであり、旅館当主であり……。
例4 職業訓練センターの職員であり、アートイベントの主催者であり、コミュニティサロン主宰であり……。
例5 ミュージシャンであり、NPO法人理事であり、ホームヘルパー2級であり……、現役大学院生であり……。
【目次】
はじめに
序章 コミュニティ難民の始まり
あなた一体〝何屋さん〟?/分けたくない・交わらせたい/表現と仕事が繋がる契機/異なるコミュニティを越境する/コミュニティの狭間に立たされる実感
第1章 脱専門
〝専門〟に対する思考転換/営業の〝ど真ん中〟へ 脱専門的銀行員/周縁から本質へ/表現すべき本質を把握する/〝球体〟としての専門性/他者に開かされる可能性/いよいよ橋を架けるとき 切り分けから関係づけへ
第2章 マルチプルな自己へ
アイデンティティをどこに置こう?/いろんな自己を相手に差し出す〝建てたがらない〟建築士/私は何も変わっていない/〝建築家〟とは名乗らないアイデンティティ/広がる自己を〝メディア〟化する/アイデンティティの揺らぎを肯定し、操作すること/そもそもマルチプルな自己という思考を携えて
第3章 あらかじめ埋め込まれた表現たちよ
〝しない〟という態度の先へ/〝やめた〟人の表現が埋め込まれる先/なぜ〝表現〟したかったのかを問う/宿に〝芸〟を埋め込め。イベントから〝空気〟まで/〝宿業〟という職業像を変えるために/表現の種子を見つけるレッスン
第4章 公私を編み直す
人は何のために働くのか 前夜/何に〝合わせて〟働くべきか/〝名前のない職業〟の存在を知る/公私という通念を潜り抜ける/〝内なる声〟を聞き取ること〝生歴〟を表わすこと/常にいろいろ〝稼いで〟いる―生活面からの視点―
第5章 弱い現れ、強まる難民性
コミュニティ難民 前夜/〈母島〉から〈海上〉へ/日常再編集/コンセプトを〝現れ〟させる/〈海面下〉の絶景
第6章 個、表現、居場所
難民、そして居場所へ/その〈島〉で、何を〝描いて〟いるのか/なんかよくわからないけど、今これをやっておこう/表現―個の有りようをそのままに浮かび上がらせる力/何にも〝割り切れない〟地平を求めて/一人になること 蚊帳の外感を楽しむこと/弱さの力と揺らぎの希望/コミュニティ難民の当事者性
終章 コミュニティ難民の未来
コミュニケーションプロセスを創造的に取り出す/〝近い人〟との遭遇/デザイナーのふりをした学者/〝地営業〟とは何か/〝質量感〟を認知すること/〝境界知〟という専門性を携えて/〈荷〉を捨てること。捨てないこと。そのハザマで
対談: コミュニティ難民の希望 釈徹宗さん
あとがき
参考・引用文献
登録情報
- 出版社 : 木楽舎 (2014/12/1)
- 発売日 : 2014/12/1
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 326ページ
- ISBN-10 : 4863240805
- ISBN-13 : 978-4863240803
- 寸法 : 2 x 13 x 18.8 cm
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コンテンツのイラストマップみたいになっていて、モヤモヤが図形化されていてかなり面白い!
コミュニティを島とみたてて、相互に橋をかけるとか、渡す船になるとかいろいろメタファーはありますが、
アサダさんいわく「コミュニティ島同士が実は海の底でつながっていて、潜ってそれを見ているのが自分だ」というくだりにひどく共感しました。
もし別の文化圏(又は国)に行ったら、属さないということが「普通」だったりする場所もあるかもね。
アサダさんのテキトーなようでいて超柔軟な発想力こそ、今からの社会に必要!
お母さんとしては、小学生の子どもたちには、この本にある自己肯定と「わけわからんもの」を怖がらない柔らかさが、育ってくれたらなあと願っています。
おそらくもの作りに関わる人には、日頃の社会の有り様に対する想いを言語化するきっかけになるような本だと思います。
帯が一体化したような装丁もとても美しいです。