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コミックばかり読まないで 単行本(ソフトカバー) – 2015/9/17
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日本のサブカルチャーよ、何処へ行く。
宮崎勤事件、オタク文化、都条例と表現の不自由、東京オリンピックと環境浄化――。
宮台真司氏、鈴木邦男氏絶賛!
これが現代日本のルポルタージュだ。
ルポライターとは、都市の荒野を駆ける“野良犬"である。その眼の先にある種別、対象、テーマ、職業、性別、世代、有名、無名、権力、カネの有無を問わない。野良犬が追うものは、同時代の権力や制度の網からこぼれ落ちた個々の人間の本能の姿だ。
東京オリンピックの喧騒の中で、「日本のアニメやマンガは世界一」と喧伝される標語化した「クールジャパン」に潜む、半ば無意識下に既成事実化される表現規制(都条例や児童ポルノ法をめぐる表現の自由問題)、オリンピック開催による環境浄化の本質を長年の取材から、戦後日本の社会・権力の闇に照射し、鋭く抉り出す渾身の長編ノンフィクション。
宮崎勤事件、オタク文化、都条例と表現の不自由、東京オリンピックと環境浄化――。
宮台真司氏、鈴木邦男氏絶賛!
これが現代日本のルポルタージュだ。
ルポライターとは、都市の荒野を駆ける“野良犬"である。その眼の先にある種別、対象、テーマ、職業、性別、世代、有名、無名、権力、カネの有無を問わない。野良犬が追うものは、同時代の権力や制度の網からこぼれ落ちた個々の人間の本能の姿だ。
東京オリンピックの喧騒の中で、「日本のアニメやマンガは世界一」と喧伝される標語化した「クールジャパン」に潜む、半ば無意識下に既成事実化される表現規制(都条例や児童ポルノ法をめぐる表現の自由問題)、オリンピック開催による環境浄化の本質を長年の取材から、戦後日本の社会・権力の闇に照射し、鋭く抉り出す渾身の長編ノンフィクション。
- 本の長さ376ページ
- 言語日本語
- 出版社イースト・プレス
- 発売日2015/9/17
- ISBN-104781613640
- ISBN-13978-4781613642
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
これが現代日本のルポルタージュだ。日本のサブカルチャーよ、何処へ行く。宮崎勤事件、オタク文化、都条例と表現の不自由、東京オリンピックと環境浄化。
著者について
昼間たかし
ルポライター。1975年岡山県に生まれる。県立金川高等学校を卒業後、上京。立正大学文学部史学科卒業。東京大学情報学環教育部修了。ルポライターとして様々な媒体に寄稿、取材を続ける。政治からエロまで、その取材フィールドの広さは、敬愛する元祖・ルポライターの竹中労の面影と重なる。近年『日本の特別地域 東京都足立区』をはじめとした「地域批評」シリーズを取材・執筆。東京都条例によるマンガ・アニメ・性表現規制問題を長く取材するかたわら、ゆうばり国際ファンタティック映画祭2009出品作『おやすみアンモナイト 貧乏人抹殺篇/貧乏人逆襲篇』の脚本を執筆。主な著書に『日本の特別地域 東京都足立区』シリーズほかほか地域批評シリーズ。永山薫との共著作に『2007-2008 マンガ論争勃発』、『萌える名作文学ヒロイン・コレクション』等がある。
ルポライター。1975年岡山県に生まれる。県立金川高等学校を卒業後、上京。立正大学文学部史学科卒業。東京大学情報学環教育部修了。ルポライターとして様々な媒体に寄稿、取材を続ける。政治からエロまで、その取材フィールドの広さは、敬愛する元祖・ルポライターの竹中労の面影と重なる。近年『日本の特別地域 東京都足立区』をはじめとした「地域批評」シリーズを取材・執筆。東京都条例によるマンガ・アニメ・性表現規制問題を長く取材するかたわら、ゆうばり国際ファンタティック映画祭2009出品作『おやすみアンモナイト 貧乏人抹殺篇/貧乏人逆襲篇』の脚本を執筆。主な著書に『日本の特別地域 東京都足立区』シリーズほかほか地域批評シリーズ。永山薫との共著作に『2007-2008 マンガ論争勃発』、『萌える名作文学ヒロイン・コレクション』等がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
昼間/たかし
ルポライター。1975年岡山県に生まれる。県立金川高等学校を卒業後、上京。立正大学文学部史学科卒業。東京大学情報学環教育部修了。ルポライターとして様々な媒体に寄稿、取材を続ける。政治からエロ、東京都条例によるマンガ・アニメ・性表現規制問題を長く取材する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ルポライター。1975年岡山県に生まれる。県立金川高等学校を卒業後、上京。立正大学文学部史学科卒業。東京大学情報学環教育部修了。ルポライターとして様々な媒体に寄稿、取材を続ける。政治からエロ、東京都条例によるマンガ・アニメ・性表現規制問題を長く取材する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : イースト・プレス (2015/9/17)
- 発売日 : 2015/9/17
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 376ページ
- ISBN-10 : 4781613640
- ISBN-13 : 978-4781613642
- Amazon 売れ筋ランキング: - 936,417位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 1,517位コミック・アニメ研究
- - 37,096位社会学概論
- - 93,714位ノンフィクション (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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1975年岡山県生まれ。ルポライター、著作家。岡山県立金川高等学校・立正大学文学部史学科卒業。東京大学大学院情報学環教育部修了。知られざる文化や市井の人々の姿を描くため各地を旅しながら取材を続けている。
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.4
星5つ中の3.4
5 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2015年10月13日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
何でも自由な国だと勘違いして住んでいるわたし達日本人にとって本当の自由とは何なんだろうか?と自問したくなるのがこの作品だと思います。今やグローバルスタンダードになった日本のマンガ・アニメでさえも厳しい規制の対象となり、子供だましのくだらないものであり子供に悪影響を与える有害なものという認識がいまだに存在している現実を考えさせられる作品です。マンガ・アニメに雑誌・映画など作り手の苦労が再認識させられる部分は非常に興味深く書かれています。また作者と著名な文化人の方々との関わりや生々しい描写は非常に印象深かったと思います。作者が体当たり取材で積み上げた生々しい日本の現実を体感できるおすすめの作品です。
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2015年10月3日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
昼間氏は常に現場に身を置く「ルポライター」です。
軽くておしゃれな「フリーライター」とか、重くて偉そうな「ノンフィクション作家」になりたいのではなく、時代に寄り添い、人間の業に満ちた生き方、表現活動を丹念に追う「ルポルタージュ」を書くことが、彼の生業であります。
右翼だとか、左翼だとかの単純なレッテルは彼にはあんまり関係ないのですが、結果、右からも左からも罵倒されたり、馬鹿にされたりもしてきました。今までは。
複数の図書館で「アンネの日記」が汚損されている「事件」がマスコミに流れた際、彼はいち早く図書館に取材し、その様な現象が、今に始まったことではなく、「ある種の」「刑事責任を負えないタイプの」「障害を持ったひと」が、過去においてもずっと「アンネの日記」や「夜と霧」を汚損してきたことを明確にしました。
「この手の本にはどうもそういう人を引き付ける何かがある」という言葉とともに。
世間では、この「事件」を「右傾化の象徴」としたい勢力と、「サヨクの自作自演」と見る勢力がお互いのレッテル貼りに余念なかったのですが、結果捕まった犯人はまさに昼間氏が指摘したタイプの人間であった様で、その事実は曖昧にされたまま、事件報道は消えました。
結果的に昼間氏大勝利だった訳ですが。
この本はその「事件」について描かれている訳ではありませんが、彼のスタンスは常に同じで、まず先入観なしで現場に飛び込み、話を聞く、そこから始まります。
ただ本能的に、この社会が常に「表現の自由」を制限したくなるものであることを見抜き、「自主規制」をしたがることに危機感を覚えている。
竹中労や、奥崎謙三や、若松孝二や、鈴木邦男など、「アブナイ」けど「魅力的な」表現をしてきた、する人間の営みをこそ、彼は愛している。
ルポルタージュ本なんて、儲からない、数年経ったらもう時代的な価値はなくなるかもしれない、だけど誰かが書き遺さないと、本当になかったことにされてしまう、そんな時代を、現場から書いてくれた本です。
これからもこのスタンスで書き続けてほしいと思います。地べたをはいずりながら。
軽くておしゃれな「フリーライター」とか、重くて偉そうな「ノンフィクション作家」になりたいのではなく、時代に寄り添い、人間の業に満ちた生き方、表現活動を丹念に追う「ルポルタージュ」を書くことが、彼の生業であります。
右翼だとか、左翼だとかの単純なレッテルは彼にはあんまり関係ないのですが、結果、右からも左からも罵倒されたり、馬鹿にされたりもしてきました。今までは。
複数の図書館で「アンネの日記」が汚損されている「事件」がマスコミに流れた際、彼はいち早く図書館に取材し、その様な現象が、今に始まったことではなく、「ある種の」「刑事責任を負えないタイプの」「障害を持ったひと」が、過去においてもずっと「アンネの日記」や「夜と霧」を汚損してきたことを明確にしました。
「この手の本にはどうもそういう人を引き付ける何かがある」という言葉とともに。
世間では、この「事件」を「右傾化の象徴」としたい勢力と、「サヨクの自作自演」と見る勢力がお互いのレッテル貼りに余念なかったのですが、結果捕まった犯人はまさに昼間氏が指摘したタイプの人間であった様で、その事実は曖昧にされたまま、事件報道は消えました。
結果的に昼間氏大勝利だった訳ですが。
この本はその「事件」について描かれている訳ではありませんが、彼のスタンスは常に同じで、まず先入観なしで現場に飛び込み、話を聞く、そこから始まります。
ただ本能的に、この社会が常に「表現の自由」を制限したくなるものであることを見抜き、「自主規制」をしたがることに危機感を覚えている。
竹中労や、奥崎謙三や、若松孝二や、鈴木邦男など、「アブナイ」けど「魅力的な」表現をしてきた、する人間の営みをこそ、彼は愛している。
ルポルタージュ本なんて、儲からない、数年経ったらもう時代的な価値はなくなるかもしれない、だけど誰かが書き遺さないと、本当になかったことにされてしまう、そんな時代を、現場から書いてくれた本です。
これからもこのスタンスで書き続けてほしいと思います。地べたをはいずりながら。
ベスト1000レビュアーVINEメンバー
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児童ポルノ法や東京都の青少年健全育成条例を始めとするマンガやアニメの表現規制の問題だけではなく、表現そのものについて書かれていますが、左翼的な内容となっています。
著者自身が左翼活動に関わってきたせいもあるのでしょうが、右陣営の私から見れば、表現規制の問題と絡めて憲法改正やNSC法案に反対する事に力を入れているように思えます。様々な人物に体当たりで取材して公平性を確保してくれている部分も多く、表現規制反対への想いにも賛同できるのですが、左翼的な内容の強さは否定できません。
著者自身が左翼活動に関わってきたせいもあるのでしょうが、右陣営の私から見れば、表現規制の問題と絡めて憲法改正やNSC法案に反対する事に力を入れているように思えます。様々な人物に体当たりで取材して公平性を確保してくれている部分も多く、表現規制反対への想いにも賛同できるのですが、左翼的な内容の強さは否定できません。