映画原作ということですが、その映画を見たことはありません。
ゲームシステムは、ほとんど会話だけで進めるアドベンチャーゲームで、選択肢は「YES/NO」のみ。
会話によってストーリーが変わり、パラレルワールドを体験できるというコンセプトはよいのですが、なにせ内容が薄く、数度の会話で次の時代へ進む上、用意されたシーンが少なく、ボリューム不足にもほどがあります。
しかも、何度も時代を戻される為、同じ会話を繰り返さざるを得ず、進めるのがかなり苦痛になります。
PC向けアドベンチャーゲームにも短いストーリーのものがありましたが、その分謎解きにひねりを加えているとか、ストーリー時代が面白いとか、画像を見て楽しむとか、何らかのセールスポイントがありました(ないものもある)。
これはYES/NOで進める以上、謎解きもなく分岐も少ないので、全パターンをメモして全ストーリーを見るのも簡単です。
こんなゲームブック以下のゲームソフトを定価で買ってしまった人は、お気の毒としか言いようがありません。
今になって格安で入手してプレイしてみると、バカゲーっぷりが結構面白く感じられます。
バカゲー好きにはお勧め。
現在、大容量メディアを使ってフルアニメーションに生ボイスで表現された、声優人気で売っているようなゲームがありますが、コンセプトそのものはこのゲームが目指していたものと大差ありません。
このゲームは、あまりにも時代を先取りし過ぎて失敗したのです。
