本書の主張をひと言で言ってしまうと、「コミュニケーションでは、TPOに合わせたロールプレイを」と言えると思う。評者は、著者の本書出版記念トークショーに参加したので、それの書き起こし抜粋をもって、レビューに代えたい。
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■出版のきっかけ
昨今「コミュニケーション力をどう身につけるか」と世代を問わず悩んでいるので、コミュニケーションの本を書きたいと思い、出版社から誘いを受けて書いた。
■「この本で言いたいこと」
・コミュニケーションは行き違いや失敗込みのものである。
(そうでなければ、殆どの人がコミュニケーション敗者になってしまう)
・失敗したもので初めて発見できるものもある。
→その上での工夫がコスプレであり、あえて”コスプレ”ということで気が楽になることもある。
■語りおろし(抜粋)
モヤモヤ悩んだ時にコスプレしたらよい。目的は「あなたの真心、受け取りますよ」というやり取りなので、わざとらしい/バカらしいやりとりも、そう言うことで、その場が平和で快適になったらOKとする。お世辞も失礼ではない。
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今回も語りおろし本。”コスプレ”という言い方が、著者本人の発想なのか、出版社の発想によるのかは不明。
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