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ゲリラ建築――謝英俊、四川大地震の被災地で家を建てる 単行本 – 2020/1/14
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台湾の建築家・謝英俊は、1999年に台湾中部で発生した九・二一大地震
をきっかけに、自然災害の被災地や貧しい農村地域をわたり歩き、現地
住民と協力した家づくりを手がけている。台湾八・八水害、四川雅安地
震、ネパール地震の被災地での復興建築によって知られる謝の仕事は、
しばしば「慈善活動」として評価されがちだ。しかし実のところ、その
目的は過度に産業化された現代の「住まい」のあり方を問い直し、産業
としての建築を再定義することにある。本書は、2008年に中国四川省北
部で発生した四川大地震の被災地での住宅再建に参加した台北出身の若
者が、謝の実験的建築とその周辺をパノラマ的に描いた民族誌的ドキュ
メンタリーである。
謝英俊の建築の特徴は、現地住民が労働力を交換単価として互いの家を
建てあう「協働セルフビルド」と呼ばれる手法にある。そこでの建築家
の役割は、居住者が自分の家の設計・建設に参加できるような建築シス
テムを構築することに徹底される。設計においては第一に家屋の構造的
な安全性を保証し、現地の人々の生活文化や伝統を最大限に尊重して、
インテリア等に活かす余地を残す。建設においては、専門技術を持たな
い人にも建てられるよう工法を簡易化し、現場で品質を監督する。こう
した手法は被災直後の建築資材や労働力、資金の調達問題を解消すると
同時に、人々が「住まう」ことの本質を再考する契機となる。
四川大地震被災地での住宅再建では、自力で家を建てる伝統を保つ少数
民族と「協働セルフビルド」とが調和を見せる一方で、文化や政治・経
済の違いに端を発する様々な困難にも直面する。その実際を率直な筆致
で描き、理論と実践経験との両面から謝英俊の思想と方法に迫る。
阮慶岳(建築評論家)、陳界仁(現代芸術家)推薦。市川紘司解説。
をきっかけに、自然災害の被災地や貧しい農村地域をわたり歩き、現地
住民と協力した家づくりを手がけている。台湾八・八水害、四川雅安地
震、ネパール地震の被災地での復興建築によって知られる謝の仕事は、
しばしば「慈善活動」として評価されがちだ。しかし実のところ、その
目的は過度に産業化された現代の「住まい」のあり方を問い直し、産業
としての建築を再定義することにある。本書は、2008年に中国四川省北
部で発生した四川大地震の被災地での住宅再建に参加した台北出身の若
者が、謝の実験的建築とその周辺をパノラマ的に描いた民族誌的ドキュ
メンタリーである。
謝英俊の建築の特徴は、現地住民が労働力を交換単価として互いの家を
建てあう「協働セルフビルド」と呼ばれる手法にある。そこでの建築家
の役割は、居住者が自分の家の設計・建設に参加できるような建築シス
テムを構築することに徹底される。設計においては第一に家屋の構造的
な安全性を保証し、現地の人々の生活文化や伝統を最大限に尊重して、
インテリア等に活かす余地を残す。建設においては、専門技術を持たな
い人にも建てられるよう工法を簡易化し、現場で品質を監督する。こう
した手法は被災直後の建築資材や労働力、資金の調達問題を解消すると
同時に、人々が「住まう」ことの本質を再考する契機となる。
四川大地震被災地での住宅再建では、自力で家を建てる伝統を保つ少数
民族と「協働セルフビルド」とが調和を見せる一方で、文化や政治・経
済の違いに端を発する様々な困難にも直面する。その実際を率直な筆致
で描き、理論と実践経験との両面から謝英俊の思想と方法に迫る。
阮慶岳(建築評論家)、陳界仁(現代芸術家)推薦。市川紘司解説。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社みすず書房
- 発売日2020/1/14
- ISBN-104622088630
- ISBN-13978-4622088639
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商品の説明
出版社からのコメント
内容(「BOOK」データベースより)
「自分の家は自分で建てる」被災地や農村で住民と協力して家づくりを手がける建築家・謝英俊。四川大地震後の住宅再建に参加した若者が見た、その建築思想と実践の記録。
著者について
廖惟宇(りょう・いう)
建築士。1984年台北生まれ、コンクリートジャングル育ち。大学院生時代に謝英俊の現場でインターンとして被災地での住宅再建や展示設計の仕事を経験。目下、いくつかの建築事務所をさすらう日々。雑誌や展示会への寄稿も行っている。
著書『ゲリラ建築』(串山大訳、みすず書房、2019)。
串山大(くしやま・だい)
1975年北海道生まれ。筑波大学人文学類卒業。専攻は宗教学。中国蘭州やラサでの留学などを経てフリーランス翻訳者に。2014年から3年ほど中国語専門の翻訳会社にて品質管理を担当。
訳書に、廖惟宇『ゲリラ建築』(みすず書房、2019)ほか。時代ファンタジーや子ども向けの科学シリーズなど漫画作品の翻訳も手がける。
建築士。1984年台北生まれ、コンクリートジャングル育ち。大学院生時代に謝英俊の現場でインターンとして被災地での住宅再建や展示設計の仕事を経験。目下、いくつかの建築事務所をさすらう日々。雑誌や展示会への寄稿も行っている。
著書『ゲリラ建築』(串山大訳、みすず書房、2019)。
串山大(くしやま・だい)
1975年北海道生まれ。筑波大学人文学類卒業。専攻は宗教学。中国蘭州やラサでの留学などを経てフリーランス翻訳者に。2014年から3年ほど中国語専門の翻訳会社にて品質管理を担当。
訳書に、廖惟宇『ゲリラ建築』(みすず書房、2019)ほか。時代ファンタジーや子ども向けの科学シリーズなど漫画作品の翻訳も手がける。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
廖/惟宇
建築士。1984年台北生まれ、コンクリートジャングル育ち。大学院生時代に謝英俊の現場でインターンとして被災地での住宅再建や展示設計の仕事を経験。目下、いくつかの建築事務所をさすらう日々。雑誌や展示会への寄稿も行っている
串山/大
1975年北海道生まれ。筑波大学人文学類卒業。専攻は宗教学。中国蘭州やラサでの留学などを経てフリーランス翻訳者に。2014年から3年ほど中国語専門の翻訳会社にて品質管理を担当。時代ファンタジーや子ども向けの科学シリーズなど漫画作品の翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
建築士。1984年台北生まれ、コンクリートジャングル育ち。大学院生時代に謝英俊の現場でインターンとして被災地での住宅再建や展示設計の仕事を経験。目下、いくつかの建築事務所をさすらう日々。雑誌や展示会への寄稿も行っている
串山/大
1975年北海道生まれ。筑波大学人文学類卒業。専攻は宗教学。中国蘭州やラサでの留学などを経てフリーランス翻訳者に。2014年から3年ほど中国語専門の翻訳会社にて品質管理を担当。時代ファンタジーや子ども向けの科学シリーズなど漫画作品の翻訳も手がける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : みすず書房 (2020/1/14)
- 発売日 : 2020/1/14
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4622088630
- ISBN-13 : 978-4622088639
- Amazon 売れ筋ランキング: - 260,036位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 44位民家・住宅論 (本)
- - 503位住宅建築
- - 27,982位ノンフィクション (本)
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