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ゲノム編集とは何か 「DNAのメス」クリスパーの衝撃 (講談社現代新書) 新書 – 2016/8/18

5つ星のうち 4.3 19件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容紹介

いま、グーグルやアマゾンといった世界的なハイテクIT企業が、
その巨大なビジネス・ポテンシャルに魅かれ、
巨額の投資をしている超先端技術をご存じだろうか。

「ゲノム編集」である。

この史上空前の技術、そしてそれが私たちの人生や暮らし、
さらには社会に与えるインパクトなどをわかりやすく解説するとともに、
熾烈な特許争いの舞台裏や
科学者に群がる巨大企業の実態にも迫った、必読書!

----------

みなさんは、これまでに「自分を変えたい」と思ったことがあるだろうか?

たとえば自分の顔、身長、体型、性格、知能、
運動能力、さらにはアレルギーなどの各種体質……
これらすべてに満足している人など、ほとんどいないのではないだろうか?

にわかには信じられないかもしれないが、
(少なくとも技術的には)それが可能になる時代が迫っている。

なぜなら、先に列挙した特質のすべてに遺伝子が強く関与しており、
これを操作する遺伝子工学や生命科学の分野でいま、過去に例を見ない
驚異的な技術革新が起こっていて、それこそがこの「ゲノム編集」だからだ。

世界中の科学者たちは、この技術によって、
すでに「肉量を大幅に増やした家畜や魚」「腐りづらい野菜」などの
開発に成功している。

今後、この「ゲノム編集」は「iPS細胞」などの異なる技術を
組み合わせることで、がんや糖尿病、あるいはアルツハイマー病など、
現代社会に多く見られる病気の治療にも応用されると見られている。

グーグルやアマゾンなどはすでに
「生命科学とITの融合」に取り組み始めている。
さまざまな病院や研究機関などと連携して、ゲノム(DNA)データを
クラウド上に集積、AI(人工知能)でパターン解析することにより、
やがて複雑な病気の原因遺伝子や発症メカニズムを解明していくというのだ。

高い知力と強靭な肉体、そして端麗な容姿を兼ね備えた
「デザイナー・ベビー」の誕生を可能とする「ゲノム編集」について、
倫理的な問題をもまじえながら、わかりやすく説いた入門書。

内容(「BOOK」データベースより)

人工知能と「神の技術」を融合すれば、人間の寿命は500歳まで延びる!?遺伝子の改変によって、私たちの顔、身長、体型、性格、知能、運動能力は、望み通りに変えられる!?不老長寿を目指すグーグルやアマゾンが本気で取り組む「生命科学×IT」の可能性。

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登録情報

  • 新書: 256ページ
  • 出版社: 講談社 (2016/8/18)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4062883848
  • ISBN-13: 978-4062883849
  • 発売日: 2016/8/18
  • 商品パッケージの寸法: 17.3 x 10.9 x 1.5 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.3 19件のカスタマーレビュー
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形式: 新書
 先日、山中京大教授の講演で「難病患者のiPS細胞について、病気の原因となる遺伝子をゲノム編集で修正してから必要な組織に分化させて患者に移植する」と聴いた(気がした)ので、そのゲノム編集を知ろうと本書を読んだ。本書は、2012年6月に論文発表されたばかりのゲノム編集(genome editing)のどこが衝撃的なのかという点について、目的は同じながら、従来の遺伝子組換え(genetic modification)との違いを中心に、技術的側面を素人にも分かりやすく説明している。

 クリスパーと呼ばれるゲノム編集技術は、従来の遺伝子組み換えと較べて、簡単かつ操作精度がケタ違いにアップしたことが衝撃だった。DNAの遺伝子からたんぱく質が生成され、遺伝子の違いから個体差が生じたり、場合によっては病気になったりする。特に難病の原因となる遺伝子が特定されている場合に、患者がゲノム編集に期待するのは当然だ。未だ臨床にすぐ使えるほどの正確性はないものの、いずれ臨床レベルに到達するかもしれない。他方、害虫駆除などに遺伝子ドライブを使うと、生態系に取り返しのつかない影響を与えるリスクもある。

 従来の遺伝子組み換えには、職人芸の難しさに加えて、偶然頼みのところがあったが、ゲノム編集は、バクテリアが持つウィルス防御機構を転用することにより、簡単かつ格段に正確な
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形式: 新書
ゲノム編集に関する研究の現状をまとめた一冊。
ゲノム編集が非常に進んでいること、その可能性の大きさを知っていくのは大変に面白く、一気に読んでしまった。
帯にもあるように応用分野は人間の不老長寿にも及ぶため、読みながらいろいろと考えさせられる面が多かった。

人類の寿命を伸ばすこと。
現在において不治の病と言われている病を治せる病とすること。

こういったことは、一見、聞こえがいいが、果たして本当にいいことなのだろうか?
自分自身、あるいは自分の大切な人で考えた場合は、いいことになるだろう。だって、自分自身(あるいは大切な人)が長生きして、元気にすごせるのだから。
しかし、人類全体、地球全体で考えると、必ずしもいいことではないと思う。今でも生態系のバランスは適切とは言えないのに、それに拍車をかけて、生態系、社会形態のバランスが更に崩れ、その結果、どのようになってしまうのかがまるで想像がつかない。

また「生きる」だけでは恐らく人間は満足できないはずで、「生きる」ことが当然となれば、より上の欲求が出てくる。その欲求を満たせないと、結局は真に「生きている」ことには繋がらなくなるだろう。

ゲノム編集の研究の進展と共に、その他の分野も追いつくように伸びていかない
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形式: 新書
 最近、ゲノム編集に関する一般向けの解説本が2冊続けて刊行された。NHK取材班がまとめたもの(NHK出版刊)は、報道機関らしく海外も含めて取材やインタビューを中心にゲノム編集の「今」と「未来」について分かりやすくまとめていた。一方、本書はNHK取材班の本とは異なる特徴を持つ。その一つは、技術開発の歴史を含めてゲノム編集とは何かということが詳細に解説してある点である。特に、今後のゲノム編集技術の主流となることは間違いのないクリスパー・キャス9を開発し、その特許を巡って激しく争っているカリフォルニア大学バークレイ陣営とブロード研究所陣営の中心研究者について、研究者としての経歴やゲノム編集技術との出会いも含めて詳しく紹介してあり非常に興味深く読めた。もう一つの特徴は、ゲノム編集技術とビッグデータ、人工知能(AI)との融合がもたらすインパクトについて取り上げていることであろう。これは、著者が昨年「AIの衝撃」(講談社新書)を上梓しているようにAIやICTに詳しいことによるのであろうが、グーグルやアマゾンがゲノム編集技術を使って何を目指そうとしているのかについて、推測も含めてではあるが分かりやすく述べられていて、こちらも大変興味深かった。

 本書で指摘されているように、ゲノム編集技術は医薬、水畜産分野を中心に急速に実用化に向けた研究開発が進んでいる一方、法的な整備や社会
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形式: 新書 Amazonで購入
自分も遺伝子関連の仕事をしていますが、このクリスパーCAS9そのうち必要になるかなと思い好奇心から本書を選びました。クリスパーの学術書とは違いどういう経緯でこの発見がなされ、それがどのような影響を我々に与えることになるのかといった点が分かりやすく書かれていると思います。専門的な部分は本格的な書籍で勉強すればいいのですが、クリスパーCAS9の背景を知っていると専門書を読むうえでもとっつきやすさが変わってくるので科学情報に興味のある方は読んでおいて損はないと思います
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