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コメント: カバーこすれあり。帯ナシ。2006年初版第4刷。中味読むに問題ありません。迅速に発送します。よろしくお願いします。
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ゲイ短編小説集 (平凡社ライブラリー) 文庫 – 1999/12

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

近代英米文学の巨匠たちの“ゲイ小説”を集約。新たな視点による大作家の読み直しとしても、英米文学の「古典」としても、読み応えある作品集。これぞゲイ・キャノン。

内容(「MARC」データベースより)

ワイルド、ロレンス、フォースターら近代英米文学の巨匠たちの「ゲイ小説」9編を収める。大作家の作品を新たな視点で構成し、英米文学の「秘められた遺産」を探る。


登録情報

  • 文庫: 397ページ
  • 出版社: 平凡社 (1999/12)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4582763154
  • ISBN-13: 978-4582763157
  • 発売日: 1999/12
  • 商品パッケージの寸法: 15.8 x 11 x 2.2 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 10件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 78,184位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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トップカスタマーレビュー

投稿者 カスタマー 投稿日 2001/2/1
形式: 文庫
まずはこのストレート(?)なタイトルに驚かされる。 多くの、特にヘテロ男性の読者は、この本を手にとることへの躊躇と、中を覗いてみたい欲望との板ばさみとなるだろう。(しかし、ネット上で買えばレジに持っていく必要はないのである。) 無事扉を開くことができたなら、次に、その目次にならぶ作家名に驚かされる。それらは、あまりに有名な英米作家の名前であり、いまだかつて「ゲイ作家」だとは教わってこなかったものも多い。 中身を読んでみると、その内容が期待に反して「いやらしく」ないことに驚かされ る。ほとんどの作品に関して、「どこがゲイなの?」という疑問を持つ読者が多いことと思う。(唯一の例外は、E.M.フォースター「永遠の生命」だろう。しかし、ぼくに言 わせれば、ロレンスが一番「いやらしい」) さらに、大橋洋一氏による巻末解説の、その重厚さに驚かされる。その説得的かつ情熱的な「読み」は、一種の種明かしとしての面白みを与えるとともに、知らず識らずのうちに現代文化批評の最先端へと読者を誘う。作家の固有名や作家群の出身地名を根拠に編まれるアンソロジーがのさばる中で、気鋭の批評家とその若き友人たちによる積極的な「読み」を前面に押し出したこのアンソロジーは、姉妹版『女たちの時間』とともにひとつの記念碑となるのみならず、今後のアンソロジー編集のスタンダードとなるだろう。 最後の、5つ目の驚きとは、すなわち、このアンソロジーがそれに見合うだけの評価 をいまだ得ていないということである。
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形式: 文庫
平凡社ライブラリーと大橋洋一氏が手を組むとこういう本が出来上がるんだなぁと妙に関心(感動)した1冊です。
ゲイ小説…とは言ってもやはり、十九世紀末に作られた作品なのでそんなに露骨なものはありません。選ばれた作家陣も人気作家ばかりなので肩書きは抜きにして、小説を楽しめばいいのではないでしょうか。この面々を一度に読める本なんて他にありませんから。
しかし、この本にサキが入っているのにはびっくりしました。大好きな作家なので、全く知らない事実に驚きました。確かにゲイブリル・アーネストはそのケのある作品ですが、他の作品はそんなでもないのです。女性嫌悪(ミソジニー)の傾向があるので、言われてみれば確かにですけどね。
巻末の大橋洋一氏の解説が、少しまわりくどい書き方をしていますが、ゲイ小説の経歴を説明しながら作品を紹介しているので、さらにゲイ小説にハマりたい方はこちらもじっくり読んでください。
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形式: 文庫 Amazonで購入
二十年以上前、英米文学学徒だった頃に苦しめられた「意識の流れ」手法的な作品に、文学の進化の過程を目にする思い。逆に必要最少限の言葉で作られ、今でも色褪せない「幸福の王子」を読むと、「最小の働きで最大の効果」というバックミンスターフラーの言葉を思い出す。

前者の作品は研究対象として忘れ去られることはないだろうし、後者はそのエバーグリーンさでやはり忘れられることはないだろうけど、本書にはその中間の、すでに忘れられ始めている作品も収められている。そういう、英米文学史的な意味でも興味深い読み方のできる本。

それにしても、もう文学史の教科書上でしか「メジャー」ではない作家や作品をなぜ採り上げるのだろう? と思ったが、その答えは解説にあった。

「(前略)このとき欠落しているか表面化してない(ママ)観点とは、同性愛が犯罪でもなければ悪徳でもないという観点である。ビドルボームは囚人のように罪人のように罪を贖う禁欲的隠者的生活を送る必要はないのだ。だが現実には、多くの人々が同性愛者であることを暴かれ、経歴を失い社会的に追放された。そして嘆かわしいことに、この傾向はいまもって終わっていない。同性愛開放はまだ未完のプロ ジェクトである。同性愛者であることが犯罪でも罪でもなく汚名でもないこと、同性愛者差別こそ犯罪であることを社会全体に浸透さ
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形式: 文庫
この本を手に取ったきっかけは、下北沢の某本屋(本と雑貨が一緒に置いてある、あの有名なチェーン店です)で平積みになっていたからでした。今から思えば、すごい貴重な偶然です。
書名は極めて露骨な(失礼!)雰囲気を漂わせていますが、装丁を含めた本自体のスタンスはあくまで『英米文学のアンソロジー』といった趣で、一般的な読者の方にも/にこそ読んでもらえるものだと思います。
他の方の感想にも書かれていますが、私はこの本の白眉といえる部分は、編者である大橋氏の解説ではないかと思います。各作品の新たな読みを提示すると共に、「ゲイ」という枠組みを超えてジェンダー/セクシュアリティーといったトピックの“入り口”をもある程度指し示し得ているのではないでしょうか。
……というか、私自身が勉強のダシに何度も使わせていただきました(汗)。
もし続編が出ることがあれば、日本の小説を入れて欲しいと思います。
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