僕は概して外国人著日本語訳のビジネス書が苦手だが、この「著者ヴァンス・訳者神田房枝」の組み合わせは良い意味で例外。この本が読破4冊目になるが、内容はまたとても素晴らしい。
訳者神田房枝さんのエピローグの一節がとても印象的。
「...れば、私たちが『ネイティブを超える英語コミュニケーション力』を手に入れるのは夢ではないと本気で思っている」
新卒時TOEIC430点ながら外資で29年働いている僕のジレンマは、「英語で言いたい事をスムーズに言いたい」に尽きるが、「適切な言葉を選んで何を言うか」をよく考えれば、かなりの度合いでこのジレンマから脱却できる、と思っている。その強力な指南書となるのがこの本だ。
「ヴァンス・神田」の組み合わせ本はどれも素晴らしいが、この本にもまたうならされた。
グローバル思考の英会話 イェール大学言語学博士 特別セミナー (日本語) 単行本 – 2012/10/10
ウィリアム・A・ヴァンス
(著)
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本の長さ238ページ
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言語日本語
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出版社ディーエイチシー
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発売日2012/10/10
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ISBN-104887245335
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ISBN-13978-4887245334
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
アイビーリーグ×フォーチュン500企業×世界75ヵ国出身者への指導成果をまとめた。英語コミュニケーションを成功させる戦略的思考フレームワークとシンプル技術。
著者について
ウィリアム・A・ヴァンス William A. Vance
言語学博士。イェール大学ビジネススクール・コミュニケーションセンターの創設者、元ディレクター。現在は、同校でエグゼクティブMBAコースや次世代リーダー育成のためのワールドフェロープログラムで教壇に立つ他、フォーチュン500社を含む企業、研究機関、国際機関のクライアントに対し、成功へと導くビジネスコミュニケーションを指導している。これまでに指導したのは、英語ネイティブスピーカーを含めた世界75ヵ国以上の出身者で、高校生から世界第一線で活躍する著名人までファン層も厚い。イェール大学の学生アンケートでは、「自分に最も影響力があった教授」のひとりとして選ばれている。近年では、日本の企業、大学、病院から招聘を受け、セミナーやコンサルティングを定期的に提供している。日本での著書に『英語で考えるスピーキング』『ビジネス・プロフェッショナルが使うパワー英単語100』(共にダイヤモンド社)、『日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術―エール大学厳選30講』(阪急コミュニケーションズ)、『人を動かす英語』(PHP新書)がある。
神田房枝 かんだ・ふさえ
日本航空入社、国際線客室乗務員として世界を駆け回り、日本国政府専用機にも乗務する。留学のため退職、渡米し、イェール大学大学院にて東アジア学修士号、博士号を取得する。その後、ボストン大学講師、ハーバード大学ポストドクトラルフェロー、ボストン美術館学芸部研究員となり、その間に数々の国際学会発表、学術記事出版を行う。ハルピン工業大学への留学経験もあり、英語の他に中国語も堪能。翻訳書に『その仕事は利益につながっていますか?』(ダイヤモンド社)他多数。米国エグゼクティブボイス社東アジア開発ディレクターを経て、現在、日本支社であるエグゼクティブボイスジャパン代表取締役。
言語学博士。イェール大学ビジネススクール・コミュニケーションセンターの創設者、元ディレクター。現在は、同校でエグゼクティブMBAコースや次世代リーダー育成のためのワールドフェロープログラムで教壇に立つ他、フォーチュン500社を含む企業、研究機関、国際機関のクライアントに対し、成功へと導くビジネスコミュニケーションを指導している。これまでに指導したのは、英語ネイティブスピーカーを含めた世界75ヵ国以上の出身者で、高校生から世界第一線で活躍する著名人までファン層も厚い。イェール大学の学生アンケートでは、「自分に最も影響力があった教授」のひとりとして選ばれている。近年では、日本の企業、大学、病院から招聘を受け、セミナーやコンサルティングを定期的に提供している。日本での著書に『英語で考えるスピーキング』『ビジネス・プロフェッショナルが使うパワー英単語100』(共にダイヤモンド社)、『日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術―エール大学厳選30講』(阪急コミュニケーションズ)、『人を動かす英語』(PHP新書)がある。
神田房枝 かんだ・ふさえ
日本航空入社、国際線客室乗務員として世界を駆け回り、日本国政府専用機にも乗務する。留学のため退職、渡米し、イェール大学大学院にて東アジア学修士号、博士号を取得する。その後、ボストン大学講師、ハーバード大学ポストドクトラルフェロー、ボストン美術館学芸部研究員となり、その間に数々の国際学会発表、学術記事出版を行う。ハルピン工業大学への留学経験もあり、英語の他に中国語も堪能。翻訳書に『その仕事は利益につながっていますか?』(ダイヤモンド社)他多数。米国エグゼクティブボイス社東アジア開発ディレクターを経て、現在、日本支社であるエグゼクティブボイスジャパン代表取締役。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ヴァンス,ウィリアム・A.
言語学博士。イェール大学ビジネススクール・コミュニケーションセンターの創設者、元ディレクター。現在は、同校でエグゼクティブMBAコースや次世代リーダー育成のためのワールドフェロープログラムで教壇に立つ他、フォーチュン500社を含む企業、研究機関、国際機関のクライアントに対し、成功へと導くビジネスコミュニケーションを指導している
神田/房枝
日本航空入社、国際線客室乗務員として世界を駆け回り、日本国政府専用機にも乗務する。留学のため退職、渡米し、イェール大学大学院にて東アジア学修士号、博士号を取得する。その後、ボストン大学講師、ハーバード大学ポストドクトラルフェロー、ボストン美術館学芸部研究員となり、その間に数々の国際学会発表、学術記事出版を行う。ハルピン工業大学への留学経験もあり、英語の他に中国語も堪能。米国エグゼクティブボイス社東アジア開発ディレクターを経て、現在、日本支社であるエグゼクティブボイスジャパン代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
言語学博士。イェール大学ビジネススクール・コミュニケーションセンターの創設者、元ディレクター。現在は、同校でエグゼクティブMBAコースや次世代リーダー育成のためのワールドフェロープログラムで教壇に立つ他、フォーチュン500社を含む企業、研究機関、国際機関のクライアントに対し、成功へと導くビジネスコミュニケーションを指導している
神田/房枝
日本航空入社、国際線客室乗務員として世界を駆け回り、日本国政府専用機にも乗務する。留学のため退職、渡米し、イェール大学大学院にて東アジア学修士号、博士号を取得する。その後、ボストン大学講師、ハーバード大学ポストドクトラルフェロー、ボストン美術館学芸部研究員となり、その間に数々の国際学会発表、学術記事出版を行う。ハルピン工業大学への留学経験もあり、英語の他に中国語も堪能。米国エグゼクティブボイス社東アジア開発ディレクターを経て、現在、日本支社であるエグゼクティブボイスジャパン代表取締役(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : ディーエイチシー (2012/10/10)
- 発売日 : 2012/10/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 238ページ
- ISBN-10 : 4887245335
- ISBN-13 : 978-4887245334
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Amazon 売れ筋ランキング:
- 386,863位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 69位ビジネス英会話
- - 314位ビジネス英文レター・Eメール
- - 762位英会話
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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トップレビュー
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2020年5月17日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
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2012年10月14日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
本書にはコミュニケーションに焦点を合わせると、いかに英会話が上達するかをデータなどを交えて書かれているのと、そのための具体的テクニックを紹介されている。それらは、簡単なものから、少し難しいテクニック(私には)までだが、どれも知っていると広く応用できる点が優れていると思った。
特に面白かったのは、優れたビジネスパーソンの会話の始め方、ピンポイントする単語の効果、英語におけるさまざまなポジティブ表現法などで、英語スクールに6年間通っているが、今まで教えてもらえなかったものばかり。
ビジネス英語を使う人なら目を通して正解だと思う。コラム部分もなかなか面白い。
特に面白かったのは、優れたビジネスパーソンの会話の始め方、ピンポイントする単語の効果、英語におけるさまざまなポジティブ表現法などで、英語スクールに6年間通っているが、今まで教えてもらえなかったものばかり。
ビジネス英語を使う人なら目を通して正解だと思う。コラム部分もなかなか面白い。
2013年1月15日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
ビジネス英会話を学びたい、と思っている方にオススメです。
まず、「ビジネス英会話」とはどういうものなのか、ということが解説されています。ビジネスで使われることを前提としていますので、相手に正確に伝わり、相手のことが正確に理解できることを求めます。そのために、正確性があり、論理的な展開をしていく必要があります。論理的な展開をする英語表現について、具体的に説明があり、実践で利用できます。また、印象を良くするための表現の技術も解説されており、一段上の英語を必要とするビジネスパーソンにはオススメの本です。ここに書かれていることをレアジョブなどのオンライン英会話で実践して鍛えていくと、より効果を実感するのではないでしょうか。
まず、「ビジネス英会話」とはどういうものなのか、ということが解説されています。ビジネスで使われることを前提としていますので、相手に正確に伝わり、相手のことが正確に理解できることを求めます。そのために、正確性があり、論理的な展開をしていく必要があります。論理的な展開をする英語表現について、具体的に説明があり、実践で利用できます。また、印象を良くするための表現の技術も解説されており、一段上の英語を必要とするビジネスパーソンにはオススメの本です。ここに書かれていることをレアジョブなどのオンライン英会話で実践して鍛えていくと、より効果を実感するのではないでしょうか。
2021年1月30日に日本でレビュー済み
本書は、日本人にあまり知られていないグローバル思考とコミュニケーション技術について紹介する。
例えば、以下のような内容。
■利益の陳述:
自分が語るメッセージの主要な価値についてまとめた短い一文。内容の要約や要旨でなく、相手の期待やメリットに焦点をあてる。話の冒頭にもってくることで相手の関心を引き寄せる。利益の陳述を作るステップは、①聞き手の目標や期待を考察する、②自分のメッセージの成果や利益を概観する、③クリエイティブで柔軟に、また大きなビジョンで展望する、④聞き手の目標や期待とメッセージの価値が繋がることを約束する一文を作る。
■ロードマップ:
利益の陳述の後に述べる主要トピックについての短い説明。これにより、お互い目的と成果の予想図を共有できる。
■ピンポイントする単語:
変化の状態、度合い、スピード、頻度を正確に描写するために、ありふれた単語以外に、それらを表す動詞・形容詞の語彙を増やすことが大切。例えば、「増加する」をincrease, go upで表すだけでなく、soar, surge, skyrocketなど劇的な変化を表す動詞を必要に応じて使う。
■スピーキングスタイルの変革:
大切な情報を選んでトーンを上げるだけで、相手に格段に意味が伝わりやすくなる。また、文の後で2秒、文節の後で1秒の間を置くことで話すスピードが適正化される。さらに、冠詞、前置詞、接続詞、代名詞などの機能語を素早く不明瞭に話すことが伝わる英語の近道(日本語で明瞭に話すのとは逆の感覚)。
■セイバック技法:
相手の話した内容を、一度要約し、それで相手に再確認する技術。相手にさせることで理解度を確認することもできる。
■単語の選び方:
主語を「I」だけで通すと、自己中心的というネガティブな印象を与える。主語をものにしたり、itにしたりすることで表現のインパクトを調節できる。また、否定のnotやcan'tは繰り返し使うと強いネガティブ性を感じるため、相手の非を訴えたいときなどを除けば、言い換えて前向きな表現にできないか検討する。
同じ著者の「日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術」と合わせて読了。どちらも英会話とコミュニケーション術を合わせて学べる良書だが、こちらの方が論点を絞ってかつすぐに実行できる印象。言葉の選び方で透明性を高めたりポジティブさを感じさせたりするというのは、確かに多くの日本人が知らないことであり、上手く使えれば大きく英語のレベルアップできると感じた。
例えば、以下のような内容。
■利益の陳述:
自分が語るメッセージの主要な価値についてまとめた短い一文。内容の要約や要旨でなく、相手の期待やメリットに焦点をあてる。話の冒頭にもってくることで相手の関心を引き寄せる。利益の陳述を作るステップは、①聞き手の目標や期待を考察する、②自分のメッセージの成果や利益を概観する、③クリエイティブで柔軟に、また大きなビジョンで展望する、④聞き手の目標や期待とメッセージの価値が繋がることを約束する一文を作る。
■ロードマップ:
利益の陳述の後に述べる主要トピックについての短い説明。これにより、お互い目的と成果の予想図を共有できる。
■ピンポイントする単語:
変化の状態、度合い、スピード、頻度を正確に描写するために、ありふれた単語以外に、それらを表す動詞・形容詞の語彙を増やすことが大切。例えば、「増加する」をincrease, go upで表すだけでなく、soar, surge, skyrocketなど劇的な変化を表す動詞を必要に応じて使う。
■スピーキングスタイルの変革:
大切な情報を選んでトーンを上げるだけで、相手に格段に意味が伝わりやすくなる。また、文の後で2秒、文節の後で1秒の間を置くことで話すスピードが適正化される。さらに、冠詞、前置詞、接続詞、代名詞などの機能語を素早く不明瞭に話すことが伝わる英語の近道(日本語で明瞭に話すのとは逆の感覚)。
■セイバック技法:
相手の話した内容を、一度要約し、それで相手に再確認する技術。相手にさせることで理解度を確認することもできる。
■単語の選び方:
主語を「I」だけで通すと、自己中心的というネガティブな印象を与える。主語をものにしたり、itにしたりすることで表現のインパクトを調節できる。また、否定のnotやcan'tは繰り返し使うと強いネガティブ性を感じるため、相手の非を訴えたいときなどを除けば、言い換えて前向きな表現にできないか検討する。
同じ著者の「日本人の知らないワンランク上のビジネス英語術」と合わせて読了。どちらも英会話とコミュニケーション術を合わせて学べる良書だが、こちらの方が論点を絞ってかつすぐに実行できる印象。言葉の選び方で透明性を高めたりポジティブさを感じさせたりするというのは、確かに多くの日本人が知らないことであり、上手く使えれば大きく英語のレベルアップできると感じた。
2012年10月12日に日本でレビュー済み
先週、会社帰りに書店に平積みされているのを見つけて購入。英会話をグローバルビジネスコミュニケーションとしてとらえた上でその向上方法を教えてくれる新鮮で濃い本です。すでに学校で英語の基本を学んだ大人にとってはコミュニケーション技術と発音こそ最重要で、基本以上の文法や語彙のブラッシュアップは後でいいというアプローチです。著者はアジア人英語をグローバルな実践レベルへと導くノウハウを知り尽くしていて、日本人のための英語向上方法が非常に的を得ています。まるで自分の英語の欠点を見透かされているかのよう。言語学者であることに加えて、ビジネス動向をコミュニケーションと結びつけて観察しているところも面白いです。ビジネス書としてもお勧めかも。最後のトヨタの話には、感動しました。
2013年1月28日に日本でレビュー済み
ヴァンス流会話術のすべてが凝縮している名書です。ヴァンス流英会話を学んで丸3年たちますが、この本を読んでヴァンス先生が言っていた意味が改めてよく分かりました。私は以前国際学会でヴァンス流プレゼンをしたところ、なんと並み居るネイティブを差し置いて、ベスト・プレゼン賞を勝ち取ることができました。あなたもヴァンス流会話術でプレゼンすれば、国際舞台で注目を浴びること間違いなしです。ぜひ本書を読んでください。