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クリスマスのフロスト (創元推理文庫) 文庫 – 1994/9

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ロンドンから70マイル。ここ田舎町のデントンでは、もうクリスマスだというのに大小様々な難問が持ちあがる。日曜学校からの帰途、突然姿を消した八歳の少女、銀行の玄関を深夜金梃でこじ開けようとする謎の人物…。続発する難事件を前に、不屈の仕事中毒にして下品きわまる名物警部のフロストが繰り広げる一大奮闘。抜群の構成力と不敵な笑いのセンスが冴える、注目の第一弾。


登録情報

  • 文庫: 534ページ
  • 出版社: 東京創元社 (1994/09)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4488291015
  • ISBN-13: 978-4488291013
  • 発売日: 1994/09
  • 商品パッケージの寸法: 14.8 x 10.6 x 2.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 37件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 28,443位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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形式: 文庫
主人公のフロストは頭がいいのか悪いのか。不注意なのか注意深いのか。よくわからないが、下品なジョークがおもしろいのは確かだ。「このネタちょっと覚えておいて何時か使ってみよう」と思うのはすでにオヤジ状態だろう。しかし、フロスト警部は単に下品なだけではなく、人情に厚く、正義感が強く、とても人間的に魅力を感じる(知り合いになりたいとは思わないけど。)推理ものとしては、いろいろの雑多な事件が複雑に絡み合うものの、各所の伏線がしらじらしくなく、結構納得して受け入れられる結末である。この点は奇をてらったどんでん返しを無理にこじつけ、ストーリーとして矛盾だらけになってくるシドニー・シェルダンとは異なり、フロストには後味の良さが残る。結局フロストシリーズは3巻とも読んでしまった。2巻、3巻とどんどんページ数が多くなっており、買う際にちょっとひるんでしまったが、一旦読み始めると、ページ数が多いことのデメリットなどは感じない。むしろ残りページの多さがかえってうれしくなってくる。「まだこれだけ読めるんだ」とね。推理小説でありながら、残りのページ数が減るに従って、さびしい気分になり、「もっと読んでいたい」という気分ななる本って、そうそうないでしょう。フロストシリーズはそんな話です。
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形式: 文庫
犯罪小説には、グロテスクな想像、痛みを感じる情景、苦い人生などの仮想苦痛というのが伴い、それも一つの非日常であっていいのだが、フロストシリーズはちょっと、いや大いに違う。 残酷な犯罪がこれでもかと起こるのに読後の心の温かさは何だろう? 心の晴れやかさは物理的なスケールより精神的なスケールだとあらためて教えられるのがこのフロスト警部。 下品なオヤジギャグの炸裂と言う評が多いが、極限の状態でもなお冗談がいえる人間のスケールに乾杯。他の登場人物の心の描き方も人間味あふれ、読む関心は犯人探しよりむしろ描かれる人間性に移る。クリスマスフロストは、フロストシリーズにのめりこむ最初の本として打ち上げ花火のような傑作。 休日の過ごし方として最高の時間がすごせるはず。
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形式: 文庫 Amazonで購入
これじゃあ、次の作品を読まずにいられないじゃないですか!もう!

と読了後に誰もが感じたでしょうね。こりゃあ1本取られました♪

私はお恥ずかしながら、本作が初のフロスト体験なんですが、
面白さと言う点で、比較の対象にしやすいのがやはり「Qシリーズ」だと思うのですね。

直近まで「Qシリーズ」を一気読みしていたのでいやが上にもそうなった経緯もあるのですが。
さて、読了後の率直な感想は最初に書いた通りなんですが、「ちょっと長いかな?」と言う感じも
否めません。ちょっと長いは=退屈ということなんですねえ。

サイドストーリーと言うほどではないのですが、おかずが多すぎる気がするんですね。
それはフロスト1作目ですから、フロスト自身の人と成りのお披露目と言う要素がどうしても
強く出でしまっているからなんでしょうか?

ドジでがさつ、乱暴、ルール無視、上司に対してはお互いに忌み嫌い合う、エロ親父のどうしようもない風
なんだけど、やたらと第六感が働き、義理人情に厚く、悪は追いつめて絶対にゆるさない。
さりげなく勲章なんか貰っていて実力は相当なもの。
こういうキャラクターは枚挙にいとまが無いと思うのですが、日本人は大好
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投稿者 radio5 投稿日 2005/10/23
形式: 文庫
ミステリが好きですが、気が付けば海外の現代作品は殆ど読んでなくて、食わず嫌いは良くないな、と取り敢えず評判の高いこの作品を購入。
これがハマってしまいました。
同時進行、若しくは時間差攻撃のように次々と事件が発生し、刑事がそれらを追いかけていく形態を「モジュラー型警察小説」と呼ぶのだそうで、兎に角これでもかと事件が起きまくり、警察署は慢性的な人手不足。
そこで我らがフロスト警部(とその他)が、仕事中毒≪ワーカホリック≫振りを遺憾なく発揮してその捜査にあたるのですが、活動すればするほど事件はこんがらがって行く様相を。
事件自体は、実は陰惨なものだったりするのですが、フロスト警部のお陰(?)で笑いながらお話は進みます。
大抵、この手のダメ刑事は、何を隠そう本当は凄く切れ者だったりするのですが――。
で、事件がこんがらがるだけこんがらがって、いくらなんでも収拾つかないんじゃないか、と思われたんですが、最後は実に鮮やかな収束を見せてくれます。
この作者さんは脚本家でもあるそうで、ややこしい事この上ない長いお話を、流れるように、しかも一瞬たりとも飽きさせないで持っていくストーリー運びは素晴らしく見事だと思います。はい。
最初っから最後まで実に面白かったです。笑いました。「海外作品を読んでみたいけど…」という人にもお薦め!
お気に召したら続編も是非どうぞ(長くなってます)。
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