他の皆さんの書かれたように、エジソンが開いた「電気社会」をひきあいに、テクノロジーが世界を変える、ネットによる「ワールドワイドコンピュータ」が人々の暮らしを変える、というのがこの本の論調である。
長く「欲しいものリスト」に入れていて、発行から6年という今頃になって入手、やっと読んだのだが、日々変化するコンピュータとネットの世界で、著者の主張は、古びるどころかますます現実味を深くしている。
電力の登場は「一発芸」ではなく、社会的実験の積み重ねであったこと、インターネットと同じであることがわかった。その影響の広さ深さにおいて、電力がエネルギーの決定版であるように、ネットが情報の決定版になることは間違いないだろう。
そして力のあるシステムは、自由と解放の象徴というより、抑圧と管理の道具になること、ヤフーまでもが各国の法律に従う以上、そうならざるを得ないという主張も、悲観論とばかりは言えない、現実の話だ。
何よりも、変革の中においては、たとえその主役を演じていても、真の変革の意味を見通すことが困難だという指摘が、著者の教養とセンスを感じさせる。
発行された2008年といえば、iPhoneがやっと3Gになった年だ。
その後Web2.0が、2.1や3.0になったという話は聞かない。中身はともかく、すでに見かけのユーティリティとしてはワールドワイドコンピュータは完成してしまったのかもしれない。そして、おそらく今は、メカと人間の進化を待っている状態なのだろう。
明るいか暗いか、誰にもわからない。アマゾンの書評を書くような我々が、まさに今着々とその未来を創っているのだ。
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クラウド化する世界~ビジネスモデル構築の大転換 単行本 – 2008/10/10
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グーグル、アマゾン、Salesforceは何をしているのか?ブロードバンドインフラとSaaSを武器に、時代はクラウドコンピューティングへ“スイッチ”する!著者のニコラス・カーは、2003年5月、『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌に掲載された「ITにお金を使うな」という記事でITの戦略的価値を否定し、『ニューズウィーク』誌においては「テクノロジー界のパブリック・エナミー・ナンバーワン」とまで書かれ、物議をかもした。その後、自身のブログでWeb 2.0にまつわる集合知幻想に冷水を浴びせる文章を発表した。このようにIT業界のみならず経済界からも注目されている著者が次に本書で打ち出すのは、電力会社の発展をメタファーとして語る“商品を物理的な形態やコストから解き放った、インターネットと情報産業がもたらす新しい経済”である。具体的には、潤沢なインフラが提供されたことでSaaS(Software as a Service)が可能になり、ひいてはユーティリティコンピューティングにつながることで、企業はITにとらわれず自社の生産活動に純粋に打ち込めるようになる、ということだ。そして、そのとき企業のビジネスモデルはどのように変わるのか? どのようなビジネスチャンスが考えられるのか? さらに、ユーザーはどうなるのか? 電気のスイッチを押すようにサービスが利用できるようになり、“ワールドワイドコンピュータ”が実現するとき、人々がつながるのは自宅のパソコンだけではないのだ。【原題】The Big SWITCH:Our New Digital Destiny
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社翔泳社
- 発売日2008/10/10
- ISBN-104798116211
- ISBN-13978-4798116211
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
IT業界のみならず経済界からも注目されているニコラス・G・カーが本書で打ち出すのは、電力会社の発展をメタファーとして語る“商品を物理的な形態やコストから解き放った、インターネットと情報産業がもたらす新しい経済”である。潤沢なインフラが提供されたことでSaaS[Software as a Service]が可能になり、ひいてはユーティリティコンピューティングにつながることで、企業はITにとらわれず自社の生産活動に純粋に打ち込めるようになるのだ。そして、そのとき企業のビジネスモデルはどのように変わるのか?グーグルやアマゾンなどが、すでに着手しているクラウドコンピューティング時代の幕開けに、ビジネスモデルの大きな変革期が訪れようとしているのだ。
著者について
ニコラス・G・カー(Nicholas G. Carr)
ダートマス大学で学士号を、ハーバード大学で修士号を取得。1997年から2003年に
かけて『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の上級編集者を務める。現在は
ビジネスライターとして、経営戦略・情報技術やその相互関係などを主なテーマに、
『フィナンシャル・タイムズ』紙、『ボストン・グローブ』紙などで執筆活動を
展開。また、「インターネットと社会に関するハーバード会議」「ハーバード・
ビジネススクール戦略とビジネス環境会議」などでも講演を行っている。著書に
『ITにお金を使うのは、もうおやめなさい』(ランダムハウス講談社)がある。
ダートマス大学で学士号を、ハーバード大学で修士号を取得。1997年から2003年に
かけて『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の上級編集者を務める。現在は
ビジネスライターとして、経営戦略・情報技術やその相互関係などを主なテーマに、
『フィナンシャル・タイムズ』紙、『ボストン・グローブ』紙などで執筆活動を
展開。また、「インターネットと社会に関するハーバード会議」「ハーバード・
ビジネススクール戦略とビジネス環境会議」などでも講演を行っている。著書に
『ITにお金を使うのは、もうおやめなさい』(ランダムハウス講談社)がある。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カー,ニコラス・G.
ダートマス大学で学士号を、ハーバード大学で修士号を取得。1997年から2003年にかけて『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の上級編集者を務める。現在はビジネスライターとして、経営戦略・情報技術やその相互関係などを主なテーマに、『フィナンシャル・タイムズ』や『ボストン・グローブ』ほか多数に寄稿。また、「インターネットと社会に関するハーバード会議」「ハーバード・ビジネス・スクール戦略とビジネス環境会議」などでも講演を行っている
村上/彩
1960年生まれ。上智大学国際関係論修士課程修了。翻訳家。明星大学講師(翻訳論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ダートマス大学で学士号を、ハーバード大学で修士号を取得。1997年から2003年にかけて『ハーバード・ビジネス・レビュー』誌の上級編集者を務める。現在はビジネスライターとして、経営戦略・情報技術やその相互関係などを主なテーマに、『フィナンシャル・タイムズ』や『ボストン・グローブ』ほか多数に寄稿。また、「インターネットと社会に関するハーバード会議」「ハーバード・ビジネス・スクール戦略とビジネス環境会議」などでも講演を行っている
村上/彩
1960年生まれ。上智大学国際関係論修士課程修了。翻訳家。明星大学講師(翻訳論)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 翔泳社 (2008/10/10)
- 発売日 : 2008/10/10
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4798116211
- ISBN-13 : 978-4798116211
- Amazon 売れ筋ランキング: - 218,884位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 236位その他の経営理論関連書籍
- - 1,093位マネジメント・人材管理
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2014年6月25日に日本でレビュー済み
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2012年1月26日に日本でレビュー済み
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今から100年前、安価な電力を供給するネットワークの完成によって、産業革命の成果が最大限に生かせるようになり、テクノロジーはヒトの身体能力を超えた。
このときも「電化は地球をユートピアに変える。」というような楽観的な未来像が巷にあふれた。ユートピアは実現しなかったが、電化は社会に大きな変化をもたらした。それが今の社会だ。電化によって製造業の収益性が上がって、労働者の取り分が増えたばかりでなく、多量の事務作業が必要になってホワイトカラーの需要が増えた。豊かになった労働者は高等教育を受けられるようになってホワイトカラーに進出し、中産階級が大量に出現した。
今私たちは、電化によって出現した社会に住み、クラウド化の真っ只中にいる。そして電化が進み始めたときと同様、楽天的な未来像が描かれている。つまり「クラウド化によって人々は、権力から自由になり、労働から開放される。創作活動の手段を個人が手に入れて、豊かな文化が創造され、調和と相互理解に満ちた社会が作られる。」
果たしてそうだろうかと著者は反論する。現在のところ、クラウド化によってホワイトカラーの仕事が奪われているが、それに変わる新しい仕事は作られていない。その結果賃金は抑えられて、貧富の差は拡大しつつある。権力はすぐに新しいツールを使って人々を支配する方法に熟達し、個人は創作活動の手段を手に入れて、創作活動に励むようになったが、それらの活動が生み出す利益は、一部のデジタルエリートに吸い上げられている。
今から40年くらい前、私がまだ子供だった頃、機械化によって人々は労働から解放されるという話をずいぶん聞かされた。それから40年たっても私たちは労働から解放されていない。それどころか機械化の波をもろにかぶった工員という職種は、需要がなくなって派遣やパートに切り替えられ、その労働条件は著しく低下した。現在ホワイトカラーでも同様の現象が進行中だ。機械化によって労働力が高く売れなくなったら、労働力を売って生活する中流は転落せざるを得ない。著者のいう経済的な力は大きな力を振るっているように見える。
私はテクノロジーがヒトの知的能力を超えた後に、その影響を受けて再編される社会を見ることはないだろう。しかしそれが素晴らしいユートピアであるとは思えない。
このときも「電化は地球をユートピアに変える。」というような楽観的な未来像が巷にあふれた。ユートピアは実現しなかったが、電化は社会に大きな変化をもたらした。それが今の社会だ。電化によって製造業の収益性が上がって、労働者の取り分が増えたばかりでなく、多量の事務作業が必要になってホワイトカラーの需要が増えた。豊かになった労働者は高等教育を受けられるようになってホワイトカラーに進出し、中産階級が大量に出現した。
今私たちは、電化によって出現した社会に住み、クラウド化の真っ只中にいる。そして電化が進み始めたときと同様、楽天的な未来像が描かれている。つまり「クラウド化によって人々は、権力から自由になり、労働から開放される。創作活動の手段を個人が手に入れて、豊かな文化が創造され、調和と相互理解に満ちた社会が作られる。」
果たしてそうだろうかと著者は反論する。現在のところ、クラウド化によってホワイトカラーの仕事が奪われているが、それに変わる新しい仕事は作られていない。その結果賃金は抑えられて、貧富の差は拡大しつつある。権力はすぐに新しいツールを使って人々を支配する方法に熟達し、個人は創作活動の手段を手に入れて、創作活動に励むようになったが、それらの活動が生み出す利益は、一部のデジタルエリートに吸い上げられている。
今から40年くらい前、私がまだ子供だった頃、機械化によって人々は労働から解放されるという話をずいぶん聞かされた。それから40年たっても私たちは労働から解放されていない。それどころか機械化の波をもろにかぶった工員という職種は、需要がなくなって派遣やパートに切り替えられ、その労働条件は著しく低下した。現在ホワイトカラーでも同様の現象が進行中だ。機械化によって労働力が高く売れなくなったら、労働力を売って生活する中流は転落せざるを得ない。著者のいう経済的な力は大きな力を振るっているように見える。
私はテクノロジーがヒトの知的能力を超えた後に、その影響を受けて再編される社会を見ることはないだろう。しかしそれが素晴らしいユートピアであるとは思えない。
2010年3月23日に日本でレビュー済み
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エジソンからマイクロソフト、グーグルなどに触れながら、技術革新、情報革新により社会が急速に変化しつつあり、それに伴い、我々人間の在り方も大きく変化しつつあることを指摘しているのだが、要点は最終章でも指摘されている以下の疑問にあるように思う。
私たちの頭脳はどうなるのか。我々がインターネットの巨大な情報倉庫を、自分自身の記憶の延長あるいは代用品としてますます過大に依存するにつれて、我々の思考方法も変化するのだろうか。我々が自分自身を理解し、自分と世界との関係を理解する仕方は変化するのだろうか。我々がより多くの知的情報をウェブに投入するにつれて、我々個人よりも知的になるのだろうか、あるいは知性を失うのだろうか。(引用)
そのような疑問に対し、「マシンは我々の記憶となるのだ。マシンは我々のアイデンティティとなるのだ。・・・かつては孤立に苦しんでいた一人ひとりの人間の頭脳が、連鎖して一体化する。」と肯定的に捉える見方と、「我々全員の内面で、複雑で内的な濃密さが、新しい自己に置き換わっている。それは、情報過多のプレッシャーと何でもすぐに使えるようにする技術の下で形成された自己である。・・・薄く広く広がって、ボタンをちょっと押せばアクセスできる情報の巨大ネットワークにつながる。」と否定的に捉える見方が存在する。
コンピューターシステムは、「人間を解放するテクノロジー(自由)か?」或いは「人間をコントロールするテクノロジー(支配)か?」。時代の波に執拗に抗う必要はないが、飲み込まれることなく、うまく乗りこなしたい。
私たちの頭脳はどうなるのか。我々がインターネットの巨大な情報倉庫を、自分自身の記憶の延長あるいは代用品としてますます過大に依存するにつれて、我々の思考方法も変化するのだろうか。我々が自分自身を理解し、自分と世界との関係を理解する仕方は変化するのだろうか。我々がより多くの知的情報をウェブに投入するにつれて、我々個人よりも知的になるのだろうか、あるいは知性を失うのだろうか。(引用)
そのような疑問に対し、「マシンは我々の記憶となるのだ。マシンは我々のアイデンティティとなるのだ。・・・かつては孤立に苦しんでいた一人ひとりの人間の頭脳が、連鎖して一体化する。」と肯定的に捉える見方と、「我々全員の内面で、複雑で内的な濃密さが、新しい自己に置き換わっている。それは、情報過多のプレッシャーと何でもすぐに使えるようにする技術の下で形成された自己である。・・・薄く広く広がって、ボタンをちょっと押せばアクセスできる情報の巨大ネットワークにつながる。」と否定的に捉える見方が存在する。
コンピューターシステムは、「人間を解放するテクノロジー(自由)か?」或いは「人間をコントロールするテクノロジー(支配)か?」。時代の波に執拗に抗う必要はないが、飲み込まれることなく、うまく乗りこなしたい。
2008年10月17日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
大著である。本書に盛り込んだ知見、引用、発言は膨大である。
原題は、The BIG SWITCH。世界の経済構造、人類の生活、知能までを
も劇的に変革する大潮流をみごとに描いた大作です。
著者は、鉄道、電力の歴史を丹念になぞり、その盛衰の本質を
ネットワークであるととらえる。電気の時代の勝者は、偉大なる
エジソンであったが、しかし、真の勝者は、電送グリッドの将来性
を見抜き巨大なインフラに育てたインサルという男であった。
今日、机上のPC、データセンターのコンピューティング設備を超えて、
すでに、あらゆるシーンで不可避の巨大な変革である、クラウド化を
丹念に、仔細に事実を拾い集めて描き出す、衝撃の書です。
それは、いかに出現してきたのか?いかに急速に発展しているのか?
その本質は何なのか?旧モデルと新世代モデルとのせめぎあいの果て
に、人類への大きな影響は何がやってくるのか?それをくまなく解き明かし
ます。
さらに、著者カーは、それをワールドコンピュータ、「1つの機械」
(ワン・マシン)と呼び、そのおぞましくも、すばらしい来るべき
未来をも丹念に書き表します。すなわち、人間がクラウドを便利に使う
その果てには、巨大な神、地球を覆う「完全なる知能」(グーグル創業者
による)の完了を目指すがごとく、世界中のユーザが、せっせと、クラウド
に情報、智慧、経験など、この世のあらゆるコトを毎秒インプットして成長
させ、完全なる神、iGodを加速化させている、と述べます。
General Purpose Technologyたる、電力との比喩をたくみにもちいつつ、
ノイマン型知能をはるかに超えようとする、技術と人類の世代交代を
ダイナミック、かつ、情緒的に描いた、秀作です。
原題は、The BIG SWITCH。世界の経済構造、人類の生活、知能までを
も劇的に変革する大潮流をみごとに描いた大作です。
著者は、鉄道、電力の歴史を丹念になぞり、その盛衰の本質を
ネットワークであるととらえる。電気の時代の勝者は、偉大なる
エジソンであったが、しかし、真の勝者は、電送グリッドの将来性
を見抜き巨大なインフラに育てたインサルという男であった。
今日、机上のPC、データセンターのコンピューティング設備を超えて、
すでに、あらゆるシーンで不可避の巨大な変革である、クラウド化を
丹念に、仔細に事実を拾い集めて描き出す、衝撃の書です。
それは、いかに出現してきたのか?いかに急速に発展しているのか?
その本質は何なのか?旧モデルと新世代モデルとのせめぎあいの果て
に、人類への大きな影響は何がやってくるのか?それをくまなく解き明かし
ます。
さらに、著者カーは、それをワールドコンピュータ、「1つの機械」
(ワン・マシン)と呼び、そのおぞましくも、すばらしい来るべき
未来をも丹念に書き表します。すなわち、人間がクラウドを便利に使う
その果てには、巨大な神、地球を覆う「完全なる知能」(グーグル創業者
による)の完了を目指すがごとく、世界中のユーザが、せっせと、クラウド
に情報、智慧、経験など、この世のあらゆるコトを毎秒インプットして成長
させ、完全なる神、iGodを加速化させている、と述べます。
General Purpose Technologyたる、電力との比喩をたくみにもちいつつ、
ノイマン型知能をはるかに超えようとする、技術と人類の世代交代を
ダイナミック、かつ、情緒的に描いた、秀作です。
2012年11月17日に日本でレビュー済み
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他のレビューにもあるように電力供給方法の変遷になぞらえてクラウドを解説している前半が特に興味深かったです。
後半では、クラウドの範疇に収まらず、インターネットを多面的にみていきます。
昔は明かりのある部屋に皆が集まっていたが、電力供給により各自の部屋で過ごす時間が増えたとあり、これは現在の情報伝達方法の変化に当てはまるのではないでしょうか。以前はノウハウのある人が中心にいたと思いますが、近頃では各自でインターネット・イントラネットを検索します。技術が更新されるスピードが速まっており、過去のノウハウがそれほど役立たないケースもありますが、周囲にいる経験者の意見は大事にしたいです。経験者の知恵は蝋燭の明かりのようなものかもしれません。
最新情報が書いてある本ではありませんが、クラウドについて知りたい方には、一読の価値が有ります。
後半では、クラウドの範疇に収まらず、インターネットを多面的にみていきます。
昔は明かりのある部屋に皆が集まっていたが、電力供給により各自の部屋で過ごす時間が増えたとあり、これは現在の情報伝達方法の変化に当てはまるのではないでしょうか。以前はノウハウのある人が中心にいたと思いますが、近頃では各自でインターネット・イントラネットを検索します。技術が更新されるスピードが速まっており、過去のノウハウがそれほど役立たないケースもありますが、周囲にいる経験者の意見は大事にしたいです。経験者の知恵は蝋燭の明かりのようなものかもしれません。
最新情報が書いてある本ではありませんが、クラウドについて知りたい方には、一読の価値が有ります。
2011年1月25日に日本でレビュー済み
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人工的な光は 「ろうそく→ガス灯→電球→LED」 と進化しました。
企業の生産活動に必要なユーティリティーは 水車→自家発電→商業発電 と進化しています。
本来の企業は、企業が生産し付加価値をつける活動に専念すべきで企業活動を行うためのユーティリティーのために力を使うべきでは無いのです。
これからのコンピューターの世界は、電気が必要な時に自分たちで発電することも無く、スイッチをつけるだけのように、パソコンのスイッチを押せば使えるようになるのが流れであることを気が付かせてくれる一冊です。
クラウド化が必要な時代の流れを感じさせてくれる一冊です。
企業の生産活動に必要なユーティリティーは 水車→自家発電→商業発電 と進化しています。
本来の企業は、企業が生産し付加価値をつける活動に専念すべきで企業活動を行うためのユーティリティーのために力を使うべきでは無いのです。
これからのコンピューターの世界は、電気が必要な時に自分たちで発電することも無く、スイッチをつけるだけのように、パソコンのスイッチを押せば使えるようになるのが流れであることを気が付かせてくれる一冊です。
クラウド化が必要な時代の流れを感じさせてくれる一冊です。





