メンタルレスキュー協会の3つの基礎講座…危機介入カウンセリング基礎講座1(MC:メッセージ・
コントロール)、危機介入カウンセリング基礎講座2(自殺念慮対処)、危機介入カウンセリング基礎講座3
(惨事対処)…で改訂を続けてきたレジメに、講座終了後の講師、実技指導者、クライエント役などスタッ
フのふり返りなど、そろそろ10年になろうかという歴史の中で協会が積み上げてきたことが集約された
内容に仕上がっていて、今年度からの基礎講座のテキストになるとのことです。
章立ても、講座の順に並んでいますが、その章に書かれていることは前の章を踏まえた内容になってい
るので、ハウ・ツー的に読むというよりも、第1章から終章までを読みとおすのがよいですし、メンタルレ
スキュー協会の講座は、なんといっても、実践を重視して、その中で自分で考えることを迫ってもくるの
で、受講したり、その後の勉強会に参加して、知識を技能にまで高めていくのがよいと思います。
メンタルレスキュー協会は、上級講座(個人/組織)も準備しているので、上級(私的には"組織")に進
んで、介入目的調整面接、情報提供、惨事後ミーティング(グループカウンセリング)までいくと、個人の
カウンセリングの実力も底上げされます。
基礎講座、上級講座で身につけた考え方やアプローチの仕方や"実践の中で自分で考える"姿勢は、
EAPのカウンセラーとして業務を請け負っているいまでも、今回のセッションをふり返って次のセッショ
ンを組み立てる時、顧客との打ち合わせの時などで使わせてもらっています。
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