今読み終わりました。
最初は最近発売された『クトゥルフ神話 探索者たち 鈴森君の場合 』のような
“新感覚TRPG”かとは最初は思ってました。
でも実際はガチの異界転生先がクトゥルフ神話だった件についてだったわけで。
この作品の最大の売りは他でもない、クトゥルフ神話TRPGのタブーである
リアルクトゥルフ神話知識とメタ推理でクリアを目指すといった事です。
今まで色々なクトゥルフ神話リプレイ本やライトノベルが発売されましたが、
この本は新たな勢力の一角になる、メタクトゥルフともいうべき新たな勢力です。
『クトゥルフ神話 探索者たち 鈴森君の場合 』の“新感覚TRPG”とはまた違うジャンルです。
あまり詳しいことは控えさせていただきますが、クトゥルフ神話TRPGの鍛えられた探索者なら
読んで損は無いと思える内容です。
主人公の考えがリアルプレイヤーなら共感できる、また自分でもそうするだろうな～と感じる事請け合い。
だからといって、知らない人が読んだらダメなのか？いいえご安心ください。
説明は丁寧されてますし、文章はちょいちょい砕けて読みやすくて
サクサク読めます。ただ、やはりこの本はクトゥルフ神話TRPG経験者であればあるほど面白いので
そこでこの作品の感じ方、評価が上下すると思いますのでご注意ください。
- 単行本: 304ページ
- 出版社: KADOKAWA (2019/2/5)
- 言語: 日本語
- ISBN-10: 4040730984
- ISBN-13: 978-4040730981
- 発売日： 2019/2/5
- 梱包サイズ: 18 x 13 x 2.4 cm
- カスタマーレビュー: 評価の数 15
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