今まで読んできたギリシャ神話の中では一番情報量が多くて読みやすい本でした。
岩波文庫のあのピンクの表紙がいかにも古臭い感じで最初慣れなかったんですが、これはそんな感じがなくて良いです。
この手の神話本は、後で読み返した時に、これって実はこう言いたかったのかなと考え直したりできる物なので、一気に読了せず、時間を掛けてちまちま読むと良いです。
ただ、アポロドロス、ヘシオドスの順に本を読んできてブルフィンチ辺りの解説を読むと、どうしてもオウィディウスのローマ神話依りの解説になってきてしまうみたいで、ギリシャ神話のグロで下品な描写が抜かれて書かれてしまい、それが情報が詳しいだけに残念です。
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