そんな言葉は微塵とも感じさせない美麗なグラフィック。『Unreal Engine 3』という技術を駆使しているようで、映像処理が非常に大変かつ不安定ということを耳にしたが、不具合とみられる箇所が見当たらない。また非常に丁寧に作りこまれている。序盤から既に凄いのだが、中盤(地底)以降からは唖然とするばかりだろう。開発者の技術の凄さが堪能できる至極の作品だ。
近未来の惑星時代を背景に、地底に住み着くローカスト(エイリアン?のような先住民?)と人類が、終わりなき戦争を繰り広げられる。以外にどこでもありがちな物語の設定なのだが
『絶望的な状況の中で、あがき生き延びる。また再び危機が訪れる』
このゲームにはとても強く感じられる為、ありがちな物語でも興奮が冷めることなく楽しめる。また洋ゲーらしさを漂わせるキャラも魅力的だ。
舞台も中世ヨーロッパのような建造物から近未来を彷彿させる武器や施設。神秘的な洞窟。また人間の内臓のように気色悪い舞台を駆け巡るなど、色々な情景を見せてくれたり、演出が凝っているのも魅力的だ。
システムは物陰に隠れながらの三人称視点シューティングだ。ありがちだと思うが、純粋なシューティングなのだ。そこがミソなのだ。
時に近距離戦闘を必要とする。ライフルに付属しているチェーンソー。残虐描写はひどいが、ゲームでしか味わえない爽快感が味わえる。また敵の強さも丁度よく、賢いため戦略性も求められる。歯ごたえ抜群のゲームだ。
ただ惜しい点がある。『操作の快適さ』だ。操作に慣れるまでが難い。移動の方向・視点の切り替え・反応の鈍さなど色々ある。そして乗り物での戦闘・空中戦。難易度が優しくても苦戦は必至になるだろう。
今ならお手頃価格で手に入るのでオススメのゲームだ。残念ながら欠点が目立つ為、評価が『あと少し』という結果だが、それを払拭する最高の面白さがここにある。






