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キューバ紀行 (集英社文庫) 文庫 – 1995/3

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「祖国か、死か、われらは勝つ」至るところで見受けられるこの標語には、キューバ革命の切実さがこめられていた。独特の人種構造と砂糖生産に限定された経済構造。それがつくりだしたキューバの人々の気質。政治的にも経済的にも大国の影響下にあった国家の、宿命からの脱出の歴史に、20世紀後半の最大の特徴を見る。国家と国家の支配関係における本質的な問題を見据えた紀行文学の最高峰。


登録情報

  • 文庫: 255ページ
  • 出版社: 集英社 (1995/03)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4087483150
  • ISBN-13: 978-4087483154
  • 発売日: 1995/03
  • 商品パッケージの寸法: 15.5 x 11 x 1 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 3.5 6件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 478,279位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

5つ星のうち 3.5

トップカスタマーレビュー

形式: 文庫
作家堀田善衛氏が革命後のキューバを訪れ、「アメリカ経由の新聞記事」でなく、現地の空気に直接触れた印象を綴った旅行記。アメリカの資本あるいは政治的思惑に翻弄されてきたキューバに、「人間としてまともな生活」(p.58)を取り戻す対抗運動として、革命家フィデロ・カストロが現れたこと、革命が隆起してきたことなど、革命に至る経緯を作家の目で観察している。この本の特徴は、近代キューバ史を描写が、同時に、北方の強大国アメリカの政治的・経済的な支配構造の描写、アメリカの思惑に小さなキューバがどれほど翻弄されてしまったのかの描写となっている点にある。この点、アメリカを考えるにも興味深い考察となっている。
 ただ気になる点を挙げるとするならば、キューバ人へ接近する姿勢が今ひとつ踏み込めていないような気がする。例えば、苦しみの歴史を生き抜かなければならなかったお婆さんに、歴史から受けなければならなかった悲しみの本質を尋ねようと考えるも、お婆さんが「通りすがりの一夜の旅の者には、たとい話して聞かせても、この気持ちはわからぬということを、知っていたのではないまでも感じていた」(p.207)のであろうと推測するばかりで、堀田氏は敢えて問いかけようとしていない。
 良識的な作家として、悲しみの領域にズケズケと入り込まない姿勢を保っているかも知れないが、良識を伴うことでキューバ人により深く共感
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形式: 文庫
著者ならではの、鳥瞰的で広く自由な眼が見たキューバ。
恥ずかしがり屋で、なかなか演説を始められないフィデル・カストロ。聴衆が「フィデル、話たくなるまで待ってるからね!」と応援するのが印象的。手に手を取って国作りをする姿の現れに見える。
その弟で、「髭が見えるまで女だと思った」美青年のラウル・カストロ。革命初期に、この弟を弁護する弁護士としてのフィデルの演説こそが「独立宣言の神髄」と紹介されるのがおもしろい。
「どこさいくかね」と登場する、通訳の日系人青年。「『用心棒』や『七人の侍』は、フィデルの話なんだろう?」と、黒澤明が好きすぎるキューバの人々。

アメリカののど元に位置する、砂糖生産というモノカルチャー体制を強いられてきたキューバ。それがもたらした極端な貧富の差と、それを強いるアメリカのいびつさが明確になる。アメリカの傘下にいる我々には気づきにくい事かもしれない。
アメリカに封鎖されながらの経済は困難を極めた。2015年になっての国交回復は喜ばしいが、混乱や格差も起こりそうだ。キューバの原点を見返すのに最適の書だと思う。
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形式: 文庫
革命数年後のキューバを見た堀田善衛が書いた本作。
タイトル通りの紀行文に終わるはずはなく、そこに住む人々や指導者カストロへの感情、キューバという国を通して見たアメリカ中心的世界の歪み等まで、内容は多岐にわたる。対象とは一歩距離を取り、知識人としての姿勢を保とうとしつつも、しかしぐいぐいと引かれていく堀田氏自身の心の動きも感じられて面白い。
今の感覚から見ると言葉も内容も非常に慎重に選びすぎている気もするが、本書が刊行されたのは1966年である。改めて作者の視点の普遍性を感じる。
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