ややうるさい感じもしますが、ヘッドのデザインも良く、ステンレス製のため錆びず。打撃面は銅がインサートされている為固い地面にペグを打った時に手に戻る衝撃、ビーンというやつが柔らぎ、また打撃時にペグに食い付くため打ちやすいハンマーです。
ですが長く使って行くと、銅部分は交換が必要になります。ステンレス鋼420J2って磁石が付くんですね。
後部にはペグ抜きもついており、スッポ抜け防止のストラップの金物等も確りした作りになっています。
ストラップはスノーピークのものと比べ薄めですが、このくらいな方がフィット感が良いように思えます。
構造的には良くあるペグハンマーの作りです。
柄はヨーロッパブナで、形状は基本的に同じですがこちらの方が若干角が立っています。またニスの仕上げもお粗末ですが、握った感じは悪くないです。柄の木目も斜めに入っていますので強度的には良くありません。スノーピークの方は木目は縦に確り通っていて圧着によるチェッカリング(滑り止め加工)が入っています。
柄とヘッドに隙間がある。ここは大事なところですね。
使用していくとこれが原因でヘッドの緩み、首の止め金も弾ける可能性があります。
対策としては隙間にクサビを打ち込んでおけば良いのですが、スノーピークに比べこういった所がお粗末です。
また、補強金具の止め位置もずれています。made in japanのスノーピーク製はキッチリ センターに止めてあります。
こう言ったところから、値段の差がお分かりになるかと思います。(それでもスノーピークは設定か価格が高いとは思うけどw)。
こういった道具は使い込んで味が出る、多少の傷は気にしない方がほとんどでしょう。
多少仕上げが甘くても、手をかけていけば愛着もわくものです。
コスパ的には良いペグハンマーなのでよくチェックして手を加えれば長く使えるでしょう。
4枚目写真はクサビ打ってエポキシボンドで補修後です。
色 | 純銅ヘッド「犀」C5 |
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サイズ | 直径35×120×290mm |
素材 | 鉄・クヌギ木 |
電池付属または内蔵 | いいえ |
スタイル | ステンレス ペグハンマー キャンプ 設営 ペグ抜き |
製品サイズ | 29.3 x 3.8 x 11.5 cm; 800 g |