・作者の主義主張を押し付けない
・特定の解釈を強要しない
・もやもやも感、不条理感を無理やり解決しない
といったところが、長きにわたって作品が支持されている秘訣でしょうか
キノの旅XXI the Beautiful World (電撃文庫) (日本語) 文庫 – 2017/10/7
時雨沢 恵一
(著)
著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます
この著者の 検索結果 を表示
あなたは著者ですか?
著者セントラルはこちら
|
この商品はセット買いができます
『キノの旅-the Beautiful World- 1-23巻 新品セット 』 こちらをチェック
-
本の長さ252ページ
-
言語日本語
-
出版社KADOKAWA
-
発売日2017/10/7
-
ISBN-10404893399X
-
ISBN-13978-4048933995
よく一緒に購入されている商品
こちらもおすすめ
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
1分以内にKindleで キノの旅XXI the Beautiful World (電撃文庫) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ずしりと重い音と共に城門が開ききって、キノがエルメスを押していくと、彼等が喋っているのが分かった。その声が聞こえてきた。『情報通りです!旅人さんが!たった今入国しました!若いモトラド乗りで、モトラドは銀色タンクの渋い一台!革鞄には年季が窺えて、旅の過酷さを如実に物語っている!』彼等は喋っていた。キノとエルメスにも聞こえるくらいハッキリとした大声で。しかし、それは隣にいる人間に向けてのではなく、全員が視線をキノ達に向けたままで―。(「有名になれる国」)他全13話収録。
出版社より
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
![]() |
|
---|---|---|---|---|---|---|
キノの旅XVIII the Beautiful World (電撃文庫) | キノの旅XIX the Beautiful World (電撃文庫) | キノの旅XX the Beautiful World (電撃文庫) | キノの旅XXI the Beautiful World (電撃文庫) | キノの旅XXII the Beautiful World (電撃文庫) | キノの旅XXIII the Beautiful World (電撃文庫) | |
内容紹介 | 峠を越えてキノとエルメスが辿り着いたのは、“四年に一度、盆地の五カ国が一日だけの『大戦争』をする国”だった。(「スポーツの国」)他全13話収録の第18巻! | “忘れようとしても忘れられない”と教えられた国へ入国するキノとエルメス。しかし出国してから思い出そうとすると……。(「美しい記憶の国」他全12話収録) | 「旅人さん! オレには分かるよ、実は女性だろ? だから単刀直入に言うぜ! オレの彼女にならないか?」「はい?」(「拘らない国」)他全11話収録。 | 「師匠はこう言っていた。“彼等は一日に一回、国の中心に来て、そこにある石版に鍵を差し込んでは、捻っていました”」「で? で?」「お終い」「はいいっ?」(「鍵の国」)他全13話収録。 | キノとエルメスは国の南側で、一つのドームを見つけた。薄暗いドームの中で、無造作に散らばっているのは、多種多様な白い骨。骨はまるで、ちりばめた宝石のように光っていた。「行くよ」「あいよ」(「餌の国」)他 | 「あの箱ですか? 私達の永遠の命を守ってくれるものですよ! あそこには、たくさんの国民達が眠っています!」「つまりまさかーー」エルメスの言葉を入国審査官は笑顔で遮りました。(「眠る国」)他全11話収録 |
登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2017/10/7)
- 発売日 : 2017/10/7
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 252ページ
- ISBN-10 : 404893399X
- ISBN-13 : 978-4048933995
- Amazon 売れ筋ランキング: - 203,327位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.6
星5つ中の4.6
30 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2017年12月26日に日本でレビュー済み
違反を報告
Amazonで購入
9人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2017年10月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
21巻目。ここ近年のものと比較してはショート・ショートが多く、風刺が多い新刊であり、短編集として私はかなり好きな巻です。
単純で単調な風刺話に見えても、最後にちょっと毒の一刺しがあり、ストーリーに起伏があって大変おもしろかったです。
今回、一番印象に残るのはやはり9話「女の国」であり、21巻目にしてあの人の過去ということ自体も興味深いことながら、話自体もいかにもキノの旅の世界観という形で良く、そして話の構成も最後にお前だったのかと、軽いどんでん返しで綺麗に畳むという非常にシリーズファンとしても良い一話でした。
単純で単調な風刺話に見えても、最後にちょっと毒の一刺しがあり、ストーリーに起伏があって大変おもしろかったです。
今回、一番印象に残るのはやはり9話「女の国」であり、21巻目にしてあの人の過去ということ自体も興味深いことながら、話自体もいかにもキノの旅の世界観という形で良く、そして話の構成も最後にお前だったのかと、軽いどんでん返しで綺麗に畳むという非常にシリーズファンとしても良い一話でした。
2017年10月12日に日本でレビュー済み
キノとしゃべる二輪車エルメスが旅をして色々な国を訪ねる物語の21冊目です。
色々な文化程度の、それぞれの風習がある城壁に囲まれた国々が点在する世界。
この巻は、
おおきな30メートルもある人物像がたくさんそびえる「巨人の国」とその像が立っている意外な理由
個人でラジオ番組を作成して放送することが流行っていて国民が夢中になっている「有名になれる国」の様子
きれいな人ばかりが住んでいる「美男美女の国」に移民をするための「厳しい」条件
などのお話が、載っています。
なかでも、
義務教育はあるけれど、学校に通わずに勉強をするシステムが完備された「Nの国」で、キノが勉強をしながらも他者との距離の取り方がぶれない様子や、
「読書が許されない国」のショートショートなのに起承転結がはっきりしていて小気味よいオチ、が読んで楽しかったです。
また、ディンプルキーを国民全員が大切に持っていて、国の真ん中にある石碑についている鍵穴を日に一回まわしている「鍵の国」の
「理由はわからないけれど伝統だから続ける」国民ののんびりした様子と
石碑に掘られた碑文が伝える驚愕の真相との落差が面白いです。
旅の寓話の短編集。
どのお話も面白かったです。
色々な文化程度の、それぞれの風習がある城壁に囲まれた国々が点在する世界。
この巻は、
おおきな30メートルもある人物像がたくさんそびえる「巨人の国」とその像が立っている意外な理由
個人でラジオ番組を作成して放送することが流行っていて国民が夢中になっている「有名になれる国」の様子
きれいな人ばかりが住んでいる「美男美女の国」に移民をするための「厳しい」条件
などのお話が、載っています。
なかでも、
義務教育はあるけれど、学校に通わずに勉強をするシステムが完備された「Nの国」で、キノが勉強をしながらも他者との距離の取り方がぶれない様子や、
「読書が許されない国」のショートショートなのに起承転結がはっきりしていて小気味よいオチ、が読んで楽しかったです。
また、ディンプルキーを国民全員が大切に持っていて、国の真ん中にある石碑についている鍵穴を日に一回まわしている「鍵の国」の
「理由はわからないけれど伝統だから続ける」国民ののんびりした様子と
石碑に掘られた碑文が伝える驚愕の真相との落差が面白いです。
旅の寓話の短編集。
どのお話も面白かったです。