編集者の私は、週末に担当している作家アラン・コンウェイの新作「カササギ殺人事件」を読み始める。
しかし、その原稿にはクライマックスというべき解決部分がなかった。
そして飛び込んできたアランの自殺のニュース。
ということで、本作の中に、「カササギ殺人事件」というミステリが存在する。この「カササギ殺人事件」はまさにアガサ・クリスティーファンにはたまらない魅力にあふれている。
舞台はまさに「ミスマープル」や「ポアロ」を彷彿とさせるイギリスの美しい田舎の村であり、登場人物たちの思考、行動が複雑にからみあいながら進む形式もとてもとても楽しかった。
なにより見事なのは、この「カササギ殺人事件」と現実世界、現代社会で起きた事件との複雑な融合だ。作家や関係者実名登場など、遊び心にもあふれており、とても楽しめた。
翻訳についても、言葉遊びなどがふんだんに盛り込まれて高度な技術が必要と思われるが、簡潔明快で素晴らしかった。
豪華絢爛な大作を堪能しました。
この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
カササギ殺人事件〈上〉 (創元推理文庫) 文庫 – 2018/9/28
アンソニー・ホロヴィッツ (著) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
購入を強化する
【本屋大賞翻訳小説部門第1位獲得! ついに5冠達成! !ミステリを愛するすべての人々に捧げる驚異の傑作】
2019年本屋大賞翻訳部門第1位
『このミステリーがすごい! 2019年版』第1位
『週刊文春ミステリーベスト10 2018』第1位
『ミステリが読みたい! 2019年版』第1位
『2019本格ミステリ・ベスト10』第1位
◎朝日新聞書評欄「売れてる本」に掲載されました (2019年1月12日付、評者・杉江松恋氏)
ミステリ界のトップランナーが贈る、すべてのミステリファンへの最高のプレゼント!
1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは……。その死は小さな村の人々へ徐々に波紋を広げていく。消えた毒薬、謎の訪問者、そして第二の死。病を抱えた名探偵アティカス・ピュントの推理は――。現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ作品!
2019年本屋大賞翻訳部門第1位
『このミステリーがすごい! 2019年版』第1位
『週刊文春ミステリーベスト10 2018』第1位
『ミステリが読みたい! 2019年版』第1位
『2019本格ミステリ・ベスト10』第1位
◎朝日新聞書評欄「売れてる本」に掲載されました (2019年1月12日付、評者・杉江松恋氏)
ミステリ界のトップランナーが贈る、すべてのミステリファンへの最高のプレゼント!
1955年7月、パイ屋敷の家政婦の葬儀がしめやかにおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは……。その死は小さな村の人々へ徐々に波紋を広げていく。消えた毒薬、謎の訪問者、そして第二の死。病を抱えた名探偵アティカス・ピュントの推理は――。現代ミステリのトップ・ランナーによる、巨匠アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ作品!
- 本の長さ345ページ
- 言語日本語
- 出版社東京創元社
- 発売日2018/9/28
- 寸法10.6 x 1.5 x 14.9 cm
- ISBN-104488265073
- ISBN-13978-4488265076
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは…。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。余命わずかな名探偵アティカス・ピュントの推理は―。アガサ・クリスティへの愛に満ちた完璧なるオマージュ・ミステリ!
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ホロヴィッツ,アンソニー
イギリスを代表する作家。ヤングアダルト作品『女王陛下の少年スパイ!アレックス』シリーズがベストセラーになったほか、人気テレビドラマ『刑事フォイル』『バーナビー警部』の脚本を手掛ける
山田/蘭
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
イギリスを代表する作家。ヤングアダルト作品『女王陛下の少年スパイ!アレックス』シリーズがベストセラーになったほか、人気テレビドラマ『刑事フォイル』『バーナビー警部』の脚本を手掛ける
山田/蘭
英米文学翻訳家(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1分以内にKindleで カササギ殺人事件 上 〈カササギ殺人事件〉シリーズ (創元推理文庫) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
登録情報
- 出版社 : 東京創元社 (2018/9/28)
- 発売日 : 2018/9/28
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 345ページ
- ISBN-10 : 4488265073
- ISBN-13 : 978-4488265076
- 寸法 : 10.6 x 1.5 x 14.9 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 43,477位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 147位創元推理文庫
- - 574位英米文学研究
- - 778位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

イギリスを代表する作家。ヤングアダルト作品〈女王陛下の少年スパイ! アレックス〉シリーズがベストセラーに。また、人気テレビドラマ『刑事フォイル』の脚本、コナン・ドイル財団公認のシャーロック・ホームズ・シリーズの新作長編『シャーロック・ホームズ 絹の家』などを手掛ける。アガサ・クリスティへのオマージュ作『カササギ殺人事件』では『このミステリーがすごい!』『本屋大賞〈翻訳小説部門〉』の1位に選ばれるなど、史上初の7冠に輝く。さらにホーソーン&ホロヴィッツ・シリーズ『メインテーマは殺人』『その裁きは死』でもすべてのランキングで1位に選ばれ、3年連続で年末ミステリランキングの完全制覇を達成した。
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
星5つ中の4.1
412 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。

私は、表題の「謳い文句」に騙されて上下2巻を同時に購入してしまった「失敗者」です。もし、あなたが、購入をして「未読」で、それこそ「巨匠クリスティー」の『スタイルズ荘の怪事件』『五匹の子豚』『カーテン』etc.や、エラリー・クイーンの「本格的古典ミステリ」を読んでおられないのなら、即、購入した書店で「交換」して貰う事をお勧めいたします。あなたの貴重なお金と時間を無駄にしないためにも。とは言え、この「カササギ殺人事件」上巻は、正に「クリスティーへのオマージュ」であり、「本格ミステリ」を味わう事が出来ます。訳文もこなれていて、読書を楽しむことが出来るでしょう。が、問題は、この小説の「構成」が、「二重」になっており、「本編『カササギ殺人事件』」を全部読むには、下巻の「一部」が必要だ、と言う事です。本来は「★2つ」としたい処ですが、「クリスティーへのオマージュ」が成功している点で、「★3つ」としました。が、繰り返しになりますが、「未読」の方は、この本を購入為さらない事を強くお勧めいたします。「下巻」のレビューは、別途、書きます。其処で、この本が「全体としては★2つ」である事をお知らせしましょう。さて、上記のレビューを書いてから2年、まさか此の本の「続編」ー「ヨルガオ殺人事件」が出るとは思いもしませんでした。だって、「あの作家」無しで、どうして「続編」等有り得るでしょうか?続編、素晴らしかったです。詳しくは「ヨルガオ殺人事件」の上・下巻のレビューをご参照下さい。最近のミステリでは滅多に無い事ですが、其れを切欠として、此の本を再読する気になりました。総体的評価は然程変りません。矢張り、構成も「仕掛け」も「ヨルガオ殺人事件」が優れています。繰り返しになりますが、上巻及び下巻の最後に収録された「カササギ殺人事件」は、とても上質の本格ミステリです。更に付け加えるなら、本書は「返品」「交換」をしなくても良い本である点は、2年前のレビューを「訂正」しておきます。買って損の無いミステリの一冊と言えるでしょう。問題は「下巻」なのです。
このレビューの画像
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
2018年11月22日に日本でレビュー済み
違反を報告する
Amazonで購入
107人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2018年11月5日に日本でレビュー済み
最近、小説の帯の煽り文句にうんざりしている。
「衝撃のラスト1行!」「電車の中で涙が止まりませんでした」など、出版社の策略に騙されてきた。
この作品も帯に有名作家や編集者の賞賛の声(煽り文句)が満載で、見事に買わされてしまった。
しかし、帯に書かれていた賞賛の声は真実であった。
もの凄いどんでん返しがあるわけではないが、最近あまりお目にかかれない古典的な探偵小説であり、何と言っても完成度の高いフーダニット(犯人当て)が2度も楽しめる凝った作りになっている。
1つは本編であり、女性編集者スーザン・ライランドを探偵役とする物語。
もう1つは作中作、架空の作家「アラン・コンウェイ」作で名探偵アティカス・ピュントを探偵役とする物語。
この2つの物語が絡み合うところがこの作品の要であり読みどころでもある。
上巻を読み終えて下巻に行くところで唖然となり、下巻はもう止まらなかった・・・。
悔しかったのは、本編も作中作も犯人が当てられなかったこと。
逆に当てられないということは、それだけこの作品がすばらしいということである。
散りばめられた伏線の回収、読者を嘲笑うかのような目くらまし、2つの物語をつなぐ構成力、そして読了後に訪れるスッキリ感、すべて完璧。近年稀に見る怪作と言っていい。
アガサ・クリスティーを久しぶりに読みたくなった。
「衝撃のラスト1行!」「電車の中で涙が止まりませんでした」など、出版社の策略に騙されてきた。
この作品も帯に有名作家や編集者の賞賛の声(煽り文句)が満載で、見事に買わされてしまった。
しかし、帯に書かれていた賞賛の声は真実であった。
もの凄いどんでん返しがあるわけではないが、最近あまりお目にかかれない古典的な探偵小説であり、何と言っても完成度の高いフーダニット(犯人当て)が2度も楽しめる凝った作りになっている。
1つは本編であり、女性編集者スーザン・ライランドを探偵役とする物語。
もう1つは作中作、架空の作家「アラン・コンウェイ」作で名探偵アティカス・ピュントを探偵役とする物語。
この2つの物語が絡み合うところがこの作品の要であり読みどころでもある。
上巻を読み終えて下巻に行くところで唖然となり、下巻はもう止まらなかった・・・。
悔しかったのは、本編も作中作も犯人が当てられなかったこと。
逆に当てられないということは、それだけこの作品がすばらしいということである。
散りばめられた伏線の回収、読者を嘲笑うかのような目くらまし、2つの物語をつなぐ構成力、そして読了後に訪れるスッキリ感、すべて完璧。近年稀に見る怪作と言っていい。
アガサ・クリスティーを久しぶりに読みたくなった。
ベスト500レビュアー
Amazonで購入
世評が高かったので期待して手に採ったのだが残念な出来。上巻はアランという作家が書いたクリスティ風(ミス・マープル風の小村を舞台にポワロ風の名探偵)の作中作(伏線の張り過ぎの感あり)。ところがこの作中作は唐突に終わっている(様に見える)。下巻はこの原稿を読んだアラン担当の女性編集者スーザンの憤慨に始まるが、アランは既に自殺していた。そして、下巻は真相を突き止めるためのスーザンの言動の一人称で進む。
アランが身の回りの事(トリックに関する他人のアイデアまで)を何でもお手軽に自作に組み入れるので、人間関係や屋敷などが作中作とスーザンの一人称とでほぼ相似形になっている努力は買える。巻末の"解説"では、これを<Double Who Done It?>と称賛していた。しかし、どうも下巻は女性版ハードボイルドの趣きでジェット・コースタの様に進行し、推理の部分が少ない。本作はクリスティへのオマージュの由なので、下巻はもっとジックリと描いて欲しかった所。
私は"作中作"と聞いて、もっと大掛かりな仕掛けを期待していたのだが、さほどでもなかった。作者が好きだと言う英語のアナグラムを日本語のアナグラムに変換した訳者の労を多としたいが、アランが考えていたアナグラムの酷さが私(日本人)には伝わらず、この点でも隔靴掻痒の感を免れなかった。
アランが身の回りの事(トリックに関する他人のアイデアまで)を何でもお手軽に自作に組み入れるので、人間関係や屋敷などが作中作とスーザンの一人称とでほぼ相似形になっている努力は買える。巻末の"解説"では、これを<Double Who Done It?>と称賛していた。しかし、どうも下巻は女性版ハードボイルドの趣きでジェット・コースタの様に進行し、推理の部分が少ない。本作はクリスティへのオマージュの由なので、下巻はもっとジックリと描いて欲しかった所。
私は"作中作"と聞いて、もっと大掛かりな仕掛けを期待していたのだが、さほどでもなかった。作者が好きだと言う英語のアナグラムを日本語のアナグラムに変換した訳者の労を多としたいが、アランが考えていたアナグラムの酷さが私(日本人)には伝わらず、この点でも隔靴掻痒の感を免れなかった。
2019年5月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
書評の評判は最高であるが、読んだ感想。
二重三重に物語が組み込んでいるところのチャレンジは認めるが、、、トリックが稚拙であり、また登場人物の名前を記憶するのは日本人に負荷がある。評論家が高得点を与えているが、本を読めば理解していただけると思うが、私は駄作と思う。
二重三重に物語が組み込んでいるところのチャレンジは認めるが、、、トリックが稚拙であり、また登場人物の名前を記憶するのは日本人に負荷がある。評論家が高得点を与えているが、本を読めば理解していただけると思うが、私は駄作と思う。
2020年7月31日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
翻訳が下手すぎて残念です。
言い回しをもう少し日本人向きな面白い表現に変えて翻訳して欲しかった。
これだったら洋書を読んだ方がいいのでは?と思った。
内容も面白くなく、なかなか進まない。
やっと上巻も終わりかけになりましたが、何度もやめようと思いながら
もしかしたらこれから面白くなる?と思い読んでいますが
やっぱり面白くないです。
色んな小説を読んでいますが、かなり久しぶりにアウトな感じです。
下巻も一緒に購入してしまったのに、既に読み疲れています。
折角購入したから最後まで読むべきか…
迷っています。ほんとに残念です。
言い回しをもう少し日本人向きな面白い表現に変えて翻訳して欲しかった。
これだったら洋書を読んだ方がいいのでは?と思った。
内容も面白くなく、なかなか進まない。
やっと上巻も終わりかけになりましたが、何度もやめようと思いながら
もしかしたらこれから面白くなる?と思い読んでいますが
やっぱり面白くないです。
色んな小説を読んでいますが、かなり久しぶりにアウトな感じです。
下巻も一緒に購入してしまったのに、既に読み疲れています。
折角購入したから最後まで読むべきか…
迷っています。ほんとに残念です。
ベスト500レビュアー
Amazonで購入
先日、アンソニー・ホロヴィッツの『メインテーマは殺人』を読んであまり面白くなかったが、かねてより「このミステリーがすごい!」など本書の評価が高く気になっていたので本書『カササギ殺人事件』を読んでみることにした。
上巻を読み始めて小説のなかに小説がはめ込まれている構成に戸惑う。
ある出版社に勤める編集者が週末に渡された『カササギ殺人事件』という探偵小説の初稿をワイン片手に楽しんで読むことにした。
この小説の作者アラン・コンウエイは、この出版社のドル箱的存在であり名探偵アティカス・ピュントシリーズを過去に何作か世に出しているという設定である。
主人公のピュントが末期の悩腫瘍で余命三ヶ月と医師に宣告を受けている。
時は第二次世界大戦後10年過ぎた1955年7月、サマセット州にある貴族の屋敷で起こる殺人事件にピュントが関わることであるが、ストーリーそのものはクラッシックな探偵小説の王道を行くような小説であり少々退屈しながらページを繰ることになった。
そもそも主人公の探偵ピュントが余命幾ばくもないという設定がどうも評者の好みではないようである。
ピュントが犯人が誰か推理できたと言い終えたところで上巻は終わっているが、さて下巻はどんな展開になるやらと思いながら読み終えました。
上巻を読み始めて小説のなかに小説がはめ込まれている構成に戸惑う。
ある出版社に勤める編集者が週末に渡された『カササギ殺人事件』という探偵小説の初稿をワイン片手に楽しんで読むことにした。
この小説の作者アラン・コンウエイは、この出版社のドル箱的存在であり名探偵アティカス・ピュントシリーズを過去に何作か世に出しているという設定である。
主人公のピュントが末期の悩腫瘍で余命三ヶ月と医師に宣告を受けている。
時は第二次世界大戦後10年過ぎた1955年7月、サマセット州にある貴族の屋敷で起こる殺人事件にピュントが関わることであるが、ストーリーそのものはクラッシックな探偵小説の王道を行くような小説であり少々退屈しながらページを繰ることになった。
そもそも主人公の探偵ピュントが余命幾ばくもないという設定がどうも評者の好みではないようである。
ピュントが犯人が誰か推理できたと言い終えたところで上巻は終わっているが、さて下巻はどんな展開になるやらと思いながら読み終えました。