こんな関係あり得る?
そんな読み出しをして、読んでいくうちに、これって有りかも!に変わった1冊でした。
人物それぞれの底に流れる何とも言えない優しさが心地よく読み終わったら、ファーザーロスになっていた。大好きな1冊です❤️
オー!ファーザー (新潮文庫) (日本語) 文庫 – 2013/6/26
伊坂 幸太郎
(著)
著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます
この著者の 検索結果 を表示
あなたは著者ですか?
著者セントラルはこちら
|
-
本の長さ557ページ
-
言語日本語
-
出版社新潮社
-
発売日2013/6/26
-
寸法14.8 x 10.5 x 2 cm
-
ISBN-104101250278
-
ISBN-13978-4101250274
よく一緒に購入されている商品
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
父親が四人いる!?高校生の由紀夫を守る四銃士は、ギャンブル好きに女好き、博学卓識、スポーツ万能。個性溢れる父×4に囲まれ、息子が遭遇するは、事件、事件、事件―。知事選挙、不登校の野球部員、盗まれた鞄と心中の遺体。多声的な会話、思想、行動が一つの像を結ぶとき、思いもよらぬ物語が、あなたの眼前に姿を現す。伊坂ワールド第一期を締め括る、面白さ400%の長篇小説。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
伊坂/幸太郎
1971(昭和46)年千葉県生れ。’95(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。’03年『重力ピエロ』、’04年『チルドレン』、’05年『グラスホッパー』、’06年『死神の精度』『砂漠』が直木賞候補に。’04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。’08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1971(昭和46)年千葉県生れ。’95(平成7)年東北大学法学部卒業。2000年『オーデュボンの祈り』で、新潮ミステリー倶楽部賞を受賞し、デビュー。’03年『重力ピエロ』、’04年『チルドレン』、’05年『グラスホッパー』、’06年『死神の精度』『砂漠』が直木賞候補に。’04年『アヒルと鴨のコインロッカー』で吉川英治文学新人賞受賞。’08年『ゴールデンスランバー』で第5回本屋大賞と山本周五郎賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2013/6/26)
- 発売日 : 2013/6/26
- 言語 : 日本語
- 文庫 : 557ページ
- ISBN-10 : 4101250278
- ISBN-13 : 978-4101250274
- 寸法 : 14.8 x 10.5 x 2 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 89,018位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
こちらもおすすめ
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.3
星5つ中の4.3
115 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。
トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
レビューのフィルタリング中に問題が発生しました。後でもう一度試してください。
VINEメンバー
Amazonで購入
父親が4人いる。
これだけでいわくつきな物語に違いない。
前半に貼られる物語の布石。正直とっつきにくく、何が起こるのか。何が進んでいるのか今ひとつわかりにくく、
これはおもしろいのだろうかと疑問に思う瞬間もありました。
しかし後半一気に物語が動き出します。そこからが異常に面白い。
あれもこれもと詰め込まれた前半の布石が一気に生きます!
これだけでいわくつきな物語に違いない。
前半に貼られる物語の布石。正直とっつきにくく、何が起こるのか。何が進んでいるのか今ひとつわかりにくく、
これはおもしろいのだろうかと疑問に思う瞬間もありました。
しかし後半一気に物語が動き出します。そこからが異常に面白い。
あれもこれもと詰め込まれた前半の布石が一気に生きます!
2012年7月10日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
父親4人に母と息子が1人。
複雑な家庭環境のようだが、きっと普通の家庭より彼は恵まれていて
幸せだ。
父親4人が、それぞれ全く異なる性格と職業を持っているが
息子に対してはそれぞれがそれぞれの愛し方で息子に関わっている。
そして息子のピンチには一丸となって立ち向かう。
「重力ピエロ」とはまた違った家族の絆。
いつものようにあちこちに広がった話も最終的に上手く収束し
期待を裏切らない伊坂作品だと思います。
複雑な家庭環境のようだが、きっと普通の家庭より彼は恵まれていて
幸せだ。
父親4人が、それぞれ全く異なる性格と職業を持っているが
息子に対してはそれぞれがそれぞれの愛し方で息子に関わっている。
そして息子のピンチには一丸となって立ち向かう。
「重力ピエロ」とはまた違った家族の絆。
いつものようにあちこちに広がった話も最終的に上手く収束し
期待を裏切らない伊坂作品だと思います。
2010年6月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
伊坂幸太郎の新著。主人公は、お父さんが4人いる普通(?)の高校生。著者の
作品らしく、“できた”青年である彼が、様々なトラブルに巻き込まれていく物
語です。特長溢れる4人のお父さん、話の中心なのにずーっと登場しないお母さん、
どんなに嫌がってもついてくる女の子と、いつもながら脇役は効いています。
軽快なテンポは相変わらず。ラストで様々なサイドストーリーが収束していくの
も恒例ですが、その収束の見事さはイマイチでした。
著者の最近の作品は作風の変化を模索している感じのものが多いですが、「伊坂
エンタの真骨頂」と帯にも表示されている通り、本書はこれまで通りの作風。著
者としては平均点以下だが、これまでのファンが安心して手に取れる本です。
作品らしく、“できた”青年である彼が、様々なトラブルに巻き込まれていく物
語です。特長溢れる4人のお父さん、話の中心なのにずーっと登場しないお母さん、
どんなに嫌がってもついてくる女の子と、いつもながら脇役は効いています。
軽快なテンポは相変わらず。ラストで様々なサイドストーリーが収束していくの
も恒例ですが、その収束の見事さはイマイチでした。
著者の最近の作品は作風の変化を模索している感じのものが多いですが、「伊坂
エンタの真骨頂」と帯にも表示されている通り、本書はこれまで通りの作風。著
者としては平均点以下だが、これまでのファンが安心して手に取れる本です。