「え?これで終わり?」というのが見た後の感想。ムダな時間だったわ。
なんかスッゴいAI積んだロボットを作ったので、人間を超えないようにリミッターを作りました。このリミッターが「二つのプロトコル」。1,生物を傷つけるな。2、修理・改造するな。ロボット会社によると、このプロトコルは絶対に破れないことになってます。
しかし冒頭で自己を修理するロボットが発見されます。これはプロトコルが破られたことを意味するのか?だとしたらその方法は?プロトコルには何か抜け穴があるのか?!
この時はSFミステリーの予感がしてワクワクしてました。
....実はセキュリティを作ったのはリミッターが付いてないプロトタイプのAIで、人間には破れないけどAIには破れます。そんなことは会社の上層部は承知してました。この時点でミステリもクソもない。期待した自分がバカを見た。
不都合な真実なので、会社は改造されたロボとその関係者を抹殺しようと始末屋(殺し屋?)をさしむけます。主人公も抹殺対称の一人です。紆余曲折を経て、(完全武装で人質まで用意していたのに!)殺し屋は全員返り討ちにあい、改造ロボは重度汚染区域へと逃走。主人公とその妻子も海の見える地へと逃げ延びて終了。ロボットたちによる新たな時代の幕開けの悪寒……?
でもね、件のロボット会社は存続してるんですよ。殺し屋からの連絡が途絶えたら彼等はどうするでしょう。主人公とその妻子を、そのまま野放しになんてするわけないですよね。奴らを捕らえて、妻子を拷問にかけてでも、改造ロボがどうなったか口を割らせようとするでしょう。もはや彼等に安住の地はありません。都市に帰れば抹殺され、帰らなければ干からびて飢え死にします。どちらに転んでもバッドエンド 一直線。
逃亡したロボについても、会社は彼等を見逃したりはしないでしょう。汚染区域に核を落としてでも始末するはずです。またロボ自身も、修理できると言ってもその補修部品の供給を人間に頼っています。いずれは自分たちでウラン鉱山や発電所や製鉄所や半導体工場を建設するかもしれませんが、それまでは間接的な人類の支援なしに彼等単独では生き延びることはできないのです。人類との接点を失った逃走ロボは、遠からず部品の寿命を迎えて機能停止するでしょう。こちらについてもバッドエンド 一直線。

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