AT-PEQ20の他にAT-PEQ3も手に入れたので、2機種の音質を比較してみました。
システムはプレーヤーとカートリッジがテクニクスSL-10+シュアーM92E、アンプが某オーディオショップ特製の管球式、スピーカーがオーディオプロ・イメージ44です。
まずゲインはAT-PEQ20の方が高く、同じ音圧を得るのにボリュームの位置が低くて済みました。
音色は同一メーカーだけあって似ており、質感や解像度も価格差から想像するほどの違いはありません。
ただ、AT-PEQ20の方が音に厚みと柔らかさがあり、上級機としての格が感じられました。
しかし、クッキリ感ではAT-PEQ3に若干分があり、ボーカルを聴くと肉声感では劣る一方で発声の明瞭さでは勝る印象です。
柔らかさとクッキリ感を両立させるためには、もっと上の価格帯の製品でないと無理なのかもしれませんね。
個人的な好みならAT-PEQ20に軍配を上げますが、MCカートリッジを使う予定がないならAT-PEQ3の方がお得感があります。
電池付属 | いいえ |
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電池使用 | いいえ |
ブランド名 | Audio Technica(オーディオテクニカ) |
メーカー | Audio Technica(オーディオテクニカ) |
製品型番 | AT-PEQ20 |
梱包サイズ | 21.4 x 18.2 x 6.2 cm; 980 g |
商品重量 | 980 グラム |