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オーケストラ、それは我なり 朝比奈隆 四つの試練/中丸美繪 単行本 – 2008/12/12

5つ星のうち 4.4 9件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

「引退するには早すぎる」それが、93歳まで現役の指揮者として大阪フィルを率いた巨匠・朝比奈隆の最後の言葉だった―『嬉遊曲、鳴りやまず』で斎藤秀雄を描いた著者が、朝比奈本人と80余名への取材で綴る決定版評伝。

著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)

中丸/美繪
茨城県生れ。慶応義塾大学文学部英文科卒業。会社勤務の後、主に音楽や歌舞伎関係のエッセイを執筆してきた。1997(平成9)年『嬉遊曲、鳴りやまず―斎藤秀雄の生涯』で第四五回日本エッセイスト・クラブ賞。第九回ミュージック・ペンクラブ賞を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)


登録情報

  • 単行本: 328ページ
  • 出版社: 文芸春秋; 四六版 (2008/12/12)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4163705805
  • ISBN-13: 978-4163705804
  • 発売日: 2008/12/12
  • 商品パッケージの寸法: 19 x 13.8 x 2.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.4 9件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 103,382位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

投稿者 taki 投稿日 2008/11/20
形式: 単行本
私は毎日、電車の窓から大阪フィルハーモニーの練習場を眺めながら通勤するのですが、
朝比奈隆氏については晩年の成功した姿しか知らなかったので、目から鱗の落ちる本でした。
氏の特殊な出自や満州で終戦を迎え、命の危険を生き延びたことや、実はオーケストラとの
確執があったことなど、興味深く引き込まれるように読みました。

とくにオーケストラがストライキを起こした時のエピソードが胸にせまりました。
練習時に指揮を始めても、音が返って来ないという…生活者としての楽員の言い分にも理があり、
また、朝比奈氏が独裁者的なところはありつつも、それまでとにかくオーケストラを維持する
ために努力を続けてきたのを、読んできただけに悲しかったです。

「はじめたことは続けなければならない」という言葉がありますが、朝比奈氏が音楽を始めて
師の言葉「一日でも長く生きて、一回でも多く舞台に立て」と、その言葉通りに努力し、
音楽の場を保つことにも尽力し、時には円を描くだけで、オーケストラ自身が調和するように
指揮をすると、オーケストラ自身が音を聞き合いその指揮に返す。そういう場面を読むと、
けして満点ではなかったけれども、やはりあの楽団には幸せがあったのだと、この本を読んでのち、
私はあの大阪フィルの小さな建物を見るたび思うのです。
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形式: 単行本
朝比奈隆は、自ら、「才能に恵まれないから、1日でも長く生きて1回でも多く指揮をする」と語っていたそうだ。
彼の人生は、彼が指揮するブルックナーの人生と音楽そのもの。悠々たる歩みのなかで、時には激しく、時には悲しく、時には美しく、フィナーレに向け、圧倒的なクライマックスを築き上げていくものだった。凡庸、愚鈍と嘲られることがあっても、自分の歩みを決して止めなかった。
正統な音楽教育を受けていないが故のコンプレックスや、才能ある若手に対する嫉妬心、NHKとの確執、中央楽壇からの黙殺。「聖人君子」な朝比奈が振る「神聖な儀式」のような晩年のコンサートに至るまでの、朝比奈の「石の上にも3年」の音楽家人生が詳細に描かれ興味深い。晩年の彼は、「神聖な儀式」のようなコンサートを指揮する「聖人君子」ではなかった。自分ががんに侵されている事も知らず、ただ自分の音楽を自分だけのスタイルで演奏しただけだった。
朝比奈隆はカラヤンと同い年であった。帝王と呼ばれ、才気に満ち溢れ、疾走する華麗な音楽人生を歩んだカラヤンと正反対の人生を歩んだ朝比奈隆を描いた、音楽評論として出色の1冊である。
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形式: 単行本
本書をある種の暴露ととらえる人もいるかもしれません。自分の立場を脅かすような実力者を切っていくくだりなど、今までは余り公にされていなかった部分かもしれませんが、オーケストラを率い、団員の生活を守り、経営を成り立たせる中でそのような出来事がない方が不自然であるし、そのような清濁併せのむ部分があってこそ人間の営みというものでしょう。ですから、この本は全く朝比奈を中傷するものではありませんし、そういった出来事をあえて掲載して、その上で人間朝比奈を改めて讃えるという著者の力技が見事に発揮されている好著と言うべきでしょう。「おっさんのブルックナーはよかったな」と団員がつぶやくくだりに一人の偉大な魂が浮き彫りになります。
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形式: 単行本
朝比奈の93年の生涯を描いたこの本、なんと一晩で読了してしまった。この本ほど朝比奈の偉大さと悲しさ、朝比奈の本質を描ききったものはないと思われる。生前の朝比奈本人と80余名の関係者への取材から綴られた本書には、朝比奈がこれまで語ったことのない話が多々ある。
さらに、朝比奈の20代に書いた手紙の数々を著者は高校の友人宅から発見し、それが本の見返しに使われている。朝比奈の直筆と当時の心情をそのまま知ることができるのだ。
副題の「四つの試練」のうち、「隠された出自」では、桁外れの明治の偉人を父親にもつ朝比奈の苦悩が浮き彫りにされる。京大時代にはメッテルとの出会いから急激に音楽への傾斜がはじまる。ベートーヴェンの第9初演時の著者中丸美繪の描写はこうだ。「その涙が象徴するように、朝比奈ほど感動しながらこの曲を演奏したものはいなかったはずだ。感動を得たものだけが音楽を希求し、もっとも音楽の真髄へ近寄る」
朝比奈は満州ハルビンで敗戦後の逃亡生活を経て、戦後大阪で関西交響楽団の立ち上げた。
しかし、それは思わぬNHK大阪放送局との確執を生む。晩年の朝比奈へのN響への頻繁な登場からは想像もできないことだ。また「第四の試練」の楽員との問題、大阪では朝比奈の不人気が取りざたされていたことなど、東京での晩年の満員御礼の演奏会からは思いも寄らぬことばかり。
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