キャラクターの造形、設定等、目立つところに置いてある看板には、とにかく出落ち感が漂っている作品です。
探偵がオークだったり、謎の超能力的推理を行えたり、ヒロインが超記憶力をもっていたり……という諸設定は、ぶっちゃけてしまえば「どうでもいい」の一言に尽きます。
なぜなら、作中で大して活かされていないのです。
またイギリス+名探偵+タイトルから類推される有名キャラクターのパロディ要素も含んでいますが、これも全く活かされていません。
総じて、それらフレーバーが「第一印象をにぎやかすための一発ネタ」にしか感じられないのは大きなマイナス要素です。
ただそれはそれとして、ストーリーそのものは意外性はなくとも読みやすくまとまっており、一巻を最後まで読み切るのに苦痛は感じませんでした。
なお第一話はウェブ上から無料で読めますので、それである程度の雰囲気は把握できるかと思います。
ただし先に書いた「第一印象をにぎやかすための一発ネタ」をここぞと詰め込んであるのが第一話なので、それらに期待しすぎると裏切られるかもしれません。
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