星は中身に対してです。
本編で語っている事と作品のシステムが相反していて、テーマ選択か描写手段選択をミスっていると思うので★-1
対談については俯瞰が中途半端だと感じます。
いかにもコンピュータが嫌いな古い人間ならではの偏った認識が視野を狭めていると思いました。
コンピュータは道具でしかありませんから、それをどう使うかを決めているのは使っている側の意識です。
情報に依存すると現状を拡大することに、価値観の有無や使用手段は関係なく、格差社会の理由の一つとしては優先される何かが常に該当しているに過ぎません。
統計を事実化という認識も歪です。
その箇所で養老氏が自ら語っている事も裏付けていますが、人は大量の情報を纏めるのに削ぎ落とし手段しか使えません。
そして微分化という切り分けによって分類ができ、整理ができ、傾向が掴め、対策がとれます。
統計には統計から漏れた分があるのは当然で、統計自体が現実から乖離しているわけではありませんし、統計を用いなければ意識から漏れた予測不可能な見落としが大量に紛れ込むだけのことです。
そしてシステム化と意外性の相反する間を歴史は揺れ動き、人間社会はそういうものだと認識する事が大事だとしていますが、それ以前に人間が生み出すことに絶対はないのだという1番の基本を養老氏は忘れた言動をしているように思えます。
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