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オカシナ記念病院 単行本 – 2019/12/20
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病気を治すのは「善」か?著者渾身の医療エンターテインメント!
離島の医療を学ぼうと、意気込んで「岡品記念病院」にやってきた研修医の新実一良。
ところが先輩医師や看護師たちはどこかやる気がなく、薬の処方は患者の言いなり、患者が求めなければ重症でも治療を施そうともしない。
反発心を抱いた一良は在宅医療やがん検診、認知症外来など積極的な医療を取り入れようとするが、様々な問題が浮き彫りになっていき――。
現代医療の問題点を通して、生とは何か、死とは何かを問いかける。
著者渾身の医療エンターテインメント。
離島の医療を学ぼうと、意気込んで「岡品記念病院」にやってきた研修医の新実一良。
ところが先輩医師や看護師たちはどこかやる気がなく、薬の処方は患者の言いなり、患者が求めなければ重症でも治療を施そうともしない。
反発心を抱いた一良は在宅医療やがん検診、認知症外来など積極的な医療を取り入れようとするが、様々な問題が浮き彫りになっていき――。
現代医療の問題点を通して、生とは何か、死とは何かを問いかける。
著者渾身の医療エンターテインメント。
- 本の長さ368ページ
- 言語日本語
- 出版社KADOKAWA
- 発売日2019/12/20
- 寸法13.5 x 2.4 x 19.5 cm
- ISBN-104041088216
- ISBN-13978-4041088210
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
離島の医療を学ぼうと、意気込んで「岡品記念病院」にやってきた研修医の新実一良。ところが先輩医師や看護師たちはどこかやる気がなく、薬の処方は患者の言いなり、患者が求めなければ重症でも治療を施そうともしない。反発心を抱いた一良は在宅医療やがん検診、認知症外来など積極的な医療を取り入れようとするが、さまざまな問題が浮き彫りになっていき―。現代の医療の問題点を通して、生とは何か、死とは何かを問いかける。著者渾身の医療エンターテインメント。
著者について
●久坂部 羊:大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。作家・医師。2003年、小説『廃用身』でデビュー。小説に、『破裂』『無痛』『悪意』『芥川症』『いつか、あなたも』『介護士K』、エッセイに『大学病院のウラは墓場』『日本人の死に時』など、医療分野を中心に執筆。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
久坂部/羊
1955年大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。作家・医師。2003年、小説『廃用身』でデビュー。医療分野を中心に執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1955年大阪府生まれ。大阪大学医学部卒業。作家・医師。2003年、小説『廃用身』でデビュー。医療分野を中心に執筆を続ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : KADOKAWA (2019/12/20)
- 発売日 : 2019/12/20
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 368ページ
- ISBN-10 : 4041088216
- ISBN-13 : 978-4041088210
- 寸法 : 13.5 x 2.4 x 19.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 258,980位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 8,597位日本文学
- カスタマーレビュー:
著者について
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カスタマーレビュー
5つ星のうち4.1
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35 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2020年3月26日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
癌もそうだが、病気で亡くなるのは寿命、その人の耐用年数に達したと言う事なのだ(人に刺されたとか乗っていた飛行機が墜落して死んだとか、冤罪で死刑になりそうだとかじゃないんだからさ)。この程度のVirusでジタバタ騒ぐのはみっともない。
3人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
ベスト1000レビュアー
久坂部さんはブラックユーモアたっぷりの医療小説が多い印象だったが、本書は近代医療の矛盾を分かりやすく説明したもので、考えさせられる内容だった。
真面目一辺倒の研修医が離島の南沖平島で行われている「ほどよい医療」に驚きながらも、少しずつそれを理解していく過程が楽しめた。
がん検診や認知症対策、禁煙対応がことごとくうまくいかない様子は、いかに離島で暮らす患者さんの意に沿っていないかを示すものだったと思う。
・東京では最良の医療を求めて症状がないが病気を見つけるが、この島では患者が積極的な医療を求めない。
・医学は安心を高めなければならないのに、予防医学を強いて病気の恐怖で患者を怯えさせ、不安ばかり大きくしている。
・治療はした方がいい場合もあるし、しない方がいい場合もある。近代医療は治癒と延命ばかり追い求めて、死にゆく人への配慮が欠けている。
この考えは確かに東京では受け入れがたいと思うが、こんな病院もあって、患者が自ら選択できるといいなと思った。
真面目一辺倒の研修医が離島の南沖平島で行われている「ほどよい医療」に驚きながらも、少しずつそれを理解していく過程が楽しめた。
がん検診や認知症対策、禁煙対応がことごとくうまくいかない様子は、いかに離島で暮らす患者さんの意に沿っていないかを示すものだったと思う。
・東京では最良の医療を求めて症状がないが病気を見つけるが、この島では患者が積極的な医療を求めない。
・医学は安心を高めなければならないのに、予防医学を強いて病気の恐怖で患者を怯えさせ、不安ばかり大きくしている。
・治療はした方がいい場合もあるし、しない方がいい場合もある。近代医療は治癒と延命ばかり追い求めて、死にゆく人への配慮が欠けている。
この考えは確かに東京では受け入れがたいと思うが、こんな病院もあって、患者が自ら選択できるといいなと思った。
2020年4月13日に日本でレビュー済み
離島の老人医療の現場を通じて、本来の老人医療の在り方や人間の終わり方といった真面目なテーマをエンターテインメント性を豊かにおもしろ、おかしく、世に問うている。読み進むにつれて、フィクションなのかノン・フィクションなのかわからなくなるほど面白い。
また、現代医療の二面性についても辛辣に問題点を浮き彫りにし、素人にも分かりやすく解説してくれているのはありがたい。また、所々に出てくる喫煙や肺がんや認知症といった成人病についても医者ならではの分かりやすい薀蓄があり、これには“目からウロコ”の感心の連続。
また、老人の末期医療についての著者の倫理観には賛同するところ大。著者は終始一貫して“無駄な延命治療は患者を苦しませるだけ”と言い切り、ごく自然体で生と死を受け入れることを説いているように聞こえてならないのです。身内に、やがて自分の周りにそのような例が出てくると一気に親近感がわく本。
また、現代医療の二面性についても辛辣に問題点を浮き彫りにし、素人にも分かりやすく解説してくれているのはありがたい。また、所々に出てくる喫煙や肺がんや認知症といった成人病についても医者ならではの分かりやすい薀蓄があり、これには“目からウロコ”の感心の連続。
また、老人の末期医療についての著者の倫理観には賛同するところ大。著者は終始一貫して“無駄な延命治療は患者を苦しませるだけ”と言い切り、ごく自然体で生と死を受け入れることを説いているように聞こえてならないのです。身内に、やがて自分の周りにそのような例が出てくると一気に親近感がわく本。
殿堂入りベスト50レビュアー
Amazonで購入
"『患者の気持は最大限、優先する。治療も患者がやってくれと言うならとことんやればいい。しかし、患者が求めてもいないのに、病気を治そうとするのは、医者の驕りだと私は思うよ』2019年発刊の本書は、医者でもある著者が現在医療の問題点を通して、生死を問いかける医療エンタメ小説。
個人的には、関わらせていただいている【読書による文学賞】の推薦図書として手にとらせていただきました。
さて、そんな本書は離島医療を学ぼうと(どうやら沖縄近くにある)架空の岡品記念病院にやってきた真面目一徹の研修医を主人公に、患者が明らかに重症とわかっていても【求めなければ治療もせず】場合によっては延命治療もとい『縮命治療』と称して【安楽死すら間接的に手伝う】先輩医師たちに反発するも、逆に空回りしてしまう姿を描いているのですが。
人生100年時代、とにかく【長生きする事が絶対的に正しい事】だとする空気感に『人それぞれではないか?』と違和感を覚えている私にとっては、こんな病院が実際に存在したら社会的には大問題かもしれなくても【どこか憧れてしまう】不思議な読後感でした。
また著者の本は初めて読みましたが、本人が医者でもあることから、場面場面での描写やセリフのやりとりがリアルというか、がんや認知症予防でまことしやかに語られていることは【果たして本当なのか?】こちらも考えさせられます。
全ての人生の午後世代へ、また現状の【本人の意思や家族事情を考えない】医療現場に疑問を感じている方にもオススメ。
個人的には、関わらせていただいている【読書による文学賞】の推薦図書として手にとらせていただきました。
さて、そんな本書は離島医療を学ぼうと(どうやら沖縄近くにある)架空の岡品記念病院にやってきた真面目一徹の研修医を主人公に、患者が明らかに重症とわかっていても【求めなければ治療もせず】場合によっては延命治療もとい『縮命治療』と称して【安楽死すら間接的に手伝う】先輩医師たちに反発するも、逆に空回りしてしまう姿を描いているのですが。
人生100年時代、とにかく【長生きする事が絶対的に正しい事】だとする空気感に『人それぞれではないか?』と違和感を覚えている私にとっては、こんな病院が実際に存在したら社会的には大問題かもしれなくても【どこか憧れてしまう】不思議な読後感でした。
また著者の本は初めて読みましたが、本人が医者でもあることから、場面場面での描写やセリフのやりとりがリアルというか、がんや認知症予防でまことしやかに語られていることは【果たして本当なのか?】こちらも考えさせられます。
全ての人生の午後世代へ、また現状の【本人の意思や家族事情を考えない】医療現場に疑問を感じている方にもオススメ。