前作もかなり激しかったですが、今回もどれだけの銃弾が飛び交ったことか。ミッションインポッシブルみたいな、いわゆる大衆的なスパイアクションものを期待すると、辛い目に遭います。残酷さは覚悟して下さい。
前作もそうでしたが、バッタバッタとなぎ倒されていくところは、映画とは思えないくらい怖いリアリティがあります。が、マイクも間髪いれずになぎ倒していきますが、現実的なのが良いです。今回、ラストで、マイクが敵を締め上げ損ねるところは、少し感情が入ったからかセリフを言わせるためか、やや甘かったですね。
マイクがSASと突撃していくところは、映画史に残りそうな凄い撮り方でした。ゲームのようでしたが、迫力と恐ろしさが半端なかったです!
しかし、日本が勝手につけたタイトル、何とかならんかったんかねえ。96時間と同じで失敗でしたね。次作はきっと長いですが、エンドオブエアフォースワン、でしょうね…(笑)
因みに前作は絶対観ておかないと繋がりません。前作は、原題にホワイトハウスなど入っていないのに、同時期のホワイトハウスダウンと間違えられたりしましたが、その映画とはスケールや怖さが全く違います。勝負にもならないです。
アーロン・エッカート扮する大統領、これだけ身体をボロボロにされた大統領は、映画史上いないんじゃないかな(苦笑) 前作の冒頭でボクシングをしていたし、アイフランケンシュタインを観てると、もっと戦えそうな気がしてしまいます。今回、銃で敵を撃ち呆然としていますが、初めての殺人だったのでしょうね。
対してマイクの、ニューランボーとも言うべき暴れっぷりは、味方ながらちょっとヤバいです(笑)
イギリスの警察や軍隊は何をしてたの? 2人が逃げる街並みに人が1人もいない、とか、突っ込みどころはありますが、マイクが活躍するため、と思います。
ご参考下さい。