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エンタープライズ アプリケーションアーキテクチャパターン (Object Oriented SELECTION) 大型本 – 2005/4/21
マーチン・ファウラー (著) 著者の作品一覧、著者略歴や口コミなどをご覧いただけます この著者の 検索結果 を表示 |
エンタープライズアプリケーション開発は、多くの新しい技術の出現から利益を得てきました。Javaと.NETのようなマルチレイヤをなすオブジェクト指向のプラットフォームは、今では一般的になっています。これらの新しいツールや技術は、強力なアプリケーションを構築することができます。しかし、これらの実装は容易ではありません。
オブジェクト開発を経験した技術者が、アーキテクチャを理解しないまま開発を行うために、エンタープライズアプリケーション開発では共通の失敗がしばしば生じます。本書は、エンタープライズアプリケーション開発者が直面するやっかいな課題に対する直接的な回答を示したものです。技術は変化(SmalltalkからJava、.NET。CORBAまで)していても、共通の問題を解決するために同じ基礎的な設計の考え方を適用することができるのです。
本書は40以上のパターンを紹介しています。これらは、エンタープライズアプリケーションプラットフォームに適用可能な解決策です。前半は、エンタープライズアプリケーション開発についての短いチュートリアルです。
後半は、各パターンについて詳細に解説しています。各パターンは、JavaまたはC#でコード例を詳述し、使用法および実装について説明します。概念についても、豊富なUMLダイアグラムで例証します。
- 本の長さ548ページ
- 言語日本語
- 出版社翔泳社
- 発売日2005/4/21
- ISBN-104798105538
- ISBN-13978-4798105536
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エンタープライズアーキテクチャのレイヤ化とは?
エンタープライズアプリケーション開発は、多くの新しい技術の出現から利益を得てきました。Javaと .NETのようなマルチレイヤをなすオブジェクト指向のプラットフォームは、今では一般的になっています。これらの新しいツールや技術は、強力なアプリケーションを構築することができます。しかし、これらの実装は容易ではありません。
オブジェクト開発を経験した技術者が、アーキテクチャを理解しないまま開発を行うために、エンタープライズアプリケーション開発では共通の失敗がしばしば生じます。
本書は、エンタープライズアプリケーション開発者が直面するやっかいな課題に対する直接的な回答を示したものです。技術は変化(SmalltalkからJava、.NET。CORBAまで)していても、共通の問題を解決するために同じ基礎的な設計の考え方を適用することができるのです。
本書は40以上のパターンを紹介しています。これらは、エンタープライズアプリケーションプラットフォームに適用可能な解決策です。前半は、エンタープライズアプリケーション開発についての短いチュートリアルです。
後半は、各パターンについて詳細に解説しています。各パターンは、JavaまたはC#でコード例を詳述し、使用法および実装について説明します。概念についても、豊富なUMLダイアグラムで例証します。
※紙の書籍と電子書籍でレイアウトが異なります。
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
エンタープライズアプリケーションの開発元であるThought Works社のチーフサイエンティストをつとめる。10年以上にわたりオブジェクト指向テクノロジーをエンタープライズ系のソフトウェア開発に適用してきた。パターン、UML、リファクタリング、およびアジャイル手法の分野の第一人者である。マサチューセッツ州メルローズ市在住
長瀬/嘉秀
1986年東京理科大学理学部応用数学科卒業。朝日新聞を経て、1989年テクノロジックアートを設立。OSF(Open Software Foundation)のテクニカルコンサルタントとしてDCE関連のオープンシステムの推進を行う。OSF日本ベンダ協議会DCE技術検討委員会の主査をつとめる。株式会社テクノロジックアート代表取締役。UMLによるオブジェクト指向セミナーの講師、UML関連のコンサルティングを行っている。UML Profile for EDOCの共同提案者、ISO/IECJTC1 SC32/WG2委員、情報処理相互運用技術協会(INTAP)オープン分散処理委員、電子商取引推進協議会(ECOM)XML/EDI標準化調査委員。明星大学情報学部講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 翔泳社 (2005/4/21)
- 発売日 : 2005/4/21
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 548ページ
- ISBN-10 : 4798105538
- ISBN-13 : 978-4798105536
- Amazon 売れ筋ランキング: - 198,270位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 261位システム管理・監査
- - 7,899位投資・金融・会社経営 (本)
- - 20,265位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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著者について

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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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緩ロックなどのわかりやすい単語訳以上にひどいのは訳者の意思で勝手に単語を省略したり意訳(したつもり)で元の文章のニュアンスが失われて間違って伝わってしまっていること。
> 原文: Consistency: A system’s resources must be in a consistent, noncorrupt state at both the start and the completion of a transaction.
> 訳文: 一貫性(Consistency):トランザクションの開始時点から終了時点まで、システムのリソースは必ず一貫した正常な状態で無くてはならない。
bothを勝手にその間と訳者の判断で意訳しているが、経験あるエンジニアなら分かる通りトランザクションの一貫性は開始時点と終了時点のその2点のみであればよい。つまりこの翻訳は重大な翻訳ミスを起こしている。
残念ながらこのレベルの翻訳ミスが2ページに1回あるため原著のわかりやすさ・簡潔さが完全に失われており、本書はフニャフニャしたよくわからない・間違った主張をする本になっている。
結局原著をKindleで買ってそちらをベースに英語がわからないところだけ本書を見て参考程度に読んでいる。
この本だけを読むと分かりづらいばかりか間違った知識を植え付けられかねないのでまったくおすすめできない。
逆に本書を読んでPofEAAをわかったつもりでいるとしたらその人は間違った知識を大量に受け入れてしまっているか、ほんの上辺だけを眺めてわかった気になっている可能性が高い。
2018年の今となっては説明の事例や前提にやや古さを感じる部分もあります(プレゼンテーションレイヤの話について、昨今のWebアプリだとSPAを考慮するとMVCだけではなくMVPやMVVMが好まれている様に感じる、など)が、基本的な設計としては今でも充分に使われているし通用する内容です。
本書におけるパターン名はメジャーなフレームワークやライブラリの中でも良く登場するため、正確かつ迅速に設計を理解したり説明したりするのにはとても役立つのではないでしょうか。
他の方も書いている様に、日本語訳に致命的かつ文脈を推測して理解することが不可能なレベルの欠陥が多数存在するため、本書を日本語版のみで購入して読むことは**全く**オススメできません。
充分な開発経験のあるエンジニアでも苦しいので、必ず原著を一緒に参照できるように購入すべきだと思います(または原著既読の間違いを指摘できる人と一緒に読む)。
Fowler: Pattern Enterpr Applica Arch (Addison-Wesley Signature Series (Fowler))
では本書はどういった場合に使えるのかというと、
・既にある程度以上の設計・開発経験のあるエンジニアが
・英語で500ページ読むのはしんどいので大体は日本語で読みたい
・常に誤訳を疑いつつ日本語で読み、明らかに技術的におかしいと思ったら原著を参照する前提
という読み方であれば、多少の意味はあると思います。
500ページ規模の英文をサクサク読める人には全くオススメできませんが、自分の場合は「ないよりはあったほうが良かったかな?」と感じる程度には意味はありました。
日本語訳があまりにもひどいので、間違い探しみたいな感覚で読めるのはそれはそれでいいのかもしれないですね(間違いを正してくれる人がいること前提ですが)
なお、初級者が入門書として読むのは完全に害悪なので読まない方が良いです。間違った知識を間違ったまま覚えてしまう危険がとても高い。
決して目新しいことが書いてあるわけではありませんが、知識の整理や体系付けには最適です。業務経験者であれば少なくともこの中のパターンのいくつかは使ったことがあると思いますが、はたして採用したアーキテクトが最適であったか、改めて考えさせられると思います。
この手の本としては仕方ないですが日本語訳は難ありです。多分これを読むぐらいの方なら原文もある程度想像がつくとと思いますが、訳さなくてもよいところまで無理に訳してあったり、機械的に訳してあるだけで、前後の意味がおかしいところがあります。
日本語訳で一通り読んで、原文を手元に置いておくのも手かもしれません。
内容はすばらしいのだけれど、最大の問題点は、訳者が内容を理解しないで訳していることである。内容を理解していないので、文章はおかしなところだらけである。
このような専門書を売っている訳者と監訳者、及び出版社の責任は重大であると思う。
マーチン・ファウラーさんが序文を載せているけれど、もし、日本語が少しでも読めたならば、大変悲しい思いをしていると考える。
プログラミング経験がメインフレーム系や制御系しかないという人たちにも、自分たちのソフトウェア構造ではどのパターンの組み合わせになっているかが見えてくる。Visual Basic環境でSQLサーバなどから得たレコードセットを中心にプログラムしている人や、WebアプリケーションをPerlで書いている人たちも同様である。もちろんJ2EEやXML Webサービス環境にある人たちにも、分散オブジェクトの使い方やO/Rマッピングについて、いくつかのパターンから有効な示唆が得られるだろう。各々の開発環境におけるソフトウェア構成を捨てることはできないにしても、それにはどういう面では強みがあり、どういう弱みがあるかは本書により確認できる。
概論の中では、トランザクションの特性についてとデータの並列操作についての話題もきちんと説明されているので、プログラミング初心者や、これまであまりそうしたことに注意を払わなくてすんでいたプログラマにとっても、大いに参考になる。
メインフレーム系や制御系にいる人たちは、クラス図およびシーケンス図の意味や、リレーショナルDBにおけるテーブル間の関係については、きちんと理解しておかないと何がありがたいのか解らないかも知れない。そういう方たちには、これを機会にオブジェクト指向やデータ中心アプローチの入門書(初心者向けという意味ではない。プロフェッショナル向けに、記法とか文法とか細かいところにあまりこだわらず「何に着目するのか、何故そうするのか」について簡潔に書かれたもの)を読むことをお奨めする。
ADO.NETにおそらくEJBライクなORマッピング機構が組みこまれると思うので(私見です)行データゲートウェイやアクティブレコードなどは少しおまけ的な存在に思えた。
参考になるソースコードが豊富です。深みのある本なので繰り返し読んでいきたいです。
わかりにくいタイトルなのですが(このわかりにくさは原著にも多少の責任があり、さらに言うとバズワード作りにかまけて最も基本的な術語すら定義してこなかったIT業界に最大の責任があります)、「エンタープライズアプリケーション」というのは、企業が自社用に独自に開発して、社内のサーバーで運用しているソフトウェアのことです。つまり、それはOSやオフィススイートやミドルウェアのようなパッケージ製品ではなく、検索エンジンやSNSのようなWebサービスでもない、カスタム開発された業務用ソフトウェアのことです。SEという職業の人が普段関わっているものとも言えます。それに続く「アーキテクチャー」がまた議論の絶えない言葉で、本当は「設計」と言い換えていいのだけど「アーキテクト」という人たちを安売りしないために遣われる言葉だと言えましょう。「業務アプリの設計パターン(オープン系限定)」くらいの題ならピンとくる人も多いのではないでしょうか。それだと格調高さが損なわれると思われるかもしれませんが、そもそも本書はそれほど格調高い本ではないです。
というわけで、そういう原著あるいは本書のテーマに起因する翻訳のむずかしさを差し置いても、本書の翻訳は弁護しきれないところがあります。全体的に、用語を日本語に置き換えることは諦めて、カタカナを多用する翻訳スタイルになっているのですが、専門用語ではない部分までカタカナだらけになっていることが読みづらさの一つの原因かと思います。著者が単に同じ表現の反復を避けただけの部分なのに、いちいちカタカナになってしまうので、日本語の読者には新しい術語が頻繁に定義なしで遣われているように見えてしまうのです。また、熟語の1語だけを日本語に置き換えた珍妙な表現がしばしば遣われることもイライラするポイントでしょう。
内容の話もしておきましょう。著者の功績は、自らの豊富な経験をもとに、あらゆる業種の社内システムに共通して現れる設計要素を、特定の業界に依存しない形で抽出し、パターンカタログとしてまとめたことです。とりわけ、同じ目的で行われるいくつかの設計パターンを並べて提示し、その違いやメリット・デメリットを明確に述べている点は自分の経験と重ね合わせやすいという点で優れています。ある程度の経験のあるSEであれば、自分が過去に経験したシステムの設計にどこかで出会うことになり、それが対案に対してどうであったのかを振り返り、次に自分が関わるシステムではより確信をもってより良い設計ができるようになるでしょう。また、巷のアプリケーションフレームワークを深く理解するうえでも本書の内容を押さえていることが有効です。
原著が2002年の出版ですからかれこれ11年ですが、内容の価値はいささかも失われていません。こんなにモバイル端末相手のアプリケーションを開発することになるなどとは10年前は誰も考えていなかったので、今となっては答えが変わりうる部分はあるのですが、過去の知識を集積することが主目的である本書はそんな時代にこそ有効でしょう。一定の経験のあるSEには広くお勧めできます。
この本がきちんと受容されなかったことで日本のIT業界が失ったものは計り知れないように思います。