アルバムタイトルが示す通り、どこまでもエレクトリックな曲たち。
歌の内容は、「L」以降のORIGINAL LOVEの世界観を引き継いでいる感じで入りやすいです。
「線と線」が言論とコミュニケーションをテーマにしたような内容なので、それを踏まえると「スーパースター」や「ファッションアピール」での”カリスマ”や”モード”が一気に大衆の存在を想起させるものになってくる。で、「きらめきヤングマン」は典型的な出張族のサラリーマンかな?と思わせつつ、「太陽を背に」で、やっぱり”記録に残らない者たち”にも目を向けてくれるんですね。そして最後は二人で仲睦まじくバスに乗って帰る、というハッピーエンド。
エレクトリックサウンドに流されがちですが、結構凝った構成かも?
ところで、ジャケットのフォントをどこかで見たことがあると思ったら、「Dear Baby」のシングルのオマージュですね。打ち込みつながりかな?