エジプト学にかけてきた半生をふりかえった自伝である。
「早稲田隊」45周年ということで出版されたようだ。
エジプトに興味をもったきっかけ、早稲田の学生時代にエジプト遠征を果たしたこと、実績のなかった早稲田隊が発掘権を得るまでの苦労、資金調達のこと、先生と仲間と弟子たちなどなど。
ざっくばらんにわかりやすく語られており、おもしろい。大学受験の失敗について明かしたり、夢を持ち続けることの大切さを訴えたり、青少年向けのメッセージが強く込められている。
ただ、著者には似たような本が何冊かあり、どのエピソードもどこかで読んだような内容。ご注意。
エジプト学を志す人たちへの心構えについても述べられている。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。
