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登録情報
- アスペクト比 : 2.35:1
- Is Discontinued By Manufacturer : いいえ
- 言語 : フランス語
- 梱包サイズ : 19.4 x 13.4 x 1.6 cm; 158.76 g
- EAN : 4988102349332
- 監督 : ルシール・アザリロヴィック
- メディア形式 : 色, ドルビー, ワイドスクリーン, アダルト
- 時間 : 2 時間 1 分
- 発売日 : 2007/4/4
- 出演 : ゾエ・オークレール, ベランジェール・オーブルージュ, リア・ブライダロリ, マリオン・コティヤール, エレーヌ・ドゥ・フジュロール
- 字幕: : 日本語
- 販売元 : ジェネオン エンタテインメント
- ASIN : B000MQ3UM2
- ディスク枚数 : 1
-
Amazon 売れ筋ランキング:
- 42,988位アダルト (DVD)
- カスタマーレビュー:
商品の説明
内容紹介
無垢な少女たちに宿る美しさとエロティシズムを女性監督ならではの繊細な映像表現で描き出したミステリアス・ドラマ。
大人に孵化する前の、純粋無垢(イノセント)な少女たちの世界へ、ようこそ
2004年サンセバスチャン映画祭新人監督賞
2004年ストックホルム国際映画祭最優秀作品賞、最優秀撮影賞
2005年ゆうばり国際ファンタスティック映画祭審査員特別賞
『エコール』は、公私に渡るパートナーであるギャスパー・ノエの『カルネ』の編集を担当し、現代版「赤ずきんちゃん」とも言うべき中篇監督作『ミミ』(96)で強烈な才能を印象付けたルシール・アザリロヴィックが生み出した耽美的な寓話。19世紀の作家フランク・ヴェデキントの謎めいた小説「ミネハハ」(「笑う水」の意味)を、夢見るようなタッチで映像化し、観る者を陶酔の世界へと引きずり込む。コケティッシュなビアンカ、彼女を慕う最年少のイリス。ダンスの特待生として学校を出る夢に敗れ、脱走を試みる少女アリス。小船で漕ぎ出し、水死するローラ。美しさの影に潜む不安と胸騒ぎ・・・。個性豊かな少女たちはオーディションで集められ、フランスの演技派女優の二人が自然な演技を引き出している。ダンス教師エヴァ役には、ティム・バートン監督作『ビッグ・フィッシュ』(03)でアメリカ映画デビューも果たしたマリオン・コティヤール。足の悪い生物教師エディット役には、ジャン=ジャック・ベネックス監督『青い夢の女』(00)のエレーヌ・ドゥ・フジュロール。
"脱走を試みたものは罰として一生ここで暮らすことになる"。少女たちの間で囁かれている恐ろしい戒律の犠牲者がこのふたりの教師ではないかと気づくとき、美しいユートピアはまた違った意味を帯びてくる。
(ストーリー)人里離れた美しい森の奥深く。外界から隔離された大きな屋敷。ある日、ここに6歳の少女イリスが棺の中に入れられ運ばれてきた。そこは、6歳から12歳までの少女たちが暮らす謎めいた学校。大人は年をとった召使いと2人の女性教師だけ。男性はいない。そんな環境の中、新入生のイリスも他の少女たちと共にダンスと生物の勉強に明け暮れるが…。
【商品仕様】●DVD1枚組
【封入特典】●ライナーノーツ(12P)
【映像特典】●「エコール」PV(ギャスパー・ノエ監督)●日本版予告篇
【スタッフ】
監督・脚本:ルシール・アザリロヴィック(『ミミ』)
製作:パトリック・ソベルマン
原作:フランク・ヴェデキント
撮影:ブノワ・デビエ(『変態村』『アレックス』)
プロダクションデザイン:アルノー・デ・モレロン
編集: アダム・フィンチ
音楽: リチャード・クック
【キャスト】
ゾエ・オークレール
ベランジェール・オーブルージュ
リア・ブライダロリ
マリオン・コティヤール(『TAXi』シリーズ、『ビッグ・フィッシュ』『ロング・エンゲージメント』)
エレーヌ・ドゥ・フジュロール(『ザ・ビーチ』『青い夢の女』)
収録時間:121分 画面サイズ:16:9スコープ 音声:仏語2chDD 字幕:日本語
内容(「キネマ旬報社」データベースより)
フランク・ヴェデキントの小説「ミネハハ」を、『ミミ』のルシール・アザリロヴィックが映画化した寓話。外界から遮断された深い森の中に存在する秘密の学校・エコール。そこで生活する6歳から12歳までの純粋無垢な少女たちの日常生活を綴る。
内容(「Oricon」データベースより)
人里離れた美しい森の奥深く、外界から隔離された大きな屋敷。ある日、ここに6歳の少女イリスが連れて来られる。そこは6歳から12歳までの少女たちと年をとった召使い、二人の女性教師が暮らす謎めいた学校だった。男性のいない環境の中で、他の少女たちと共にイリスも勉強に明け暮れるが…。純粋無垢(イノセント)な少女たちに宿る美しさとエロティシズムを、女性監督ならではの繊細な映像表現で描いたミステリアス・ドラマ。
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.7
星5つ中の3.7
119 件のグローバル評価
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年2月15日に日本でレビュー済み
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2004年のフランス映画。女児の裸シーンが多めのダーク感のあるファンタジー。
森の中の、壁で囲まれた寄宿舎に生活する初潮前の少女達の物語。
約2時間の内容の内、下級生イリスの物語が1時間、中級生アリスの物語が20分、上級生ビアンカの物語が40分。
前半の雰囲気から、新入り生徒のイリスが寄宿舎の謎を明かそうとする『サスペリア』的な内容だと思って観ていたので、後半の少女が女へと成長していく寓話的な展開にちょっと戸惑います。
ですが、ビアンカの美しさに見惚れている内に、夢中になって観ていました。
結果的には、展開が緩やか過ぎる前半よりも、後半のほうが退屈せずに鑑賞出来ました。
森の中の、壁で囲まれた寄宿舎に生活する初潮前の少女達の物語。
約2時間の内容の内、下級生イリスの物語が1時間、中級生アリスの物語が20分、上級生ビアンカの物語が40分。
前半の雰囲気から、新入り生徒のイリスが寄宿舎の謎を明かそうとする『サスペリア』的な内容だと思って観ていたので、後半の少女が女へと成長していく寓話的な展開にちょっと戸惑います。
ですが、ビアンカの美しさに見惚れている内に、夢中になって観ていました。
結果的には、展開が緩やか過ぎる前半よりも、後半のほうが退屈せずに鑑賞出来ました。
13人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2019年12月20日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
正直エロ作品だったら嫌だとずっと思っていて、えいっと思って買って観ました。
女性のために言うなれば、いやらしい描写はないと思った。
成熟していないのは男と女のどちらだろうか。その一点だけでもどういう物語の展開が待っているのか楽しく観られる。
ただし、幼い子供にはやはり見せないでおいたほうが、つまり思春期に見た方がちゃんと評価出来る作品だと思いました。
親子で観るのはありだと思いました。一人でみるのも勉強になって善いと思いました。
感動作品。
女性のために言うなれば、いやらしい描写はないと思った。
成熟していないのは男と女のどちらだろうか。その一点だけでもどういう物語の展開が待っているのか楽しく観られる。
ただし、幼い子供にはやはり見せないでおいたほうが、つまり思春期に見た方がちゃんと評価出来る作品だと思いました。
親子で観るのはありだと思いました。一人でみるのも勉強になって善いと思いました。
感動作品。
2019年12月25日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
映像が美しく、優しい。
2017年8月11日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
レンタルばかりでしたが、ついに買いました。
チープというかシュールというか、静かで淡々とした映画ですね。
姉妹作品的な「ミネハハ」も観ましたが、それよりも「エコール」の方がソフトで見やすさがありました。
ただ長いので途中からBGM化してしまいます。
個人的な感想は自分は女子なので、子どもの頃の懐かしい思い出と、重なるシーンが多かった気がします。
ただ女の子だけの世界や、閉ざされた森の中という設定に、冒頭からファンタジー要素が強くて、現実離れの映画だと感じました。
他にも主人公が誘拐か拉致された様な冒頭シーンに加え、閉鎖空間の中で規律や学校などがある辺りは、隔離されたカルト村の子ども達を思わせます。
それでも静寂の中に、少女達の無邪気さや、あの年齢独特の無垢な美しさは、ロリータというより微笑ましい描きかたでした。
ミステリアスなテイストを絡めたせいで、少し艶っぽく魅せようとしていますが、全体としてはフィクションを活かせた映画だと思います。
過去の作品ですが、映像もなかなか綺麗で特典映像もありましたが、主にCMとPRカットだけでメイキングではありません。
ですが本編が長いので内容的には、これで充分だと思います。
男性向けのロリータ映画でもないシュールな仕上がりなので、女性の方にもオススメ出来る映画です。
特に女の子のバレエ・シーンは、ちょこちょことした動きで小さな蝶々か、妖精さんみたいに可愛らしかったです。
ただ年端もいかない少女達の水遊びや、野外で着替えるシーンも度々あるので、嫌悪感を抱く方もいるかもしれませんが…。
気になるけど迷っている方は、一度レンタルで視聴してからだと、決めやすいと思います。
チープというかシュールというか、静かで淡々とした映画ですね。
姉妹作品的な「ミネハハ」も観ましたが、それよりも「エコール」の方がソフトで見やすさがありました。
ただ長いので途中からBGM化してしまいます。
個人的な感想は自分は女子なので、子どもの頃の懐かしい思い出と、重なるシーンが多かった気がします。
ただ女の子だけの世界や、閉ざされた森の中という設定に、冒頭からファンタジー要素が強くて、現実離れの映画だと感じました。
他にも主人公が誘拐か拉致された様な冒頭シーンに加え、閉鎖空間の中で規律や学校などがある辺りは、隔離されたカルト村の子ども達を思わせます。
それでも静寂の中に、少女達の無邪気さや、あの年齢独特の無垢な美しさは、ロリータというより微笑ましい描きかたでした。
ミステリアスなテイストを絡めたせいで、少し艶っぽく魅せようとしていますが、全体としてはフィクションを活かせた映画だと思います。
過去の作品ですが、映像もなかなか綺麗で特典映像もありましたが、主にCMとPRカットだけでメイキングではありません。
ですが本編が長いので内容的には、これで充分だと思います。
男性向けのロリータ映画でもないシュールな仕上がりなので、女性の方にもオススメ出来る映画です。
特に女の子のバレエ・シーンは、ちょこちょことした動きで小さな蝶々か、妖精さんみたいに可愛らしかったです。
ただ年端もいかない少女達の水遊びや、野外で着替えるシーンも度々あるので、嫌悪感を抱く方もいるかもしれませんが…。
気になるけど迷っている方は、一度レンタルで視聴してからだと、決めやすいと思います。
2017年11月12日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
この映画を観るか観ないか、悩んでいる方々は一度ご覧になってみてはいかがかと思います。
謎めいた夢のように暗喩的な美しい映像で少女たちの成長を描いたフランスの映画。ここで描かれている映像は暗喩(メタファー)だと思います。ですから、冒頭、棺桶が運ばれてきますが、あれは本当に棺桶が運ばれて来たのではなく、何か別のことを象徴している、と考えて差し支えないと思います(その他の地下鉄や噴水も同様)。
フランク・ヴェデキント(1864年生-1918年没)の原作小説「 ミネハハ 」から不思議な解釈をされる方々も大勢いらっしゃるようで、イギリスでは「 ミネハハ 秘密の森の少女たち [DVD ]」という、なんだかすさまじい映画も作られたようです。いやはや、ああいう解釈をなさる方々もいらっしゃるのだなあ、と。
私自身の解釈としては、映画「エコール」は、少女たちと言う、か弱い存在に人間社会で生きて行くための強さを身につけさせる「学校」というものを、当時の時代のヴェデキント特有の視点から暗喩的な映像で描いた作品であると考えます。
学校の外の世界(大人の世界)がどうであるかと言うことについては、この際、関係ない・・・と言おうか、わからないんです。年齢と言う「壁」の中に閉じ込められた子供たちには(この映画の場合、年齢に加えて性別という「壁」もありますが)―――それはヴェデキントの時代に限った話ではなく、ほとんど全ての人間社会について言えることだと思います。
もう一つ、誤解してはならないのは、少女たちのパートナーとなる男子たちも少女たちと対等にINNOCENSEであるという点です。この点はフランス版映画「エコール」ではラストの噴水のシーンできちんとおさえてあります(少女はまっすぐに相手を見つめ返している)。
映画冒頭に大勢の少女たちが川で泳いだ後に服を着るシーンがあり、あれをもって「イヤらしい映画だ」と断じてしまう人も多いようですが、あのシーンを見て面食らうのはむしろ正常な反応で、ヴェデキントの原作小説でも主人公の少女が初めてあの川に連れられて行き、そこで見た光景に「わたしは息をのんだ」(市川実和子訳)とあります(※なお、ヴェデキントが提示していることは、ありのままの少女たちをみて面食らうのは、人間として本当に正常な反応なのだろうか、むしろ大人たちが人間社会というものを取り繕うために規定した不自然な反応ではないか、ということになると思うのですが)。
原作小説「ミネハハ」(翻訳:市川実和子)を私も読んでみました。やはり謎めいた夢のように暗喩的な美しい文章表現により少女たちの成長を描いたものになっていて、現実には一体何がどうなっているのかわかりにくいのですが、映画「エコール」よりはヒントとなる要素が多々あるように思いました。そこに、こんな文章を見つけました。
“彼女は私の近著『春の目ざめ』について口にし、自身の手記との共通性から、その題材にとても関心を持ったと言った。”(市川実和子訳)
このミネハハと言う作品は、ある女性の手記であるとしてヴェデキントは書いています(その女性がヴェデキントによる虚構の存在か、実在した人物かは、私は浅学にして存じません)。彼女が、ヴェデキントの書いた戯曲「春の目ざめ」の題材に自身の手記との共通性を認め関心を持った、ということは、ヴェデキントの書いた戯曲「春の目ざめ」に映画「エコール」に関するヒントがあるのではないかと、近所の図書館で「世界戯曲全集 第16巻 ウェデキント シュテルンハイム集」(1930年(昭和5年)印刷・発行)を借りて来て「春のめざめ」を読んで見ました。
「春のめざめ」という作品の内容は、ヴェデキントの時代の当時のドイツの性教育がどうであったか私は知りませんが、大人の性の営みと言うのは、実はこうなんだよ、ああなんだよ、と子供たちが大人たちに内緒でごちゃごちゃと色々やらかしまして、子供たちの一人が描いた「こうなんだよ」という内容を示した図解が、大人たちの手に渡ってしまい、これが大人たち・・・というと、主に学校のエラい先生方ですが・・にとって大問題になり、その図解を描いた子供は道徳的に腐敗しておりけしからんと言うことで、放校処分になります。その子をかばう母親の台詞に、こんな文章があるんですね。
“一体あの子はどんなことを書いたと言ふのですか。そんなことを書けると言ふのは、何の下心もない無邪気さの明らかな証拠ぢゃありませんか。あの子の無感覚な子供らしい頑是なさの明らかな証拠ぢゃありませんか―――この場合に道徳的腐敗を嗅ぎ出す人なんぞは、人間と言ふものをこれんばかりも知らぬ人に相違ありません―――すつかり人間味を無くしたお役人か、でなければ、ほんとに気の小さな人間に相違ありませんよ。”(世界戯曲全集 第16巻 ウェデキント シュテルンハイム集(一部旧漢字を現代常用漢字に変更))
はい。出ましたね。この映画の題名にもなっている「無邪気さ」(INNOCENSE)という言葉。
この母親の台詞を借りて、私もこの映画についてこう書きましょう。
“一体あの映画監督がどんなことを描いたと言ふのですか。そんなことを描けると言ふのは、何の下心もない無邪気さの明らかな証拠ぢゃありませんか。あの映画監督の無感覚な子供らしい頑是なさの明らかな証拠ぢゃありませんか―――この場合に道徳的腐敗を嗅ぎ出す人なんぞは、人間と言ふものをこれんばかりも知らぬ人に相違ありません―――すつかり人間味を無くしたお役人か、でなければ、ほんとに気の小さな人間に相違ありませんよ。”
敢えて無邪気で美しい映像(原作小説の場合は文章)を見せ、それを不道徳だと言って騒ぐ人たちの存在を、この映画製作者も、そしてもちろん原作者のヴェデキントも、狙っていたと思うのです(「イヤらしい」と言ってけなしているのは圧倒的に男性が多く、女性からはそういう批判の声が少ないのもこの映画の特色です)。ヴェデキントが「“Mine-Haha”は、褐色の民の言葉で『笑う水』という意味である」(市川実和子訳)と書いていますが、「笑う水」の意味するところは、もしかしたらそう言った無邪気で美しいもののことかも知れない、と私は思います。
最後に、原作小説「ミネハハ」(市川実和子訳)の一節をここに引用します。
“社会が教育を通じ、わたしたちの内に潜む衝動を引き止めているのだとしたら、それは間違っていないのかもしれない。そうでなければ生を授かった者すべてが抱く、脆くて繊細な感情のために、もしかしたら、私は罪を犯していたのかもしれない。
しかし、年を重ね、落ち着いて物ごとを見つめられるようになるほど、世の中で起こっていることよりも、真実は野蛮ではない方へと進んでいるのではないかという思いが強くなる。わたしはここでよりよい社会を提案したいのではない―――わたしのわずかな理解力では、ほとんど事足らず、そしてそれが何の助けになるというのだろう。けれど今も、物事は世代から世代へと変わることなく推移していく。自分自身の人生について、ろくに考えようともしない人々からの罵りと嘲りを、受け入れる覚悟はできている。彼らは、他の女性達とまったくちがう運命を辿ったこの人生を理由にして、理性ある返答をさせないように年老いた私を狂人と呼び、病院へと送り込むかもしれない。
この社会が女性に強いる規範のもと、自身の人生を振り返った上で、わたしが休むことなく続けている闘いについて読者に理解してもらうのはきっと難しいだろう。けれど私が卓越した世界観を持てるようになったのは、信じられないような人生の事情を経験したからこそであり、そして、その世界観から見ると、わたしには人間の文化が疑わしいものに思えてくるのだ。“
謎めいた夢のように暗喩的な美しい映像で少女たちの成長を描いたフランスの映画。ここで描かれている映像は暗喩(メタファー)だと思います。ですから、冒頭、棺桶が運ばれてきますが、あれは本当に棺桶が運ばれて来たのではなく、何か別のことを象徴している、と考えて差し支えないと思います(その他の地下鉄や噴水も同様)。
フランク・ヴェデキント(1864年生-1918年没)の原作小説「 ミネハハ 」から不思議な解釈をされる方々も大勢いらっしゃるようで、イギリスでは「 ミネハハ 秘密の森の少女たち [DVD ]」という、なんだかすさまじい映画も作られたようです。いやはや、ああいう解釈をなさる方々もいらっしゃるのだなあ、と。
私自身の解釈としては、映画「エコール」は、少女たちと言う、か弱い存在に人間社会で生きて行くための強さを身につけさせる「学校」というものを、当時の時代のヴェデキント特有の視点から暗喩的な映像で描いた作品であると考えます。
学校の外の世界(大人の世界)がどうであるかと言うことについては、この際、関係ない・・・と言おうか、わからないんです。年齢と言う「壁」の中に閉じ込められた子供たちには(この映画の場合、年齢に加えて性別という「壁」もありますが)―――それはヴェデキントの時代に限った話ではなく、ほとんど全ての人間社会について言えることだと思います。
もう一つ、誤解してはならないのは、少女たちのパートナーとなる男子たちも少女たちと対等にINNOCENSEであるという点です。この点はフランス版映画「エコール」ではラストの噴水のシーンできちんとおさえてあります(少女はまっすぐに相手を見つめ返している)。
映画冒頭に大勢の少女たちが川で泳いだ後に服を着るシーンがあり、あれをもって「イヤらしい映画だ」と断じてしまう人も多いようですが、あのシーンを見て面食らうのはむしろ正常な反応で、ヴェデキントの原作小説でも主人公の少女が初めてあの川に連れられて行き、そこで見た光景に「わたしは息をのんだ」(市川実和子訳)とあります(※なお、ヴェデキントが提示していることは、ありのままの少女たちをみて面食らうのは、人間として本当に正常な反応なのだろうか、むしろ大人たちが人間社会というものを取り繕うために規定した不自然な反応ではないか、ということになると思うのですが)。
原作小説「ミネハハ」(翻訳:市川実和子)を私も読んでみました。やはり謎めいた夢のように暗喩的な美しい文章表現により少女たちの成長を描いたものになっていて、現実には一体何がどうなっているのかわかりにくいのですが、映画「エコール」よりはヒントとなる要素が多々あるように思いました。そこに、こんな文章を見つけました。
“彼女は私の近著『春の目ざめ』について口にし、自身の手記との共通性から、その題材にとても関心を持ったと言った。”(市川実和子訳)
このミネハハと言う作品は、ある女性の手記であるとしてヴェデキントは書いています(その女性がヴェデキントによる虚構の存在か、実在した人物かは、私は浅学にして存じません)。彼女が、ヴェデキントの書いた戯曲「春の目ざめ」の題材に自身の手記との共通性を認め関心を持った、ということは、ヴェデキントの書いた戯曲「春の目ざめ」に映画「エコール」に関するヒントがあるのではないかと、近所の図書館で「世界戯曲全集 第16巻 ウェデキント シュテルンハイム集」(1930年(昭和5年)印刷・発行)を借りて来て「春のめざめ」を読んで見ました。
「春のめざめ」という作品の内容は、ヴェデキントの時代の当時のドイツの性教育がどうであったか私は知りませんが、大人の性の営みと言うのは、実はこうなんだよ、ああなんだよ、と子供たちが大人たちに内緒でごちゃごちゃと色々やらかしまして、子供たちの一人が描いた「こうなんだよ」という内容を示した図解が、大人たちの手に渡ってしまい、これが大人たち・・・というと、主に学校のエラい先生方ですが・・にとって大問題になり、その図解を描いた子供は道徳的に腐敗しておりけしからんと言うことで、放校処分になります。その子をかばう母親の台詞に、こんな文章があるんですね。
“一体あの子はどんなことを書いたと言ふのですか。そんなことを書けると言ふのは、何の下心もない無邪気さの明らかな証拠ぢゃありませんか。あの子の無感覚な子供らしい頑是なさの明らかな証拠ぢゃありませんか―――この場合に道徳的腐敗を嗅ぎ出す人なんぞは、人間と言ふものをこれんばかりも知らぬ人に相違ありません―――すつかり人間味を無くしたお役人か、でなければ、ほんとに気の小さな人間に相違ありませんよ。”(世界戯曲全集 第16巻 ウェデキント シュテルンハイム集(一部旧漢字を現代常用漢字に変更))
はい。出ましたね。この映画の題名にもなっている「無邪気さ」(INNOCENSE)という言葉。
この母親の台詞を借りて、私もこの映画についてこう書きましょう。
“一体あの映画監督がどんなことを描いたと言ふのですか。そんなことを描けると言ふのは、何の下心もない無邪気さの明らかな証拠ぢゃありませんか。あの映画監督の無感覚な子供らしい頑是なさの明らかな証拠ぢゃありませんか―――この場合に道徳的腐敗を嗅ぎ出す人なんぞは、人間と言ふものをこれんばかりも知らぬ人に相違ありません―――すつかり人間味を無くしたお役人か、でなければ、ほんとに気の小さな人間に相違ありませんよ。”
敢えて無邪気で美しい映像(原作小説の場合は文章)を見せ、それを不道徳だと言って騒ぐ人たちの存在を、この映画製作者も、そしてもちろん原作者のヴェデキントも、狙っていたと思うのです(「イヤらしい」と言ってけなしているのは圧倒的に男性が多く、女性からはそういう批判の声が少ないのもこの映画の特色です)。ヴェデキントが「“Mine-Haha”は、褐色の民の言葉で『笑う水』という意味である」(市川実和子訳)と書いていますが、「笑う水」の意味するところは、もしかしたらそう言った無邪気で美しいもののことかも知れない、と私は思います。
最後に、原作小説「ミネハハ」(市川実和子訳)の一節をここに引用します。
“社会が教育を通じ、わたしたちの内に潜む衝動を引き止めているのだとしたら、それは間違っていないのかもしれない。そうでなければ生を授かった者すべてが抱く、脆くて繊細な感情のために、もしかしたら、私は罪を犯していたのかもしれない。
しかし、年を重ね、落ち着いて物ごとを見つめられるようになるほど、世の中で起こっていることよりも、真実は野蛮ではない方へと進んでいるのではないかという思いが強くなる。わたしはここでよりよい社会を提案したいのではない―――わたしのわずかな理解力では、ほとんど事足らず、そしてそれが何の助けになるというのだろう。けれど今も、物事は世代から世代へと変わることなく推移していく。自分自身の人生について、ろくに考えようともしない人々からの罵りと嘲りを、受け入れる覚悟はできている。彼らは、他の女性達とまったくちがう運命を辿ったこの人生を理由にして、理性ある返答をさせないように年老いた私を狂人と呼び、病院へと送り込むかもしれない。
この社会が女性に強いる規範のもと、自身の人生を振り返った上で、わたしが休むことなく続けている闘いについて読者に理解してもらうのはきっと難しいだろう。けれど私が卓越した世界観を持てるようになったのは、信じられないような人生の事情を経験したからこそであり、そして、その世界観から見ると、わたしには人間の文化が疑わしいものに思えてくるのだ。“
ベスト100レビュアー
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一言でこの作品を表現すると、薄ぼんやりとした世界に、水流の音がいつまでも耳に響き渡る作品でしょうか。
何とも幻想的な作品で、現実世界でありながらも、非現実のファンタジー世界を連想させずにはいられない独特の雰囲気をかもしだしてくれます。
物語の流れには明確な筋がありながらも、はっきりとした答えが出されないまま訪れる結末。どれもがこの作品の魅力だと思いますが、刺激があり、はっきりとした答えを求める方からすると、ただ時間が流れて行くだけの退屈な作品でしかないでしょう。
私にとっては、幻想的かつ非現実的な時間を提供してくれた良作ですが、良くも悪くも見る人を選ぶ作品ですね。
後、蛇足では有りますが、いつの間にやらこちらの作品。アダルトの枠の中に入っています。何といいますか、作品の趣旨が誤解されちゃいますね。
ストックホルム国際映画祭最優秀作品がアダルト扱いとは…世知辛い世の中です。
何とも幻想的な作品で、現実世界でありながらも、非現実のファンタジー世界を連想させずにはいられない独特の雰囲気をかもしだしてくれます。
物語の流れには明確な筋がありながらも、はっきりとした答えが出されないまま訪れる結末。どれもがこの作品の魅力だと思いますが、刺激があり、はっきりとした答えを求める方からすると、ただ時間が流れて行くだけの退屈な作品でしかないでしょう。
私にとっては、幻想的かつ非現実的な時間を提供してくれた良作ですが、良くも悪くも見る人を選ぶ作品ですね。
後、蛇足では有りますが、いつの間にやらこちらの作品。アダルトの枠の中に入っています。何といいますか、作品の趣旨が誤解されちゃいますね。
ストックホルム国際映画祭最優秀作品がアダルト扱いとは…世知辛い世の中です。