方法論としては目新しい内容はないかもですが、そこに至るまでの哲学が良かったです。
「XPとは、ソフトウェア開発で人間としての欲求を満たすことである」など人間を前提にした考え方は、システム開発に関わる人はみんな一度は読んだ方が良いと思える内容でした。
”本章で提起した「XPとは何か」の問いに答えよう。
・XPとは、効果のない技術的/社会的な古い習慣を捨て、効果のある新しい習慣を選ぶことである。
・XPとは、自分が今日やるべきことを十分に理解することである。
・XPとは、明日をよりよくしようとすることである。
・XPとは、チームのゴールに貢献した自分を評価することである。
・XPとは、ソフトウェア開発で人間としての欲求を満たすことである。”
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エクストリームプログラミング 単行本 – 2015/6/26
ケント ベック
(著),
シンシア アンドレス
(著),
Kent Beck
(原著),
Cynthia Andres
(原著),
角 征典
(翻訳)
&
2
その他
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アジャイル開発とは何だったのか、その原点を再考する新訳
優れた技術力と良好な人間関係をもってしてソフトウェア開発を成功に導く、ケント・ベックによるXP(エクストリームプログラミング)のすべてを集約した名著 "Extreme Programming Explained: Embrace Change" の新訳版。アジャイル開発の原点を知る、必読の一冊です。
優れた技術力と良好な人間関係をもってしてソフトウェア開発を成功に導く、ケント・ベックによるXP(エクストリームプログラミング)のすべてを集約した名著 "Extreme Programming Explained: Embrace Change" の新訳版。アジャイル開発の原点を知る、必読の一冊です。
- 本の長さ181ページ
- 言語日本語
- 出版社オーム社
- 発売日2015/6/26
- 寸法15 x 1.2 x 21 cm
- ISBN-104274217620
- ISBN-13978-4274217623
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商品の説明
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
ベック,ケント
パターン、テスト駆動開発、エクストリームプログラミングなどのアイデアを提唱して、常にソフトウェアエンジニアリングの定説に挑戦している。現在は、Three Rivers InstituteとAgitar Softwareに所属
アンドレス,シンシア
心理学の理学士号を持っており、組織行動学、意思決定分析、女性学などの分野で大きな功績を残している。エクストリームプログラミングの誕生のときからケントと一緒にソーシャルな側面に尽力。Three Rivers Instituteに所属している
角/征典
1978年山口県生まれのプログラマー。アジャイル開発の導入支援に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
パターン、テスト駆動開発、エクストリームプログラミングなどのアイデアを提唱して、常にソフトウェアエンジニアリングの定説に挑戦している。現在は、Three Rivers InstituteとAgitar Softwareに所属
アンドレス,シンシア
心理学の理学士号を持っており、組織行動学、意思決定分析、女性学などの分野で大きな功績を残している。エクストリームプログラミングの誕生のときからケントと一緒にソーシャルな側面に尽力。Three Rivers Instituteに所属している
角/征典
1978年山口県生まれのプログラマー。アジャイル開発の導入支援に従事(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : オーム社 (2015/6/26)
- 発売日 : 2015/6/26
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 181ページ
- ISBN-10 : 4274217620
- ISBN-13 : 978-4274217623
- 寸法 : 15 x 1.2 x 21 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 34,321位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 94位開発技法
- - 279位ソフトウェア開発・言語
- カスタマーレビュー:
著者について
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ワイクル株式会社 代表取締役
https://www.waicrew.com
東京工業大学環境・社会理工学院 特任講師
アジャイル開発やリーンスタートアップに関する翻訳書を数多く担当し、それらの手法を企業に導入するコンサルティングに従事。東工大では、2015年度よりデザイン思考をベースにした起業家育成講義「エンジニアリングデザインプロジェクト」を共同で担当。
カスタマーレビュー
5つ星のうち4.4
星5つ中の4.4
32 件のグローバル評価
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トップレビュー
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ベスト1000レビュアー
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役に立った
2020年1月21日に日本でレビュー済み
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今や一般的となったアジャイル開発の原点となったXPを解説した本です。第2版となっており、新しい内容に改定はされていますが、具体的なプラクティスなどは他の類書の方が参考になると思います。とはいえ、原点となる名著であり、大切な哲学を比喩を用いながら説明しているので、一読の価値は十分にあります。
2015年6月27日に日本でレビュー済み
エクストリームプログラミング(XP)とは(従来比で)劇的な高生産性のソフトウェア開発スタイルで、
本書はそれを実践するために必要な価値観・原則やプラクティスについて概説する本です。
とはいえ、2版の旧訳が10年前、1版だと15年も前なので
現在きちんとTDDやCIなどを行っている現場には当たり前の内容も多いでしょう。
先ほど(従来比で)と前置きを置いたのもそのためで、旧版のレビューにもそのような批判が散見されます。
逆に言えば、現在の優れた開発現場で日常的に行われているプラクティスが、
下地になる価値観・原則とともにコンパクトに紹介されている、それが古典としての本書の価値です。
そういった古典としての価値を持つ本書は、新人などに読ませたいところだったのですが、
機械翻訳を安易に修正したような旧訳の酷さからあまり人に紹介できない残念な書籍でした。
「deploy・workspace」をわざわざ「配置・作業空間」と訳したり、日本語としてこなれていない訳が旧版には目立ちます。
200ページに満たない本なのに途中で投げ出す人が多く、私も実際、数ページ読むだけでイライラして1章で投げ出しました。
それが、新訳では訳がこなれているため、何のストレスもなく読了することができました。
まさかこの本がきちんと読み終われるなんて、、、翻訳の質は大事ですね。新訳の訳者には惜しみない賞賛と感謝を捧げます。
新訳と旧訳を比較するに当たっては、アマゾンで公開されている目次や「第2版の序文」が参考になるかと思います。
技術的内容の薄い序文ですら、旧訳では読むのに疲れてストレスが溜まるのですが、新訳ではスラスラと頭に入ります。
新訳は訳がこなれていて、また「利用都度課金」「継続的インテグレーション」「はやめに、こまめに、自動化」「はじまりの物語」など
現代の読者にとって耳慣れた親しみやすい用語がきちんと選択されています。
訳が変わることで内容に対する印象も変わりますので、旧訳に悪印象をもっていた読者には是非再読をおすすめします。
また、2版の内容は1版から大幅に変わっておりますので、1版しか読んでいないという読者も是非この機会に再読してはどうでしょうか。
本書はそれを実践するために必要な価値観・原則やプラクティスについて概説する本です。
とはいえ、2版の旧訳が10年前、1版だと15年も前なので
現在きちんとTDDやCIなどを行っている現場には当たり前の内容も多いでしょう。
先ほど(従来比で)と前置きを置いたのもそのためで、旧版のレビューにもそのような批判が散見されます。
逆に言えば、現在の優れた開発現場で日常的に行われているプラクティスが、
下地になる価値観・原則とともにコンパクトに紹介されている、それが古典としての本書の価値です。
そういった古典としての価値を持つ本書は、新人などに読ませたいところだったのですが、
機械翻訳を安易に修正したような旧訳の酷さからあまり人に紹介できない残念な書籍でした。
「deploy・workspace」をわざわざ「配置・作業空間」と訳したり、日本語としてこなれていない訳が旧版には目立ちます。
200ページに満たない本なのに途中で投げ出す人が多く、私も実際、数ページ読むだけでイライラして1章で投げ出しました。
それが、新訳では訳がこなれているため、何のストレスもなく読了することができました。
まさかこの本がきちんと読み終われるなんて、、、翻訳の質は大事ですね。新訳の訳者には惜しみない賞賛と感謝を捧げます。
新訳と旧訳を比較するに当たっては、アマゾンで公開されている目次や「第2版の序文」が参考になるかと思います。
技術的内容の薄い序文ですら、旧訳では読むのに疲れてストレスが溜まるのですが、新訳ではスラスラと頭に入ります。
新訳は訳がこなれていて、また「利用都度課金」「継続的インテグレーション」「はやめに、こまめに、自動化」「はじまりの物語」など
現代の読者にとって耳慣れた親しみやすい用語がきちんと選択されています。
訳が変わることで内容に対する印象も変わりますので、旧訳に悪印象をもっていた読者には是非再読をおすすめします。
また、2版の内容は1版から大幅に変わっておりますので、1版しか読んでいないという読者も是非この機会に再読してはどうでしょうか。