全体の雰囲気としてはシーベリー・クインのグランダン・シリーズの様な、良く言えば非常にバランスの取れた軽妙さを持ったオカルトものの連作集。作者達の名は聞いたことが無かったのだが、このシリーズが続いたのは1914年の一夏だけで、他にも同様の怪奇小説が書かれたのかは不明。Ash Tree Pressが1998年に限定500部で発掘するまでは忘れ去られた作品だった様だ。
主人公のオカルト探偵は、当時流行ったシャーロック・ホームズのライヴァル達の一人であろうとは思うが、作品によっては大した活躍をしなかったり、話を聞いたり解説するだけだったり、全く事件を解決しなかったりして、語り部的な面が強い。そしてどの作品にも何故かロマンスの要素が盛り込まれていて、切ないハーレクインものの様な趣向が有る。少数の熱狂的なファンが付く類いのものではないが、愛すべき佳品集である。
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エイルマー・ヴァンスの心霊事件簿 (ナイトランド叢書) 単行本(ソフトカバー) – 2015/12/10
アリス&クロード・アスキュー
(著),
田村 美佐子
(翻訳)
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海外の怪奇幻想小説から、傑作を選りすぐり、一流の翻訳で、ホラー愛好者に贈るナイトランド叢書。第5回配本は、20世紀初頭のオカルト探偵小説!
シャーロック・ホームズの時代に登場した幻の心霊探偵小説、本邦初訳!
弁護士デクスターが休暇中に出会ったのは、瑠璃色の瞳で霊を見るエイルマー・ヴァンス。
この不思議な男に惹かれた彼はいつしか助手となり、ともに怪奇な事件を追うことに……。
シャーロック・ホームズの時代に登場した幻の心霊探偵小説、本邦初訳!
弁護士デクスターが休暇中に出会ったのは、瑠璃色の瞳で霊を見るエイルマー・ヴァンス。
この不思議な男に惹かれた彼はいつしか助手となり、ともに怪奇な事件を追うことに……。
- 本の長さ240ページ
- 言語日本語
- 出版社書苑新社
- 発売日2015/12/10
- 寸法18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- ISBN-104883752194
- ISBN-13978-4883752195
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
弁護士デクスターが休暇中に出会ったのは、瑠璃色の瞳で霊を見るエイルマー・ヴァンス。この不思議な男に惹かれた彼はいつしか助手となり、ともに怪奇な事件を追うことに…。シャーロック・ホームズの時代に登場した幻の心霊探偵小説、本邦初訳!
著者について
アリス&クロード・アスキュー Alice & Claude Askew
イギリスの小説家。妻アリス(1874生)と夫クロード(1865生)は1904年、合作小説THE SHULAMITEを発表。すぐに舞台化され、のちに「銃口に立つ女」(1921)として映画化もされた。以降、恋愛、犯罪はじめ多彩な題材の小説を、多い年には10作以上刊行する流行作家となる。1917年、イタリアでの旅程中に乗船がUボートに撃沈され、ともに死去。生涯に91作の長篇小説と1作のノンフィクションを遺した。
田村 美佐子 (たむら みさこ)
英米文学翻訳家。1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。ホフマン『マットの魔法の腕輪』、ジョーンズ『詩人たちの旅』『聖なる島々へ』、デュエイン『駆け出し魔法使いとはじまりの本』、ウォルトン《マビノギオン物語》ほか、ファンタジーを中心に訳書多数。
イギリスの小説家。妻アリス(1874生)と夫クロード(1865生)は1904年、合作小説THE SHULAMITEを発表。すぐに舞台化され、のちに「銃口に立つ女」(1921)として映画化もされた。以降、恋愛、犯罪はじめ多彩な題材の小説を、多い年には10作以上刊行する流行作家となる。1917年、イタリアでの旅程中に乗船がUボートに撃沈され、ともに死去。生涯に91作の長篇小説と1作のノンフィクションを遺した。
田村 美佐子 (たむら みさこ)
英米文学翻訳家。1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了。ホフマン『マットの魔法の腕輪』、ジョーンズ『詩人たちの旅』『聖なる島々へ』、デュエイン『駆け出し魔法使いとはじまりの本』、ウォルトン《マビノギオン物語》ほか、ファンタジーを中心に訳書多数。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
アリス&クロード・アスキュー
イギリスの小説家。妻アリス(1874生)と夫クロード(1865生)は1904年、合作小説THE SHULAMITEを発表。すぐに舞台化され、のちに「銃口に立つ女」(1921)として映画化もされた。以降、恋愛、犯罪はじめ多彩な題材の小説を、多い年には10作以上刊行する流行作家となる。1917年、イタリアでの旅程中に乗船がUボートに撃沈され、死去。生涯に91作の長篇小説と1作のノンフィクションを遺した
田村/美佐子
英米文学翻訳家。1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
イギリスの小説家。妻アリス(1874生)と夫クロード(1865生)は1904年、合作小説THE SHULAMITEを発表。すぐに舞台化され、のちに「銃口に立つ女」(1921)として映画化もされた。以降、恋愛、犯罪はじめ多彩な題材の小説を、多い年には10作以上刊行する流行作家となる。1917年、イタリアでの旅程中に乗船がUボートに撃沈され、死去。生涯に91作の長篇小説と1作のノンフィクションを遺した
田村/美佐子
英米文学翻訳家。1969年生まれ。上智大学大学院文学研究科英米文学専攻博士前期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 書苑新社 (2015/12/10)
- 発売日 : 2015/12/10
- 言語 : 日本語
- 単行本(ソフトカバー) : 240ページ
- ISBN-10 : 4883752194
- ISBN-13 : 978-4883752195
- 寸法 : 18.8 x 12.8 x 2.5 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 999,343位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 9,338位SF・ホラー・ファンタジー (本)
- - 21,180位ミステリー・サスペンス・ハードボイルド (本)
- - 21,776位英米文学研究
- カスタマーレビュー:
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2016年2月15日に日本でレビュー済み
法廷弁護士のデクスターは美しい月明かりのある夜に
エイルマー・ヴァンスという友人から不思議な話を聞かされる。
そして、ある話ではデクスターが千里眼の能力を持つことが判明!
それからは二人で不可解な事件に当たっていくことになります。
結末が読めてしまうことも多いのですが、
それでも面白くって、夢中になって読んでしまいました。
民話を短編小説として書き直したようなストーリーなので、
おどろおどろしさや推理要素を求める人は肩透かしを食うかもしれません。
エイルマー・ヴァンスという友人から不思議な話を聞かされる。
そして、ある話ではデクスターが千里眼の能力を持つことが判明!
それからは二人で不可解な事件に当たっていくことになります。
結末が読めてしまうことも多いのですが、
それでも面白くって、夢中になって読んでしまいました。
民話を短編小説として書き直したようなストーリーなので、
おどろおどろしさや推理要素を求める人は肩透かしを食うかもしれません。
2015年12月29日に日本でレビュー済み
名前が出て来るヴァンスはその種の事件にしばしば遭遇した経験が有るだけの普通の人で、特殊な知識や能力等が有る訳では無いが、探偵としてはごくまとも。ワトスン役の人物の方が実は一種の超能力者と云うのがミソ。
バラエティに富んでいてヴァンスは単なる見届け役の場合も有れば事件の真相を見抜き探偵としての役割を果たす場合も有る。が、いずれも物語としての完成度は高い。
このシリーズを生んだ夫妻が連載終了後数年して死亡したのは残念な事で長篇でも読んでみたかったと想うが、もっともひと夏の間、週刊誌に短期連載されただけで以後書かれなかった事と、大衆作家ではあったがどうやら本来はオカルトとは無縁な作風である事から、何かの気の迷いで書かれただけの負債にとっての黒歴史であった可能性も存在はするが・・・。
バラエティに富んでいてヴァンスは単なる見届け役の場合も有れば事件の真相を見抜き探偵としての役割を果たす場合も有る。が、いずれも物語としての完成度は高い。
このシリーズを生んだ夫妻が連載終了後数年して死亡したのは残念な事で長篇でも読んでみたかったと想うが、もっともひと夏の間、週刊誌に短期連載されただけで以後書かれなかった事と、大衆作家ではあったがどうやら本来はオカルトとは無縁な作風である事から、何かの気の迷いで書かれただけの負債にとっての黒歴史であった可能性も存在はするが・・・。




