南アフリカのエイズ蔓延の原因「HIV否認主義」の話。
「エイズの原因はHIV感染ではない」という主張をする科学者も含む集団がいることは驚きです。一種の疑似科学なのですが、それを真に受けて政策にしてしまうことで祖国をエイズ大国にしてしまったのが南アフリカのムベキ大統領(当時)。恐ろしい黒歴史です。
このような疑似科学がらみの事件はネットのフェイク記事とからむことで日本でも他人事でなくなっています。薬害エイズ事件もある意味不確実なバッシング報道に翻弄されたわけで、同じ構図は現在の子宮頸がんワクチン騒動へもつながっていきますね。
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エイズを弄ぶ人々 疑似科学と陰謀説が招いた人類の悲劇 単行本 – 2011/1/29
S. C. Kalichman
(著),
野中香方子
(翻訳)
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「HIVはエイズの原因ではない.アメリカ政府と製薬企業が陰謀をはかっている」.一部の科学者を含むHIV/エイズ否認主義者たちの奇妙な主張が,南アフリカをはじめとする国々のエイズ禍を引き起こした! 社会心理学者でエイズ問題に取り組む著者が,疑似科学と陰謀説の実態を明らかにし,否認主義に陥る心理を分析する.原著名:“Denying AIDS: Conspiracy Theories, Pseudoscience, and Human Tragedy”
- 本の長さ368ページ
- 出版社化学同人
- 発売日2011/1/29
- ISBN-104759814558
- ISBN-13978-4759814552
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「HIVはエイズの原因ではない。米国政府と製薬企業が陰謀をはかっている」。HIV/エイズ否認主義者の奇妙な主張が、アフリカ諸国のエイズ禍を引きおこした。疑似科学と陰謀説の実態を明らかにし、否認主義に陥る心理を分析する。
著者について
S. C. Kalichman(コネティカット大学教授)
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
カリッチマン,セス・C.
臨床・コミュニティ心理学者で、コネティカット大学の社会心理学教授。ジョージア州アトランタと南アフリカ共和国のケープタウンで進められている「南東HIV/エイズ研究・評価プロジェクト」のリーダーでもある。20年近くにわたってHIV感染の予防と、エイズがもたらす精神的・肉体的被害の軽減に取り組んできた。研究は国立衛生研究所(NIH)に全面的に支援されており、いくつもの米国内および国際的なエイズ予防会議のメンバーとして活躍している
野中/香方子
翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
臨床・コミュニティ心理学者で、コネティカット大学の社会心理学教授。ジョージア州アトランタと南アフリカ共和国のケープタウンで進められている「南東HIV/エイズ研究・評価プロジェクト」のリーダーでもある。20年近くにわたってHIV感染の予防と、エイズがもたらす精神的・肉体的被害の軽減に取り組んできた。研究は国立衛生研究所(NIH)に全面的に支援されており、いくつもの米国内および国際的なエイズ予防会議のメンバーとして活躍している
野中/香方子
翻訳家。お茶の水女子大学文教育学部卒業(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 化学同人 (2011/1/29)
- 発売日 : 2011/1/29
- 単行本 : 368ページ
- ISBN-10 : 4759814558
- ISBN-13 : 978-4759814552
- Amazon 売れ筋ランキング: - 697,124位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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2018年8月29日に日本でレビュー済み
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6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2013年11月9日に日本でレビュー済み
原題は『エイズ否認論』。
日本でエイズ否認論はマイナーなため、邦題は妥当なところ。
「HIVはエイズの原因ではない。
アメリカ政府と製薬企業が陰謀をはかっている」
これを与太で片づけられる内はいい。
だが、政治家がこう唱え出すと途端に不穏になる。
ましてやそれが、大統領ともなれば。
本書は、その大統領が嵌った事例のレポ、及び分析である。
「エイズに効く」とするサプリメント業者との癒着など、
中には胸の痛くなる話も多数含まれている。
陰謀を真に受けた国がどうなってしまったか?
痛ましくも貴重なレポートだ。
日本でエイズ否認論はマイナーなため、邦題は妥当なところ。
「HIVはエイズの原因ではない。
アメリカ政府と製薬企業が陰謀をはかっている」
これを与太で片づけられる内はいい。
だが、政治家がこう唱え出すと途端に不穏になる。
ましてやそれが、大統領ともなれば。
本書は、その大統領が嵌った事例のレポ、及び分析である。
「エイズに効く」とするサプリメント業者との癒着など、
中には胸の痛くなる話も多数含まれている。
陰謀を真に受けた国がどうなってしまったか?
痛ましくも貴重なレポートだ。
2015年7月20日に日本でレビュー済み
エイズ否認主義が「非科学的」であることを批判するだけではなく,それが蔓延している(現在形!)心理的・社会的理由が考察されていて,いろいろ考えさせられました(著者は社会心理学者だそうです).
たとえば,エイズを言い立てるのは貧困問題から目を逸らせるための陰謀である・・・.南アフリカでエイズ否認主義が蔓延した背景にはそんな猜疑心があることが示唆されています(pp.217--218, 220--222, 36--37など).
また,現在の日本で「がんと闘うな」という主張が根強い支持を受けていますが,その理由と,エイズ患者自身がエイズ否認主義に引かれる心理とは似ているところがあるように感じました(pp.159--163).では,「がんと闘うな」という主張はエイズ否認主義と同様とんでもない害悪をもたらす擬似科学なのでしょうか.それとも,エイズ否認主義とは違って耳を傾けるのに値するものなのでしょうか.そうだとしたら,それを私のような素人はどうやって見分ければいいのでしょうか.そんなことも考えさせられる本です.
「患者がHIVを治そうとしてブルーベリージュースを飲んでも害はないが,「ブルーベリージュースで体内の毒が消えると考えるのは頭がどうかしている」などと[病院で医師から]言われれば,彼らは病院に来なくなるか,激怒するだけだ」(p.281)という言葉に,エイズ否認主義を徹底的に批判しながらも,それに引き寄せられる人たちの心理に寄り添っていこうとする著者の姿勢を感じました.
たとえば,エイズを言い立てるのは貧困問題から目を逸らせるための陰謀である・・・.南アフリカでエイズ否認主義が蔓延した背景にはそんな猜疑心があることが示唆されています(pp.217--218, 220--222, 36--37など).
また,現在の日本で「がんと闘うな」という主張が根強い支持を受けていますが,その理由と,エイズ患者自身がエイズ否認主義に引かれる心理とは似ているところがあるように感じました(pp.159--163).では,「がんと闘うな」という主張はエイズ否認主義と同様とんでもない害悪をもたらす擬似科学なのでしょうか.それとも,エイズ否認主義とは違って耳を傾けるのに値するものなのでしょうか.そうだとしたら,それを私のような素人はどうやって見分ければいいのでしょうか.そんなことも考えさせられる本です.
「患者がHIVを治そうとしてブルーベリージュースを飲んでも害はないが,「ブルーベリージュースで体内の毒が消えると考えるのは頭がどうかしている」などと[病院で医師から]言われれば,彼らは病院に来なくなるか,激怒するだけだ」(p.281)という言葉に,エイズ否認主義を徹底的に批判しながらも,それに引き寄せられる人たちの心理に寄り添っていこうとする著者の姿勢を感じました.






