1巻が個人的に微妙だったので2巻はKindle版でいいやと思ってましたが、発売から3ヶ月ほどたっても未だ電子化されないのでアマゾンで購入。1巻に比べれば……という苦しい感じがするレビュー2件を見て嫌な予感がしてましたが的中。確かに原作ネタは増えましたが、違和感を生じさせるアレンジも前巻以上に増えてます。
特にメフィラス星人の初代と2代目の姉妹、この二人のキャラ付けが姉:おバカ、妹:クールだがセンスが残念というのが勿体無いです。そこは逆なんじゃないかと。メフィラス星人2代目のキャラ付けは下手にアレンジせず、卑怯もラッキョウもあるものか! と豪語するのが似合う性格にしていれば、違和感もなく普通に面白いキャラになってたはずです。
だいたいこの姉:おバカ、妹:クールだがセンスが残念というキャラ付け、ゼットン姉妹とかぶってますよね。キャラ付けの引き出しが少ないのに、原作からのアレンジを試みてしまうのはどうかと思います。
新キャラのスカイドンも、ガッツ星人から盗撮ネタを抜いて、かわりに人を抱き枕にして眠るネタを足したような。基本的に百合っ気がある、ゆるふわ系お姉さんキャラなのは同じに見えます。抱きつくことだけならガッツ星人もしょっちゅうやってましたし。
引き出しの少なさといえば、温泉回のネタが秋田書店版の擬人化計画1巻でやってた入浴回の二番煎じになってるのはどうかと。服を着たまま入浴してるように見えるけど、実は服じゃないからいいのよってネタ、これは逆にアレンジして使わなきゃ駄目だったんじゃないですかね。連載されていた時期的に、偶然のネタかぶりだとは思えませんし。
ゴモラの口調が変化してきて、語尾にゴモをつけるようになってきてるのも気になります。一巻ではこんなにゴモゴモ言う子じゃなかったのに……。
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