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ウォール街で勝つ法則 - 株式投資で最高の収益を上げるために 単行本 – 2001/12/7
この革新的な書の初版が発行されたときのことは、ウォール街で今でも語り草となっている。そのため、この完全改訂版もまた新たな旋風を巻き起こすであろう。なぜだって? それは、本書が銘柄を選ぶためのさまざまな投資戦略とその結果を、これまでなかった手法で検証しているからだ。この書は過去45年にわたる市場のデータを駆使して、さまざまな投資戦略が株式市場でどのように機能するかを明らかにしている。
数量的分析の先駆者であり、財務分析の権威でもあるオショーネシーは、この最新の改訂版で事実に基づき、公正でバイアスがなく、予期せぬ数々の発見を白日の下にさらしている。その内容とは、長い年月の検証によって裏づけされた銘柄選択方針を一貫して用いることこそ、市場インデックスを大幅に上回るパフォーマンスを上げる秘訣であることということである。そして、45年間の検証結果に基づき、たとえ人気がある投資手法であっても資産を減らす毒を含んだやり方は避けるように、投資家に警告を発している。
- 本の長さ320ページ
- 言語日本語
- 出版社パンローリング
- 発売日2001/12/7
- ISBN-104939103501
- ISBN-13978-4939103506
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商品の説明
商品説明
著者によれば、長期的なデータを検証すると株価は予測不可能なランダム・ウォークではなく、投資のリターンは予想可能であり、市場はある種の特性(たとえば、低PSR)を継続的に明確に高く評価し、別の種の特性(たとえば、高PSR)には継続的にマイナスの評価を与えているという。それでも旧来の手法で運用する投資信託の8割がS&P500に勝てないという事実があるが、これは運用者が「どんなことがあっても一つの投資戦略を守る」という規律に欠けることにあるという。著者は本論で、米国株式のデータベースであるS&Pコンピュスタットの1951年から1996年までの45年間のデータを使って投資戦略の検証を行っている。投資戦略については、全銘柄と大型株をベンチマークに、PER、PBR、PCFR、PSR、配当利回り、EPS、利益率、ROE、RPS、複数指標の組み合わせのケースにつき、45年間のデータから各々の指標がどのような場合に最良の投資パフォーマンスが得られるかを豊富なデータとグラフを用いて検証している。
本書は、難解な机上の空論を展開するものとは違い、過去45年の実績から検証した、あくまで実践的な手法を、PERやPBRをはじめとする簡単な指標を使って解説している。株式投資で勝つことを望む個人投資家にすすめたい1冊である。(木村昭二)
内容(「BOOK」データベースより)
内容(「MARC」データベースより)
レビュー
どの投資戦略を採用すれば勝ち、どれを採用すれば負けるのか? 株価が上がる最も確実な要因とは何か? バリュー投資戦略(割安株投資)とグローズ投資戦略(成長株投資)のいずれが優れているか? PER(株価収益率)は重要か? PSR(株価売上倍率)は? 本書でオショーネシーは多くの驚くべき発見を開示している――そのなかにはほとんどだれも用いなかったが、長年にわたって常に年率18%以上のパフォーマンスを上げてきた投資戦略もある。
オショーネシーは「株式市場はいつも、ある投資戦略を用いた者には報い、その他のある戦略を用いた者には罰する」ことを証明し、市場から褒美を与えられる投資戦略の使い方を教えるくれる。彼は、なぜプロが運用する投資信託の80%がS&P500に打ち勝つことができないかを解明し、プロよりも投資で成功する方法を明示している。読者が積極的に投資元本の急成長を狙うか、年金のために低リスクの高利回り株を求める堅実な投資家であるか、といった投資スタイルは問題ではない。オショーネシーのこの画期的な研究は、何の疑いの余地なく、どんな投資戦略をとればウォール街で成功できるかを示している。
これまで投資家は直感や専門家の助言、自分自身の限られた経験に頼るほかなかった。だが、いまや市場をよく見ればよい。なぜなら市場のデータの完全な分析がついに可能となったからだ。
「これから最善の投資計画を立案するためには、投資家は正確で長期にわたる検証データを利用する必要がある」とオショーネシーは言う。彼がこの画期的な書によって読者に提供したいと思っている秘訣とは、まさにこれなのだ。 --内容紹介より
著者について
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
1987年慶応義塾大学経済学部卒。米系金融機関にてクレジットアナリスト、投資企画を経験した後、1994年ペンシルバニア大学ウォートンスクールにて経営学修士(MBA)取得。外資系金融機関にてグローバル債券運用、クオンツバリュースタイルの日本株運用、アナリスト、マクロ経済分析を経て、現在は株式担当ファンドマネジャー
河村/毘夫
日本生産性本部ワシントン駐在員として米国国務省関係の日英同時通訳者を務めた一人。日本興業銀行国際投資情報部長、興銀投資顧問常務、共立専務、共立インシュアランスブローカーズ社長、世界保険仲介業連合アジア代表理事歴任後、現在は青木建設監査役
秦/由紀子
上智大学外国語学部英語学科卒業。翻訳者。ビジネス・証券・法律分野の翻訳を手掛ける(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : パンローリング (2001/12/7)
- 発売日 : 2001/12/7
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 320ページ
- ISBN-10 : 4939103501
- ISBN-13 : 978-4939103506
- Amazon 売れ筋ランキング: - 208,624位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 768位株式投資・投資信託
- - 21,444位ビジネス・経済 (本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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データ量がとにかく多いので内容はかなりすごい!
豊富な資金がある方はこの本で勝率は上がりそう。
リスクを鑑みると大型株のバリュー投資が一番わりがいいというのが驚きでした。奇しくもグレアム氏が提案した投資戦略が・・・。逆にグロース投資がタイミングを間違えると痛手しかもらえないということにも驚きでした。
最低でも投資戦略を検証する上で25年は必要であり、10年うまくいったからとそれに妄信してしまうと多大な代償を払う必要があるという事は肝に銘じておきたいです。
ps 最も勝率の良い投資、統合戦略(バリュー+グロース)を、ベンジャミン・グレアムの弟子であるウォーレン・バフェットが行っていた事が何か運命めいたものを感じます。資産構築の幅が広がりました。
優れているかを探るという意味で、非常によくできた本です。
しかしこの本が出版された時点で、効率的な市場では
よりパフォーマンスを上げたいファンドが同様の戦略をとることにより、
目的とした銘柄は割高になってしまうため、
同様の投資法を行う利点がなくなってしまっています。
コンピュータを使用して過去のデータを調べ、予想するという事は
どのファンドでも同様に行うことでしょうし、
特に目新しい内容ではないでしょう。
また市場は年々効率的になっていきます。
どのような方法を使っても、ウォール街に勝ち続ける法則など存在しません。
過去の知識を得るためには良い本でしょうけれど、
この方法で今後利益が上がるかと言われれば否でしょうし、
この本の価格に見合うだけのの価値があるとは思えません。
それでもこういった分析は参考になる。こんな大変なことを自分ではまずやろうと思わないし、労力は半端ないからである。まず、この手法ではこれぐらいしかわからないことが明確になる。また、現実としてこの本のあとで、ジェームズPオショーネシーが作ったファンドは数年で解散となっている。それでもこの解析は興味深い事実を教えてくれる。示唆はしているのだ。ただ、注意しなくてはいけないのは、PERよりPSRがいいと断言するものではない。ちょっと数値をいじればわかるが、たかが数年のちょっとした結果の差で大きく変わってしまうからだ。
第1章:株式投資戦略
第2章:頼りにならない専門家
第3章:ゲームの法則
第4章:時価総額によるランク付け
第5章:PER(株価収益率)
第6章:PBR(株価純資産倍率)
第7章:PCFR(株価キャッシュルロー倍率)
第8章:PSR(株価売上倍率)
第9章:配当利回り
第10章:割安株指標の価値
第11章:EPSの年間変化率
第12章:5年間におけるEPS変化率
第13章:利益率
第14章:ROE(株主資本利益率)
第15章:RPS(レラティブ・プライス・ストレングス)
第16章:複数の指標を併用してパフォーマンスを高める
第17章:2つの指標に基づく全銘柄のためのバリューモデル
第18章:主力銘柄のなかからバリュー株を探し出す
第19章:基本のグロース投資戦略を探し求めて
第20章:戦略を組み合わせてリスク調整済パフォーマンスを最大化する
第21章:投資戦略をランク付づけする
第22章:株式投資から最大の利益を得るには
「はじめに」のセクションでこの本のハイライトとして書かれていることをまとめると、
1) 小型株の超過リターンは時価総額2500万ドル未満の小型株だが、現実的には投資家がこのような銘柄を買うことはできない。
2) 低PER銘柄への投資が大型有名株に限定すると収益率が高い。
3) 銘柄選定において有用なバリュー株指標は、PSR。
4) 前年損失が多かった銘柄は今年買ってはいけない銘柄の筆頭だ。
5) 前年の収益が増加しただけで今年の投資対象と考えるのは無意味だ。
6) いくつかの指標を併用すれば、長期の運用成績は向上する。
7) 有名な大型株から配当利回りの高い銘柄を選んで投資すれば、S&P500の4倍の成果を得られる。
8) 一貫して市場をアウトパフォームするための唯一の成長変数は、レラティブ・ストレングスである。
9) 人気絶頂の銘柄を高PERで買うのは最悪の戦略だ。
10) 投資戦略のリスクは考慮するべきもっとも大事な要素の一つだ。
11) グロース戦略とバリュー戦略を結合させるのが、投資パフォーマンスを向上させる最善の方法だ。
1951年から1996年までの45年間のデータを使って投資戦略の検証を行っていて出てきた結果はこれはこれで正しい。しかし、別の時間軸(E.X. 1955-2000、1965-2010)でパフォーマンスのベンチマークを行えば、当たり前の話だが別の結果が出てくる。従って、ベンチマークの結果については話半分程度に見た方がよいと思います。あと当たり前ですが検証データは米国株のものなので(日本株中心で運用されている方は)注意が必要です。お勧めの章は、第21章と第22章。特にp356ページの表「絶対リターンに基づく全投資戦略のリターンランキング」は必見だ。この表を見れば、少なくとも株式投資でやってはいけない投資戦略というのは見えてくるはずだ。
必勝法を探そうとしてこの本を読んでもあまり得るものはないと思います。逆にNGな投資戦略を見つけ出すために読むといろいろ得るものもあると思います。
「PERの低い株に投資せよ.」
「いや,高ROEの株にこそ投資するべきだ.」
「いやいや,株価なんて全くのランダムウォークだよ.」
どれが本当なのだろうか?
この本は過去45年にわたるウォール市場のデータを元にして,
PER、PBR、PCFR、PSRなどの各指標に従った投資を行ったとき,
どれだけのリターンが得られるのか,それらはインデックスに勝てるのかを
ひたすら統計で求めた本である.
ページを開くと圧倒的な図表の量に読者は驚くだろう.逆に言うと統計的な
ことが書いているので読んでいておもしろい本ではないのかもしれない.
果たしてランダムウォークを打ち負かす指標はあるのだろうか?
結論から言えばある.また各年における指標に基づいた投資リターンも
示しているため,一貫した投資法を行うことこそが成功する秘訣であることもわかる.
人気に惑わされず自分の投資法を続けていく.投資の王道は見えそうで見えないものであった.
ちなみに著者はRBC O`Shaughnessy U.S. Value FundとRBC O`Shaughnessy
U.S. Growth Fundを運営していますが,5年間のS&P500 indexが-4.5%なのに対して、
前者は8.6%後者は12.4%(2004年1月現在)と良好なリターンを示しています.