売上高世界一、従業員数160万人という数字だけでは表せない、社会・経済に与える影響力について、本書では様々な角度から光を当てる試みをしている。
徹底した秘密主義を貫く同社は、取引先にも対外的にウオルマートとの関係を論じることを禁止していることから、その実態は捉え所がないとされて来た中で、著者の取材力・情報収集に賭ける努力は評価に値する。
ウオルマートと取引することは企業にとって良いことか、という問いに対して、その取引規模からアメリカンドリームを実現した起業家の例と、ウオルマートの求める取引条件(度重なる値引き要請)に対応出来なくなった企業と従業員の破滅的な末路の双方を紹介している。
またウオルマートが出店することはその地域の雇用を増やすことになるのか、ということについても、雇用統計や廃業する中小小売店の記録から分析を試みている。
ウオルマートが大量にサケを調達しているチリの養殖場での環境への大きな影響もその取扱数量のなせる業であるが、今日的課題を突きつけている。
Everyday Low Price という同社のコアバリュー(根源的価値観)は同社発展の原動力であり、消費者の生活にも大いに役立っているものの、既に環境問題や劣悪な労働環境など、社会的な調和が取れなくなって来ている部分もありながら、その価値観や経営理念を急には修正出来ないところに、同社の大きな課題が見られる。いずれにしてもウオルマートの社会にもたらす影響については、未だに正確に把握出来ていないが、恐ろしいことに、その影響力の主体である筈のウオルマートですら、それをコントロールし切れなくなって来ているのではないかというのが本書の示唆するところである。
ビジネスとしてのみならず、消費者としての観点から見てもとても興味深い一冊である。
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ウォルマートに呑みこまれる世界 単行本 – 2007/8/3
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- 本の長さ379ページ
- 言語日本語
- 出版社ダイヤモンド社
- 発売日2007/8/3
- ISBN-104478000905
- ISBN-13978-4478000908
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
ウォルマートが微笑むと、どこかで誰かがクビになる。世界最大企業ウォルマートは、米国人の生活、国内外のサプライヤーと従業員、そして環境問題に至るまで、地球規模でますますその影響力を増している。ウォルマートに生殺与奪権を握られた世界を鋭く描く。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
フィッシュマン,チャールズ
ワシントンポストの記者を皮切りに、オーランド・センティネル、ニュース&オブザーバーの編集者として活躍。その後、ファーストカンパニーの編集長を務める。同誌で特集したウォルマートに関する記事は数々の賞を受け、また多くの読者を獲得した。2005年、ビジネス・ジャーナリズムにおける最高の賞である“ジェラルドローブ賞”を受賞。フィッシュマンは、それまでにも同賞の最終選考に3回残っている。NPR、CNN、FOXニュースなどにもたびたび出演している
中野/雅司
FMU代表取締役。1952年生まれ。93年、コカ・コーラおよびIGAが設立した教育機関FMUの立ち上げに参画。日本の食品、消費財業界に対して米国食品流通、およびロジスティックス業界に持つ幅広いネットワーク、ノウハウをベースにしたコンサルティングや教育トレーニング・プログラムを提供している
三本木/亮
1960年生まれ。早稲田大学商学部卒。米ブリガムヤング大学ビジネススクール卒、MBA取得。在日南アフリカ総領事館(現大使館)、大和證券を経て、1992年に渡米。現在、TMMディベロップメントLLC(米国ユタ州)代表、AIC債権回収(株)取締役、ブリガムヤング大学ビジネススクール国際ビジネス教育研究センター準教授などを務める他、日米間の投資事業、提携事業にも数多く携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
ワシントンポストの記者を皮切りに、オーランド・センティネル、ニュース&オブザーバーの編集者として活躍。その後、ファーストカンパニーの編集長を務める。同誌で特集したウォルマートに関する記事は数々の賞を受け、また多くの読者を獲得した。2005年、ビジネス・ジャーナリズムにおける最高の賞である“ジェラルドローブ賞”を受賞。フィッシュマンは、それまでにも同賞の最終選考に3回残っている。NPR、CNN、FOXニュースなどにもたびたび出演している
中野/雅司
FMU代表取締役。1952年生まれ。93年、コカ・コーラおよびIGAが設立した教育機関FMUの立ち上げに参画。日本の食品、消費財業界に対して米国食品流通、およびロジスティックス業界に持つ幅広いネットワーク、ノウハウをベースにしたコンサルティングや教育トレーニング・プログラムを提供している
三本木/亮
1960年生まれ。早稲田大学商学部卒。米ブリガムヤング大学ビジネススクール卒、MBA取得。在日南アフリカ総領事館(現大使館)、大和證券を経て、1992年に渡米。現在、TMMディベロップメントLLC(米国ユタ州)代表、AIC債権回収(株)取締役、ブリガムヤング大学ビジネススクール国際ビジネス教育研究センター準教授などを務める他、日米間の投資事業、提携事業にも数多く携わる(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : ダイヤモンド社 (2007/8/3)
- 発売日 : 2007/8/3
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 379ページ
- ISBN-10 : 4478000905
- ISBN-13 : 978-4478000908
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,118,980位本 (本の売れ筋ランキングを見る)
- - 950位企業動向
- カスタマーレビュー:
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上位レビュー、対象国: 日本
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2008年1月12日に日本でレビュー済み
世界最大の小売というだけでなく、史上最大の企業であるウォルマートが、徹底的な低価格を実現するために、従業員の給与やサプライヤーへの納入費用切り下げに対して圧力を行使することで、我々の生活に大変な影響を与えるというのが、「ウォルマート・イフェクト」です。
「ニッケル・アンド・ダイムド」に描かれていましたが、従業員の給料も貧困ラインぎりぎり(というよりもそれ以下)です。組合が結成された店舗は店が閉鎖されました。また、不法移民を使っていたり、労働条件の劣悪さがゆえに、摘発されたり告発されて罰金や賠償金を払っています。
全米で毎週1億人以上。世界全体では毎年72億人が買い物をするというのです。そのウォルマートがメーカーに対して値下げ圧力を行使すれば、目先の利益に目がくらんで、メーカーはそれを飲みます。ですが、ウォルマートの要求は際限無く続き、毎年のように前年比でさらなる値引きを要求してきます。最終的にはメーカーは疲弊しきって、多くの企業が自ら脱落するか、あるいはウォルマートから切り捨てられ、結局どちらの場合でも大ダメージをうけます。
ウォルマートエフェクトは国内だけにとどまりません。ウォルマートは数多くの格安な産品を輸入していますが、それが産出される環境の多くが劣悪で、到底米国内であれば(いえ、たとえどこであっても)許されないものです。小児労働だったり、暴力的な環境だったり、明らかな搾取がなされていたりと。
問題は、これらの事態はウォルマートの悪意から出てはいないということでしょうか。彼らは本当に純粋に1セントでも安く、しかも毎日同じ価格で商品を売ろうとしているのです。そして様々な弊害はその結果なのです。
そしてそれ低価格を私たち消費者が評価していることが、その流れを助長しているわけです。ですが、私たちはウォールマート・エフェクトの全容を知って行動しているわけではないのです。ウォルマート・エフェクトの実態を知れば、その行動についても少しは変化が起こるかもしれません。
安いことが疑うことなき正義であるのかどうかについて、大いに疑問を抱かせるきっかけとなる本です。
「ニッケル・アンド・ダイムド」に描かれていましたが、従業員の給料も貧困ラインぎりぎり(というよりもそれ以下)です。組合が結成された店舗は店が閉鎖されました。また、不法移民を使っていたり、労働条件の劣悪さがゆえに、摘発されたり告発されて罰金や賠償金を払っています。
全米で毎週1億人以上。世界全体では毎年72億人が買い物をするというのです。そのウォルマートがメーカーに対して値下げ圧力を行使すれば、目先の利益に目がくらんで、メーカーはそれを飲みます。ですが、ウォルマートの要求は際限無く続き、毎年のように前年比でさらなる値引きを要求してきます。最終的にはメーカーは疲弊しきって、多くの企業が自ら脱落するか、あるいはウォルマートから切り捨てられ、結局どちらの場合でも大ダメージをうけます。
ウォルマートエフェクトは国内だけにとどまりません。ウォルマートは数多くの格安な産品を輸入していますが、それが産出される環境の多くが劣悪で、到底米国内であれば(いえ、たとえどこであっても)許されないものです。小児労働だったり、暴力的な環境だったり、明らかな搾取がなされていたりと。
問題は、これらの事態はウォルマートの悪意から出てはいないということでしょうか。彼らは本当に純粋に1セントでも安く、しかも毎日同じ価格で商品を売ろうとしているのです。そして様々な弊害はその結果なのです。
そしてそれ低価格を私たち消費者が評価していることが、その流れを助長しているわけです。ですが、私たちはウォールマート・エフェクトの全容を知って行動しているわけではないのです。ウォルマート・エフェクトの実態を知れば、その行動についても少しは変化が起こるかもしれません。
安いことが疑うことなき正義であるのかどうかについて、大いに疑問を抱かせるきっかけとなる本です。
2007年9月30日に日本でレビュー済み
エブリデイ・ロープライスが売りの小売店
今、アメリカでのウォルマートによる経済の影響のすごさが書かれています。
ウォルマートから25マイルの距離に全米の人口の97%の人が住んでいるくらい網羅されている。
ウォルマートによって、潰れていくサプライヤーの数の多さ・影響力 ある意味マイクロソフトなんかよりすごい独占企業。
安さの裏にある隠された真実の話。
恐ろしい会社です。
今、アメリカでのウォルマートによる経済の影響のすごさが書かれています。
ウォルマートから25マイルの距離に全米の人口の97%の人が住んでいるくらい網羅されている。
ウォルマートによって、潰れていくサプライヤーの数の多さ・影響力 ある意味マイクロソフトなんかよりすごい独占企業。
安さの裏にある隠された真実の話。
恐ろしい会社です。
2007年8月10日に日本でレビュー済み
EDLP(Every Day Low Price:毎日が安売り)という言葉を世界中になじませた
ウオルマートが何故ELDPが出来るようになったかを教えてくれる一冊です。日本のスーパーで
はレジの方は暇でもレジに立っていますが、ウオルマートでは、レジにお客様が並んでいない
ときにはレジ係でも品出しのために店内を回らせます。ウオルマートのお店に行くと品だし、
陳列にも経費がかからない方法を取っています。大きなパレットを通路の真ん中においてその
上に商品をうずたかく積んでいます。業界ではこの通路の事をアクション・アレーと呼んでい
ます。しかし、この本の中ではすべて安ければいいと言ってはいません。自分の髪の毛を切る
ときに安いというだけで、まったく髪の毛を切った事が無い素人に髪の毛を切らせることは無
いだろうとまで言い切っています。先日日本で発生した偽装牛肉コロッケ事件とは違うコスト
ダウンの考え方を学ぶことが出来ます。
ウオルマートが何故ELDPが出来るようになったかを教えてくれる一冊です。日本のスーパーで
はレジの方は暇でもレジに立っていますが、ウオルマートでは、レジにお客様が並んでいない
ときにはレジ係でも品出しのために店内を回らせます。ウオルマートのお店に行くと品だし、
陳列にも経費がかからない方法を取っています。大きなパレットを通路の真ん中においてその
上に商品をうずたかく積んでいます。業界ではこの通路の事をアクション・アレーと呼んでい
ます。しかし、この本の中ではすべて安ければいいと言ってはいません。自分の髪の毛を切る
ときに安いというだけで、まったく髪の毛を切った事が無い素人に髪の毛を切らせることは無
いだろうとまで言い切っています。先日日本で発生した偽装牛肉コロッケ事件とは違うコスト
ダウンの考え方を学ぶことが出来ます。
2008年1月6日に日本でレビュー済み
実際にウォルマートのビジネスに携わってきた様々な方々への取材を元にした著作。それだけにウォマートの過去と実際を知るにはまぁまぁ良書であると感じました。
しかしながら、全体的にただ取材の結果をまとめただけという感が否めず、それぞれの事柄に対する考察や分析に欠ける印象を受けました。それだけに読後は消化不良の感が強かったです。
この背景としてウォルマートビジネス全体の閉鎖性があると考えれますが、本書の中でもこの点に触れております。第4章「ウォルマートの強大な圧力」の中で、フェデックス社やダイアル社へウォルマートとの取引について取材を申し込むと、「ウォルマートのことだけはだめだ。」と固辞されたという一節がありました。両社の様な世界的大手企業においてもウォルマートについては口を噤むというこのことからもいかにウォルマートの権力が絶大かということをうかがい知ることができます。
しかしながら、全体的にただ取材の結果をまとめただけという感が否めず、それぞれの事柄に対する考察や分析に欠ける印象を受けました。それだけに読後は消化不良の感が強かったです。
この背景としてウォルマートビジネス全体の閉鎖性があると考えれますが、本書の中でもこの点に触れております。第4章「ウォルマートの強大な圧力」の中で、フェデックス社やダイアル社へウォルマートとの取引について取材を申し込むと、「ウォルマートのことだけはだめだ。」と固辞されたという一節がありました。両社の様な世界的大手企業においてもウォルマートについては口を噤むというこのことからもいかにウォルマートの権力が絶大かということをうかがい知ることができます。
殿堂入り
従業員、顧客、サプライヤー、政府・国家、地域などとの関係や、それぞれの立場から、ウォルマートを分析した本です。その中で、安く売る仕組み、組織文化、従業員やサプライヤーなどへの考え方などを描いています。
単にウォルマートを批判するとか、称賛するという本ではなく、多面的に分析し、その実状を描き出そうとする本でした。
固苦しい本では、なかったです。インタビューなどが多く、また文章が上手いのか、翻訳が良いのか、非常に読みやすかったです、
興味深いことだらけで、「あれよあれよ」と読み進めてしまいました。
企業の倫理、文化、社会や環境とのかかわり、戦略、オペレーションなど多くのことについて考えさせられる本でした。
単にウォルマートを批判するとか、称賛するという本ではなく、多面的に分析し、その実状を描き出そうとする本でした。
固苦しい本では、なかったです。インタビューなどが多く、また文章が上手いのか、翻訳が良いのか、非常に読みやすかったです、
興味深いことだらけで、「あれよあれよ」と読み進めてしまいました。
企業の倫理、文化、社会や環境とのかかわり、戦略、オペレーションなど多くのことについて考えさせられる本でした。
2007年10月24日に日本でレビュー済み
経済の基礎知識はまったくない私には、難しい本かなと思ったが、
非常に読みやすい(読ませる)内容だった。
この本一冊だけですべてを判断することはできまないが、ウォルマート
のような大企業がもたらすいくつかの重要な問題点が、具体的な例を
あげて非常のわかりやすく説明している。
結局、牛乳を10円安く買うために、自分もどこかで何円か安く働いている
だけではないか?
明日からスーパーにいくときの気持ちが変わります。
非常に読みやすい(読ませる)内容だった。
この本一冊だけですべてを判断することはできまないが、ウォルマート
のような大企業がもたらすいくつかの重要な問題点が、具体的な例を
あげて非常のわかりやすく説明している。
結局、牛乳を10円安く買うために、自分もどこかで何円か安く働いている
だけではないか?
明日からスーパーにいくときの気持ちが変わります。
VINEメンバー
アル・ゴアの「不都合な真実」で語られていた側面が本書の内容である。なぜアメリカも中国も京都議定書に参加しないのか?それはウォルマートのためだった、という結論。国内自給率の低い我が国小売業にも耳の痛い話であろう。アーカンソー・ベントンヴィルを訪ねたことがある。ウォルマートは現在地球上で最大の民間企業だが、本部の入り口は日本の中堅スーパーくらいの門構えであり、ちょっとびっくりする。ダウンタウンには1号店を改造したウォルマート博物館があるが、やはり質素で重ねてびっくりする。ベントンヴィルは非常〜に寂れた雰囲気の街だが、本部近くのスーパーセンターには「あなたがた、どっから来たの?」というくらいに来店客があり、三度びっくりする。街の人口は少なくても、街の人は衣食住の関連商品をすべてウォルマートで買うので、この場所だけラスベガスのごとき不夜城になっている。ウォルマートはこのような立地に大変強い。反対に都市では繁盛しない。マンハッタンには1店舗もないし、LAも郊外までいかないとない。アメリカ国内で必死に働く中堅未満の家庭から見ると(実はこの層が一番多いというが)、ウォルマートは神である。常にとんでもなく安く、年収10万ドルの家庭と同じ(ような)生活をさせてくれる。医療保険も高くて入れないため、風邪をひいたら病院で1回100ドルとられる。でもウォルマートの薬剤師は心からの相談に応じてくれて、処方箋もジェネリックで激安。それこそ3ドルとか高くても10ドルとかの世界だ。食品だっててんこもりであるし、衣料品も激安。これを神様と言わずして何というか。しかし、これを実現するために尋常ではない二酸化酸素を放出し、メーカーや卸をいじめる。不都合な真実の根っこは本当に深い。本書はこれらを中立的観点から展開しており、読んで損のない一冊である。「こりゃあ、京都議定書ムダだな」ということも理解させてくれる。
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