この本には司馬遼太郎の「アメリカ素描」の話が随分出てくる。著者は、本当に21世紀版「アメリカ素描」を書きたかったようだ。
現代のアメリカを、第1部で、ワシントンDC、ニューヨーク、ヒューストン、ニューオリンズ、シカゴといった都市から語るのは「アメリカ素描」を思い起こさせるところがないでもない。
第2部は、21世紀のアメリカ文明を大きく動かしているウェブを中心に、9・11や大統領選挙に言及する。が、私程度の理解力では、ウェブのアメリカ社会への影響は実例で理解できても、「ウェブ」と「文明論」がどう結びつくのか、今一つ理解できない。雑誌の連載をまとめた本だからかもしれないが。
この商品をお持ちですか?
マーケットプレイスに出品する

無料のKindleアプリをダウンロードして、スマートフォン、タブレット、またはコンピューターで今すぐKindle本を読むことができます。Kindleデバイスは必要ありません 。詳細はこちら
Kindle Cloud Readerを使い、ブラウザですぐに読むことができます。
携帯電話のカメラを使用する - 以下のコードをスキャンし、Kindleアプリをダウンロードしてください。
ウェブ文明論 (新潮選書) 単行本 – 2013/5/24
なぜアメリカでは社会を変えるイノベーションが次々と生れるのか? 1985年にカリフォルニアと東海岸を旅し、《アメリカ=文明》という視点で、この人工国家を捉えた司馬遼太郎の『アメリカ素描』。多民族社会を活写するその姿勢に範をとりながら、インターネットという新潮流に注目し、ソーシャルネットワークからクラウドファンディングまで、背後にある精神と機構を考察する斬新な論考。
- 本の長さ333ページ
- 言語日本語
- 出版社新潮社
- 発売日2013/5/24
- ISBN-104106037297
- ISBN-13978-4106037290
この商品をチェックした人はこんな商品もチェックしています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
1985年にカリフォルニアと東海岸を旅し、“アメリカ=文明”という視点でこの人工国家を捉えた司馬遼太郎の『アメリカ素描』。多民族社会を活写するその姿勢に範をとりながら、21世紀に世界に広まったインターネットという新潮流に注目し、ソーシャルネットワークから起業家塾、クラウドファンディングまで、背後にある精神と機構を明らかにする斬新な論考。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
池田/純一
1965年生まれ。FERMAT Inc.代表。コンサルタント、Design Thinker。コロンビア大学大学院公共政策・経営学修了(MPA)、早稲田大学大学院理工学研究科修了(情報数理工学)。電通総研、電通を経て、メディア・コミュニケーション分野を専門とするFERMAT Inc.を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
1965年生まれ。FERMAT Inc.代表。コンサルタント、Design Thinker。コロンビア大学大学院公共政策・経営学修了(MPA)、早稲田大学大学院理工学研究科修了(情報数理工学)。電通総研、電通を経て、メディア・コミュニケーション分野を専門とするFERMAT Inc.を設立(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
登録情報
- 出版社 : 新潮社 (2013/5/24)
- 発売日 : 2013/5/24
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 333ページ
- ISBN-10 : 4106037297
- ISBN-13 : 978-4106037290
- Amazon 売れ筋ランキング: - 1,101,777位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 6,880位社会一般関連書籍
- - 38,210位コンピュータ・IT (本)
- - 43,576位社会学概論
- カスタマーレビュー:
この商品を買った人はこんな商品も買っています
ページ: 1 / 1 最初に戻るページ: 1 / 1
著者について
著者をフォローして、新作のアップデートや改善されたおすすめを入手してください。

著者の本をもっと発見したり、よく似た著者を見つけたり、著者のブログを読んだりしましょう
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.0
星5つ中の3
2 件のグローバル評価
評価はどのように計算されますか?
全体的な星の評価と星ごとの割合の内訳を計算するために、単純な平均は使用されません。その代わり、レビューの日時がどれだけ新しいかや、レビューアーがAmazonで商品を購入したかどうかなどが考慮されます。また、レビューを分析して信頼性が検証されます。