アレグザンダー・ウォー著『ウィトゲンシュタイン家の人びと―闘う家族』と本書とで、ウィトゲンシュタインの伝記めいた記述の若干に触れることができます。
そして、解明可能な伝記上の謎と、不可能な謎との2種類を獲得することになります。といって、本項目でその展開を図る必要もありませんので、以下省略です。
科学史・科学哲学に関して、中山茂氏の著作より学ぶところがありましたが、氏は、解明されたものから、解明可能なものへの飛躍の過程と所在とを指摘することを得意としていましたので、それにならってみたくなります。ウィトゲンシュタインの著作および伝記から飛躍の過程と所在とをどのように得ることができるのか、が面白いところであると思います。
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