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イーサン・フローム 単行本 – 1995/9

5つ星のうち 4.5 4件のカスタマーレビュー

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商品の説明

内容(「BOOK」データベースより)

ピューリッツァ賞受賞作家が愛憎の果て生きることの意味を問う、アメリカ文学を代表する珠玉作品集。

内容(「MARC」データベースより)

「衝突事故」のせいで額に赤い傷を残し、鎖にひかれるように足を引きずって歩く農夫、イーサン・フローム。ニューイングランドを舞台に一人の男の生き方を描く。愛憎の果て生きることの意味を問う珠玉作品集。再刊。


登録情報

  • 単行本: 221ページ
  • 出版社: 荒地出版社 (1995/09)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4752100932
  • ISBN-13: 978-4752100935
  • 発売日: 1995/09
  • 商品パッケージの寸法: 19.2 x 13.8 x 1.6 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.5 4件のカスタマーレビュー
  • Amazon 売れ筋ランキング: 本 - 1,222,174位 (本の売れ筋ランキングを見る)
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カスタマーレビュー

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トップカスタマーレビュー

形式: 単行本 Amazonで購入
 『イーサン・フローム』(1911年)は、長さからいうと、中篇小説ということになるでしょうか。とはいえ、けっして長くはないこの作品、小説という文学形式のもつ魅力、醍醐味というものを十二分に味わわせてくれます。

 ニューイングランドの、冬には雪の多い辺鄙な村で、同じ家に暮らすイーサン、ズィーナの夫婦と若いマティ(ズィーナの従妹)の三人が主な登場人物となっています。
 そして小説は、いちおう枠物語(額縁小説)の体裁をとっていますが、主要部分は、タイトル・キャラクターのイーサンが視点人物になっていて、物語はそのイーサンの視点でもって展開していきます (小説の登場人物におけるこうした視点上の処理は、ウォートンの文学上の師であるヘンリー・ジェイムズの影響があるのかもしれません)。
 そのため、読者は、イーサンの心に去来するズィーナとマティにたいするさまざまな感情(愛や憎悪の感情)、また場面場面での葛藤や焦燥、不安や心配は精細に知ることができるのですが、たとえばマティがイーサンのことを実際にどう思っているか、また妻ズィーナが夫のイーサンを、そしてまたイーサンと従妹マティの関係をどう考えているか、とりわけ前者、つまりマティがイーサンのことを実際にどう思っているかについては小説の最後ちかくまでついにわかりません。
 
 このことが物語に
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形式: 単行本
 1911年の作品。マサチューセッツのスタークフィールドが舞台である。雪深い世界と一つ
屋根の下という閉鎖的な空間で暮らす三人の男女の心理的愛憎劇である。著者は、ヘンリー・
ジェームスを尊敬したという。彼の作品に大きな影響を受けたであろうが、すべての作中人
物が自己心理を語っていない点が相違しているといえよう。従って、読者は、視点者である
主人公の心理や描写力から他者の心理を読み解いていく緊張感と面白さを味わえるだろう。
構成は、プロローグ、第一章から第九章、エピローグである。物語は、著者の『無垢の時代』
(映画『エイジ・オブ・イノセンス』の原作)のアーチャーを囲むメイとオレンスカヤ伯爵
夫人の関係に似通っている。はかなくも、実るとは思えない恋に溺れていく男の悲劇を描い
てる。

 「わたし」がプロローグとエピローグの語り手で、各章は「やせた農場と思わしくない製
材所」の重荷にあえいでいる主人公イーサン・フロームの視点で紡がれていく。わたしは、
スタークフィールドのコーベリ駅近くの大きな発電所に派遣されていた。駅の郵便局で五十
二歳のイーサンを見かける。なぜ特別に興味を持ったのか。人目をひいたのは、足が悪く
「ぎくぎく」歩いていたが、「まだ形が
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形式: 単行本
 マサチューセッツ州の村スタークフィールドに暮らすイーサンには病弱な妻ズィーナがいる。ズィーナの親戚の娘マティーが世話をするためにやってきて、イーサンたちと同居することになる。やがてイーサンとマティーは互いに思慕の念を抱くようになるのだが、事態に気づいたズィーナは二人を引き裂こうとする…。

 アメリカの女流作家イーディス・ウォートンが1911年に発表した中編小説です。
 妻のある身でありながらマティーに魅かれないではいられないイーサンの胸の内と、そしてズィーナの手前実らぬ恋に焦がさざるをえないマティーの心とが、しっとりと描かれています。
 20世紀初頭の作品ですから、イーサンとマティーの間には激しい濡れ場はありません。
 だからこそでしょうか、遠慮がちな二人が自分たちの思いにたじろぎながら、少なからず距離を保って付き合いを続ける健気な様子をほほえましく感じるのです。

 そして、ここで詳細は触れることができませんが、二人の恋心が悲劇的な末路をたどるようでありながら、ズィーナが二人に対して最後にとった20年以上の歳月が、奇妙に心穏やかな気持ちにさせてくれるのです。それは三人にとって完全に幸福な世界ではないかもしれませんが、それでも人里離れた寒村で、確かに生きることを選んだ人生であることは間違いなく、そのことは静かに評価したいという気持ちになるのです。
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形式: 単行本
イーディス・ウォートンというと、19世紀後半、20世紀前半のニュー・ヨークにおいてまだ「上流階級」などとくくって呼ばれる社会について著した『エイジ・オブ・イノセンス』、『歓楽の家』や『カスタム・オブ・ザ・カントリー』などが有名である。
しかしそんなウォートンとは打って変わって本著の舞台は冬のマセチューセッツの田舎。農業を営む寡黙の老人、イーサン・フロームについての比較的短い話である。建築関係の仕事上静かな農村にやってきた語り手がホーソーンの『緋文字』と同様のスタイルでイーサン・フロームの過去を推測を交えて描いてゆくものだ。
舞台も登場人物の階級もいつものウォートンとは異なっているので少々驚かれる方もいらっしゃるかもしれない。しかし、ウォートンの全作品に見られる育ちやそれに伴う運命に必死で立ち向かいながらも最終的には完全に打ち勝つことができない過程が非常によく出ている。やはり作者は場所を移しても変わらないものだなと思う。
アメリカの高校で大半のアメリカ人が読むこの作品、もしよろしければ、「暑いイーサン」と呼ばれる『サマー』と併せてお読みください。
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