投資の成否を決めるのは、すべて常識である。
市場全体のポートフォリオを有する低コストのインデックスファンドを取得し、永遠に持ち続けることである。
ボーグルの言っていることは、2007年の前著(「マネーと常識」)から驚くほど変わっていません。この11年の間にはリーマンショックがあり、東日本大震災がありました。100年に一度、1000年に一度の危機を潜り抜け、これほどの時の試練を経ても、ボーグルの言っていることは何も変わっていません。
そして彼は正しかった。
本書も二回読み返しましたが、私の「マネーと常識」には赤線、青線、緑線が引かれており、ボロボロです。世界中の株価が暴落する最中を、「マネーと常識」を何度も読み返すことで耐え凌ぎました。そしてボーグルが創設してくれたバンガード社のETFと投信のおかげ資産形成することができました。
マルキールの「ランダムウォーカー」、エリスの「敗者のゲーム」ばかりが持て囃されており、ボーグルの著書が今一つ広まらない原因の一つは、日本語のタイトルのつけ方にあると思います。"THE LITTLE BOOK of COMMON SEMSE INVESTING" という原題であれば、本邦でのタイトルは、ずばり、「コモンセンス」にした方がずっとすっきりすると思います。「インデックス投資は勝者のゲーム」などという凡庸なタイトルでは、前著との連続性すら伝わりません。
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