インターネットでマスゴミとか、既存のマスメディアを蔑視する風潮があって、
しかし、根拠のネット情報がマスメディアに由来する現実に自己欺瞞を抱えたままで、
マスメディアの粗末な反射に過ぎないネット情報とか、真実を突かれ、
平坦な言葉で、きちんと書いている。
読んで良かった。
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インターネットは永遠にリアル社会を超えられない (ディスカヴァー携書) 新書 – 2015/2/26
- Kindle版 (電子書籍)
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ネット世論は、リアル社会と隔絶した「もの言うごく一部の人々」のノイズであって、「もの言わぬ多数の人々」の声ではない!
「インターネットは世論を反映している」という世界観が、いまだに社会にはびこっている。
ネットで目立つ言論や、それに対する反応は、氷山の一角として飛び出した存在であり、
海面下にはその何万倍もの人々がいる……そんな固定観念は、まったくの誤りなのだ。
また、ネットが社会をつなぎ、「新しい価値を創造する」というのも嘘である。
古色蒼然たる「ネット万能論」は害悪でしかない。
本書は、「インターネットは無効である」ことを、さまざまな角度から点検していく。
ネットユーザーの手前勝手な思い込みには疑問を呈し、ネットの声に必要以上に反応し、
ありもしない価値を見出してしまう人々に対しては警鐘を鳴らすものである。
***
インターネットは現実世界での作業をより効率的に、合理的に処理するツールであっても、
現実世界から独立した価値観を有する革新的な何かでもなければ、現実世界を圧迫し、凌駕する何かでもない。
もちろん、その中で発せられる声や反応というのは、現実の世論を代弁しているものではまったくない。
(「終章」より)
「インターネットは世論を反映している」という世界観が、いまだに社会にはびこっている。
ネットで目立つ言論や、それに対する反応は、氷山の一角として飛び出した存在であり、
海面下にはその何万倍もの人々がいる……そんな固定観念は、まったくの誤りなのだ。
また、ネットが社会をつなぎ、「新しい価値を創造する」というのも嘘である。
古色蒼然たる「ネット万能論」は害悪でしかない。
本書は、「インターネットは無効である」ことを、さまざまな角度から点検していく。
ネットユーザーの手前勝手な思い込みには疑問を呈し、ネットの声に必要以上に反応し、
ありもしない価値を見出してしまう人々に対しては警鐘を鳴らすものである。
***
インターネットは現実世界での作業をより効率的に、合理的に処理するツールであっても、
現実世界から独立した価値観を有する革新的な何かでもなければ、現実世界を圧迫し、凌駕する何かでもない。
もちろん、その中で発せられる声や反応というのは、現実の世論を代弁しているものではまったくない。
(「終章」より)
- 本の長さ255ページ
- 言語日本語
- 出版社ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日2015/2/26
- ISBN-104799316176
- ISBN-13978-4799316177
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
「インターネットは世論を反映している」という世界観が、いまだに社会にはびこっている。ネットで目立つ言論や、それに対する反応は、氷山の一角として飛び出した存在であり、海面下にはその何万倍もの人々がいる…そんな固定観念は、まったくの誤りなのだ。また、ネットが社会をつなぎ、「新しい価値を創造する」というのも嘘である。古色蒼然たる「ネット万能論」は害悪でしかない。本書は、「インターネットは無効である」ことを、さまざまな角度から点検していく。ネットユーザーの手前勝手な思い込みには疑問を呈し、ネットの声に必要以上に反応し、ありもしない価値を見出してしまう人々に対しては警鐘を鳴らすものである。
著者について
古谷経衡(ふるやつねひら)
著述家。NPO法人江東映像文化振興事業団理事長。1982年札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科卒。インターネット問題からアニメ・映画評論まで、幅広い分野で執筆、講演活動などを行っている。おもな著書に『欲望のすすめ』(KKベストセラーズ)『若者は本当に右傾化しているのか』(アスペクト)『知られざる台湾の反韓』(PHP研究所)『クールジャパンの嘘』(総和社)など多数。Yahoo! ニュース個人にて「誰もが知りたがっているくせにちょっと聞きにくい日本の全て」配信中。Twitter ID @aniotahosyu
著述家。NPO法人江東映像文化振興事業団理事長。1982年札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科卒。インターネット問題からアニメ・映画評論まで、幅広い分野で執筆、講演活動などを行っている。おもな著書に『欲望のすすめ』(KKベストセラーズ)『若者は本当に右傾化しているのか』(アスペクト)『知られざる台湾の反韓』(PHP研究所)『クールジャパンの嘘』(総和社)など多数。Yahoo! ニュース個人にて「誰もが知りたがっているくせにちょっと聞きにくい日本の全て」配信中。Twitter ID @aniotahosyu
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
古谷/経衡
著述家。NPO法人江東映像文化振興事業団理事長。1982年札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科卒。インターネット問題からアニメ・映画評論まで、幅広い分野で執筆、講演活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
著述家。NPO法人江東映像文化振興事業団理事長。1982年札幌市生まれ。立命館大学文学部史学科卒。インターネット問題からアニメ・映画評論まで、幅広い分野で執筆、講演活動などを行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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著者について
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古谷経衡(ふるやつねひら)
文筆家。1982年北海道札幌市生まれ。立命館大学文学部(史学科―日本史学)卒。社)日本ペンクラブ正会員。特非)江東映像文化振興事業団理事長。
時事問題、政治、ネット右翼、アニメ評論など多岐の評論活動を行う。テレビコメンテーターの他、ラジオMCなどメディア媒体でも出演多数。株)オフィス・トゥ・ワン所属。
主な著書:『意識高い系の研究』(文藝春秋)、『日本を蝕む極論の正体』『左翼も右翼もウソばかり』(新潮社)、『道徳自警団が日本を滅ぼす』(イースト・プレス)、『ネット右翼の終わり』(晶文社)、『女政治家の通信簿』『草食系のための対米自立論』(小学館)、長編小説『愛国奴』(駒草出版)ばど多数。
古谷経衡公式サイトhttp://www.furuyatsunehira.com/
カスタマーレビュー
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トップレビュー
上位レビュー、対象国: 日本
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2019年6月10日に日本でレビュー済み
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Amazonで購入
6人のお客様がこれが役に立ったと考えています
役に立った
2021年4月30日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
自分の知識や読解力のなさが原因かもしれませんが他の方のレビューを見ているとやはりそう感じられる側面もあるのかなと感じます。
ただ興味深いタイトルだったので今後の参考の為に読んだのですが、単純にインターネットを批判するだけの本ではなくちゃんとインターネットの存在、魅力を立てながらの文面には好感を持てましたし、ネット通販や電子書籍の例はわかりやすかったと個人的には思います。
全てを理解、納得は出来なかったですが一意見、知識としてとても参考になる本でした。
ただ興味深いタイトルだったので今後の参考の為に読んだのですが、単純にインターネットを批判するだけの本ではなくちゃんとインターネットの存在、魅力を立てながらの文面には好感を持てましたし、ネット通販や電子書籍の例はわかりやすかったと個人的には思います。
全てを理解、納得は出来なかったですが一意見、知識としてとても参考になる本でした。
2016年8月23日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
低評価が続いていますが概ね賛同できる内容でした。
中川淳一郎氏の「ウェブはバカと暇人のもの」を合わせて併読すると更に良いと思います。
相互に足りないところを補い合っている感じがしました
著者の主張は、中川氏のそれと似ていて「ウェブに過剰な期待をしていはないけない
適度な距離感と、正しい使い方について考えるべきである」 というものです。
SNSや動画配信サイトに端を発する三面記事的な事件が多い昨今では
この主張はより説得力を持っていると感じました
実際、著者が主張している通り、日本語圏のウェブで発言する人の中には、
確かに主張してる通りリアルの社会では極めて少数のマイノリティーに相当する方が多いと
常々自分も感じています。
例えば、この本で低評価をつけているレビューを見てると
著者の主張に反対的なあまり、実社会で口にしたら人格を疑われかねないたぐいの暴言を平気で
書いてる方がいらっしゃいます。
著作に対して主張すること自体はもちろん自由ですが、言い方を考えないと
Amazonのレビューでも威力業務妨害や名誉毀損が成立して賠償責任を追う事になるでしょうし、
実際そうした事案が起きています
中川氏の著作のレビューコーナーもそうですが、暴言混じりの星1を付ける事自体が
こうしたネット礼賛否定本の主張を結果的に強化することになるでしょう。
上述の意見は、真っ当な人(著者の言葉を借りるのなら沈黙する大衆とでもイイましょうか)
なら少し考えれば、あるいは見た瞬間に理解できるたぐいのもので、
ソレが理解できないたぐいの人たちと想像できるユーザの書き込みが目立つこの本のレビューコーナー自体が、
著者の主張を結果的に正しいものと実証しています
著作で作者はネットの意見は「氷山の一角」ではなく、限られた世界の中の更にディープな声であるという考え方を
表明しており、私もコレには賛同です
また仮想と現実を対比させつつ、
今後の社会とネットの付き合いかたはどうあるべきかという意見は考えさせられます
ネット言う良い道具が正しく使われていくことを望みたいですね
中川淳一郎氏の「ウェブはバカと暇人のもの」を合わせて併読すると更に良いと思います。
相互に足りないところを補い合っている感じがしました
著者の主張は、中川氏のそれと似ていて「ウェブに過剰な期待をしていはないけない
適度な距離感と、正しい使い方について考えるべきである」 というものです。
SNSや動画配信サイトに端を発する三面記事的な事件が多い昨今では
この主張はより説得力を持っていると感じました
実際、著者が主張している通り、日本語圏のウェブで発言する人の中には、
確かに主張してる通りリアルの社会では極めて少数のマイノリティーに相当する方が多いと
常々自分も感じています。
例えば、この本で低評価をつけているレビューを見てると
著者の主張に反対的なあまり、実社会で口にしたら人格を疑われかねないたぐいの暴言を平気で
書いてる方がいらっしゃいます。
著作に対して主張すること自体はもちろん自由ですが、言い方を考えないと
Amazonのレビューでも威力業務妨害や名誉毀損が成立して賠償責任を追う事になるでしょうし、
実際そうした事案が起きています
中川氏の著作のレビューコーナーもそうですが、暴言混じりの星1を付ける事自体が
こうしたネット礼賛否定本の主張を結果的に強化することになるでしょう。
上述の意見は、真っ当な人(著者の言葉を借りるのなら沈黙する大衆とでもイイましょうか)
なら少し考えれば、あるいは見た瞬間に理解できるたぐいのもので、
ソレが理解できないたぐいの人たちと想像できるユーザの書き込みが目立つこの本のレビューコーナー自体が、
著者の主張を結果的に正しいものと実証しています
著作で作者はネットの意見は「氷山の一角」ではなく、限られた世界の中の更にディープな声であるという考え方を
表明しており、私もコレには賛同です
また仮想と現実を対比させつつ、
今後の社会とネットの付き合いかたはどうあるべきかという意見は考えさせられます
ネット言う良い道具が正しく使われていくことを望みたいですね
2015年9月8日に日本でレビュー済み
Amazonで購入
古谷氏は、「ネット上の世論調査」では政党支持率が非常に高かった次世代の党が、リアル世界での政党支持率は社民党並みで衆院選で大敗した例を挙げて、ネット世論はリアル世論の氷山の一角ではなくて、自閉した島宇宙(クラスタ)の中の声を代弁したものに過ぎないということを示している。
(※クラスタとは、趣味・嗜好や思想などで細分化され形成された、ネット上の集団のようなもの。ネット上では、同じ趣味・嗜好や思想をもった人々が集まりやすい一方、他のクラスタとの交流はほとんどないという。)
そして、ツイッター上の「バルス祭り」やニコ動のMAD動画、ユーチューバーの例を挙げて、ネット上のコンテンツのほとんどが既存大手マスメディアや大企業が創作したコンテンツに依拠したものであって、リアルから独立したネット独自のコンテンツがほとんど見られないと指摘している。
かつて一時期「web2.0」などという言葉が出てきて、インターネットに過剰な期待を持つ人々が出てきた。インターネットが世の中を大きく変え、われわれの人生を大きく変えるんだと。しかし実際には、ネットがあっても、普通の人は普通の人。リアルで実績のある人は、ネットでも成功する。ただそれだけなのだ。
「ネットはあなたの人生を何も変えない。」これは中川淳一郎氏の著書「ウェブはバカと暇人のもの」にあった言葉だ。
われわれが普段使用している固定電話や冷蔵庫や洗濯機などに対して、過度な期待や幻想を抱く人は皆無だろう。ただそこにある、生活を便利にする家電である。ただそれだけだ。ネットもそれと同じように、ただの情報検索のためのインフラであって、われわれの人生を大きく変えるものではないと考えるべきだということである。
(※クラスタとは、趣味・嗜好や思想などで細分化され形成された、ネット上の集団のようなもの。ネット上では、同じ趣味・嗜好や思想をもった人々が集まりやすい一方、他のクラスタとの交流はほとんどないという。)
そして、ツイッター上の「バルス祭り」やニコ動のMAD動画、ユーチューバーの例を挙げて、ネット上のコンテンツのほとんどが既存大手マスメディアや大企業が創作したコンテンツに依拠したものであって、リアルから独立したネット独自のコンテンツがほとんど見られないと指摘している。
かつて一時期「web2.0」などという言葉が出てきて、インターネットに過剰な期待を持つ人々が出てきた。インターネットが世の中を大きく変え、われわれの人生を大きく変えるんだと。しかし実際には、ネットがあっても、普通の人は普通の人。リアルで実績のある人は、ネットでも成功する。ただそれだけなのだ。
「ネットはあなたの人生を何も変えない。」これは中川淳一郎氏の著書「ウェブはバカと暇人のもの」にあった言葉だ。
われわれが普段使用している固定電話や冷蔵庫や洗濯機などに対して、過度な期待や幻想を抱く人は皆無だろう。ただそこにある、生活を便利にする家電である。ただそれだけだ。ネットもそれと同じように、ただの情報検索のためのインフラであって、われわれの人生を大きく変えるものではないと考えるべきだということである。
2015年3月25日に日本でレビュー済み
1.インターネット世界の批評に詳しい人なら、ほとんど新しい論点はないだろう。中川淳一郎氏の主張と重なるところが多い。
2.この世界に詳しくない人のためなら、かなりの論点が網羅されている。タイトルは内容をうまく表現している。ネットのニュースは結局マスコミが取材したニュースに寄生しているという論点は、繰り返し強調される価値がある。一次取材者を支える努力をしなければならない。
3.前半は文章の繰り返しがたいへん多い。気になる人はいらいらするだろう。他の著書もすべて同じ欠陥を持っている。推敲の不足というより、著者はこういうことが気にならない人なのではないか。ここを正すのが編集者の仕事のはずだ。今の出版界の大きな問題は、編集者が役割を果たしていないと思われる出版物が多いことである。担当する出版点数が多すぎて余裕がないかもしれないが、これでは出版社は自分で自分の首を絞めている。
4.ディスカヴァー携書は、字数・ページ数は多くないのに、1冊が1000円と高い値付けになっている。しかし、ラインナップは選りすぐりというほどではない。星海社新書のように一つのコンセプトで貫かれているというのでもない。これで商売になっているのは不思議である。出版社に附いている固定ファンがいるのだろうか。
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2.この世界に詳しくない人のためなら、かなりの論点が網羅されている。タイトルは内容をうまく表現している。ネットのニュースは結局マスコミが取材したニュースに寄生しているという論点は、繰り返し強調される価値がある。一次取材者を支える努力をしなければならない。
3.前半は文章の繰り返しがたいへん多い。気になる人はいらいらするだろう。他の著書もすべて同じ欠陥を持っている。推敲の不足というより、著者はこういうことが気にならない人なのではないか。ここを正すのが編集者の仕事のはずだ。今の出版界の大きな問題は、編集者が役割を果たしていないと思われる出版物が多いことである。担当する出版点数が多すぎて余裕がないかもしれないが、これでは出版社は自分で自分の首を絞めている。
4.ディスカヴァー携書は、字数・ページ数は多くないのに、1冊が1000円と高い値付けになっている。しかし、ラインナップは選りすぐりというほどではない。星海社新書のように一つのコンセプトで貫かれているというのでもない。これで商売になっているのは不思議である。出版社に附いている固定ファンがいるのだろうか。
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