とあるWebアプリ開発の仕事でパイチャートを描くのにD3.jsを使う機会があったので、復習がてら読んでみた。とっても良い。
出てくるのはD3の機能のほんの一部だけど、データバインド、スケール、遷移、レイアウトなどの基本概念をうまく説明してる。訳も問題ない。JavaScriptの経験者が初めてD3を学ぶのにピッタリで、より複雑なサンプルやチュートリアルに挑戦する準備になる。
デザイナーや研究者(プログラミングが本職ではない人)が対象読者とのことなので、プログラマ(私)にとっては冗長な箇所も多いが、その分、楽に読み進めることができる。集中すれば半日で読めるだろう。逆に非プログラマにはハードルが少々高いのではないか。いわゆるfluent interfaceや、関数がプロパティを持つ(arc()かと思えばarc.centroid()だったりもする)スタイルを多用するので、JavaScriptに慣れてないと戸惑うだろう。
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インタラクティブ・データビジュアライゼーション ―D3.jsによるデータの可視化 大型本 – 2014/2/19
Scott Murray
(著),
長尾 高弘
(翻訳)
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D3は、ウェブページにロードしたデータからビジュアルを生成するJavaScriptベースのツールです。
本書は、プログラマではない人々を対象として、D3を使ったデータビジュアライゼーションのプログラミングについて解説しています。
ビジュアルのスキルはあるもののデータやコードにふれたことのないアーティストやグラフィックデザイナー、
または大量のデータを持っているがビジュアルやコードを相手にしたことがないジャーナリストや研究者などの方には、本書が大いに役立つでしょう。
もちろん、データの可視化について学びたい読者にもおすすめします。
本書は、プログラマではない人々を対象として、D3を使ったデータビジュアライゼーションのプログラミングについて解説しています。
ビジュアルのスキルはあるもののデータやコードにふれたことのないアーティストやグラフィックデザイナー、
または大量のデータを持っているがビジュアルやコードを相手にしたことがないジャーナリストや研究者などの方には、本書が大いに役立つでしょう。
もちろん、データの可視化について学びたい読者にもおすすめします。
- 本の長さ296ページ
- 言語日本語
- 出版社オライリージャパン
- 発売日2014/2/19
- 寸法3 x 19 x 24 cm
- ISBN-104873116465
- ISBN-13978-4873116464
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商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
D3は、ウェブページにロードしたデータからビジュアルを生成するJavaScriptベースのツールです。本書は、プログラマではない人々を対象として、D3を使ったデータビジュアライゼーションのプログラミングについて解説しています。ビジュアルのスキルはあるもののデータやコードをいじったことがないアーティストやグラフィックデザイナ、または大量のデータを持っているがビジュアルやコードを相手にしたことがないジャーナリストや研究者などには、本書が大いに役立つでしょう。もちろん、データの可視化について学びたい読者にもおすすめします。
著者について
Scott Murray(スコット・マレイ):データビジュアライゼーションやインタラクティブな表現を生み出すソフトウェアを書くコード・アーティストである。インタラクション・デザインやシステム・デザイン、ジェネラティブ・アートなどと関連する作品を手がけている。サンフランシスコ大学のデザイン科の准教授として、データビジュアライゼーションやインタラクションデザインを教えている。Processingのコントリビューターでもあり、ワークショップでクリエイティブなコードの書き方について教えてもいる。彼の作品はalignedleft.comで観ることができる。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
マレイ,スコット
データビジュアライゼーションやインタラクティブな表現を生み出すソフトウェアを書くコード・アーティストである。インタラクション・デザインやシステム・デザイン、ジェネラティブ・アートなどと関連する作品を手がけている。サンフランシスコ大学のデザイン科の助教授として、データビジュアライゼーションやインタラクションデザインを教えている。Processingのコントリビューターでもあり、ワークショップでクリエイティブなコードの書き方について教えてもいる
長尾/高弘
1960年千葉県生まれ。東京大学教育学部卒。株式会社ロングテール社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
データビジュアライゼーションやインタラクティブな表現を生み出すソフトウェアを書くコード・アーティストである。インタラクション・デザインやシステム・デザイン、ジェネラティブ・アートなどと関連する作品を手がけている。サンフランシスコ大学のデザイン科の助教授として、データビジュアライゼーションやインタラクションデザインを教えている。Processingのコントリビューターでもあり、ワークショップでクリエイティブなコードの書き方について教えてもいる
長尾/高弘
1960年千葉県生まれ。東京大学教育学部卒。株式会社ロングテール社長(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : オライリージャパン (2014/2/19)
- 発売日 : 2014/2/19
- 言語 : 日本語
- 大型本 : 296ページ
- ISBN-10 : 4873116465
- ISBN-13 : 978-4873116464
- 寸法 : 3 x 19 x 24 cm
- Amazon 売れ筋ランキング: - 203,828位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 924位デザイン・グラフィックス (本)
- - 1,116位ソフトウェア開発・言語
- カスタマーレビュー:
著者について
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1960年生まれ。東京大学教育学部卒。英語ともコンピュータとも縁はなかったが、大学を出て就職した会社で当時のPCやらメインフレームやらと出会い、当時始まったばかりのパソコン通信で多くの人と出会う。それらの出会いを通じて、1987年頃からアルバイトで技術翻訳を始め、その年の暮れには会社を辞めてしまう。1988年に(株)エーピーラボに入社し、取締役として97年まで在籍する。1997年に(株)ロングテールを設立して現在に至る。訳書は、上下巻に分かれたものも2冊に数えて百数十冊になった。一方で、95年『長い夢』、96年『イギリス観光旅行』、97年『縁起でもない』、00年『頭の名前』、18年『抒情詩試論?』という著書もある。https://www.longtail.co.jp/
カスタマーレビュー
5つ星のうち3.6
星5つ中の3.6
9 件のグローバル評価
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トップレビュー
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2016年4月1日に日本でレビュー済み
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D3は、各種データを棒グラフや散布図などの形で可視化するためのWebベースのツールです。
この「Webベース」とは具体的にはHTML、DOM、JavaScriptなどといった3章で紹介されている技術に基づいていることを指します。
Webプログラマにとって上記の技術群はもはや常識的なものなのですが、本書はこれらに不案内な人たちに向けたD3入門になります。
実際にD3を用いて手を動かす5章以降でも、メソッドチェーンでDOMを走査していったり、SVG(=XML)をマークアップしたりといった
ことに関しても手取り足取り丁寧に解説されています。このため、全くの初学者でも詰まることは少ないと思います。
一方、その懇切丁寧さがプログラマにとっては冗長で、内容的にも基礎的な事項で終始しているので物足りないと感じるはずです。
私は1章2章をじっくり読んだ後、4章のセットアップ方法を軽く確認して、5章以降を通読といった感じになりました。
日頃からExcelやRでデータ分析を行っていて、社内LAN内で他の人と情報を共有するためにD3に興味を持って、、、という読者には
本書はあんまり有用ではないでしょう。そういった方は、そもそもの想定読者ではありませんので
エンジニアのための データ可視化[実践]入門 ‾D3.jsによるWebの可視化 (Software Design plus) など、他の書籍を探した方がよいです。
この「Webベース」とは具体的にはHTML、DOM、JavaScriptなどといった3章で紹介されている技術に基づいていることを指します。
Webプログラマにとって上記の技術群はもはや常識的なものなのですが、本書はこれらに不案内な人たちに向けたD3入門になります。
実際にD3を用いて手を動かす5章以降でも、メソッドチェーンでDOMを走査していったり、SVG(=XML)をマークアップしたりといった
ことに関しても手取り足取り丁寧に解説されています。このため、全くの初学者でも詰まることは少ないと思います。
一方、その懇切丁寧さがプログラマにとっては冗長で、内容的にも基礎的な事項で終始しているので物足りないと感じるはずです。
私は1章2章をじっくり読んだ後、4章のセットアップ方法を軽く確認して、5章以降を通読といった感じになりました。
日頃からExcelやRでデータ分析を行っていて、社内LAN内で他の人と情報を共有するためにD3に興味を持って、、、という読者には
本書はあんまり有用ではないでしょう。そういった方は、そもそもの想定読者ではありませんので
エンジニアのための データ可視化[実践]入門 ‾D3.jsによるWebの可視化 (Software Design plus) など、他の書籍を探した方がよいです。