いい辞典です。江戸を舞台とした作品を読むとき、ほんとに便利! また、読み物としてもおもしろい。ただ、一か所だけ、
「足高制 - 足高制を参照のこと」とあるのは、そりゃないよ。で、星一つだけ減点しました。
あと、個人的な望みとしては、時代小説に出てくる着物の柄についての図鑑があると言うことなしです。〇〇鹿の子とか、〇〇絞り、とか、黄八丈、とか言われても、着物についてド素人の私にゃイメージできないので、今後そういうのもよろしくお願いします。
イラスト・図説でよくわかる 江戸の用語辞典~時代小説のお供に~ (日本語) 単行本 – 2010/1/23
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本の長さ446ページ
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言語日本語
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出版社廣済堂出版
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発売日2010/1/23
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ISBN-104331514366
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ISBN-13978-4331514368
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商品の説明
著者からのコメント
この辞典を執筆するにあたって「色っぽい辞典」にしたいと考えました。
とはいっても吉原事情を中心にするといことではなく、当時の方の「息づかいを感じるもの」という意味です。
そのために「貸本屋・善右衛門」というキャラクターをたてまして、辞典としては異例ですが「江戸風の語り口調」で作りました。
実際の表現は「なか見検索」でごらんください。
時代小説を読みながら、落語を聞きながら、時代劇を見ながらめくっていただいても「江戸気分」を壊さず盛り上げます。
「こんな辞典が、なんで今までなかったのか不思議なくらいだ」と、書店さんはじめ、歴史学者の皆様にも絶賛をいただいております。
また、イラストも著者がによるもので、総数555点を掲載しております。
とはいっても吉原事情を中心にするといことではなく、当時の方の「息づかいを感じるもの」という意味です。
そのために「貸本屋・善右衛門」というキャラクターをたてまして、辞典としては異例ですが「江戸風の語り口調」で作りました。
実際の表現は「なか見検索」でごらんください。
時代小説を読みながら、落語を聞きながら、時代劇を見ながらめくっていただいても「江戸気分」を壊さず盛り上げます。
「こんな辞典が、なんで今までなかったのか不思議なくらいだ」と、書店さんはじめ、歴史学者の皆様にも絶賛をいただいております。
また、イラストも著者がによるもので、総数555点を掲載しております。
難しい表現を極力避けた一方で、善右衛門の見解やウイットを盛り込んで「色っぽい」辞典に仕立て上げてありますので、入門者からベテランまで楽しんでいただける江戸辞典です。
時代ファンの方へのプレゼントにもオススメです。
内容(「BOOK」データベースより)
江戸の世の中と暮らしに関わることが何でもわかる。江戸の商人、貸本屋善右衛門のわかりやすい解説とイラストで時代小説がますます楽しくなる。
著者について
著者は江戸好きのブックデザイナーという異色の起用。2008年に廣済堂の「たのしい仏像」を編集した者で「江戸人文研究会」を結成。独自の視点から「たのしい仏教」「たのしい歴史」を研究。語りはじめると次から次へと話題があふれ出て、止まらない、しかもユニークな目線で飽きさせない人物。
ところが、数字や年代に弱いという弱点があり、そのために特にこだわったのが、巻頭コラムの「歴代将軍」!
各将軍の似顔絵に、将軍になった年の西暦と元号、御台所、さらに政権時代の元号を一目で分かるように掲載。
「安永って誰の時代だっけ?」と思った時に便利です。
それ以外にも、各将軍時代のキーワードも掲載。「島原の乱って、誰の時代?」なんていう時にも便利で、時代々々の出来事と将軍が組み合わせて知ることが出来ます。
著者が一番もやもやしやすい「欲しかったコラム」を実現したものです。
ところが、数字や年代に弱いという弱点があり、そのために特にこだわったのが、巻頭コラムの「歴代将軍」!
各将軍の似顔絵に、将軍になった年の西暦と元号、御台所、さらに政権時代の元号を一目で分かるように掲載。
「安永って誰の時代だっけ?」と思った時に便利です。
それ以外にも、各将軍時代のキーワードも掲載。「島原の乱って、誰の時代?」なんていう時にも便利で、時代々々の出来事と将軍が組み合わせて知ることが出来ます。
著者が一番もやもやしやすい「欲しかったコラム」を実現したものです。
登録情報
- 出版社 : 廣済堂出版 (2010/1/23)
- 発売日 : 2010/1/23
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 446ページ
- ISBN-10 : 4331514366
- ISBN-13 : 978-4331514368
- Amazon 売れ筋ランキング: - 58,770位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- カスタマーレビュー:
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カスタマーレビュー
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2017年5月9日に日本でレビュー済み
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ベスト50レビュアー
これまで知らなかったことを知るというのは、読書の愉しみの一つだ。
『イラスト・図説でよくわかる 江戸の用語辞典――時代小説のお供に』(江戸人文研究会編、善養寺ススム・イラスト、廣済堂出版)には、こういう説明が掲載されている。
「【てやんでぃ】→『何を馬鹿なことをいってやがるんでぃ』の略でございます」、「【すっとこどっこい】→『すっとこ』は『裸男』という意味でございます。『どっこい』は『どこへ行く』という意味で、『裸でどこへいくんだ?』という、馬鹿、慌て者、礼儀知らずを申します。が、下町言葉ですんで、基本的には勢いでして、口可笑しいだけで、深意なぞあまりなく使います」。
我が家では、以前から、女房とふざけて、語呂のいい「てやんでぃ、すっとこどっこい、ひっこんでろい」という言葉を、右手で鼻を擦り上げる仕種とともに愛用しているのだが、本書のおかげで、このいなせな言葉の理解が格段に深まったと、女房ともども喜んでいる。
『イラスト・図説でよくわかる 江戸の用語辞典――時代小説のお供に』(江戸人文研究会編、善養寺ススム・イラスト、廣済堂出版)には、こういう説明が掲載されている。
「【てやんでぃ】→『何を馬鹿なことをいってやがるんでぃ』の略でございます」、「【すっとこどっこい】→『すっとこ』は『裸男』という意味でございます。『どっこい』は『どこへ行く』という意味で、『裸でどこへいくんだ?』という、馬鹿、慌て者、礼儀知らずを申します。が、下町言葉ですんで、基本的には勢いでして、口可笑しいだけで、深意なぞあまりなく使います」。
我が家では、以前から、女房とふざけて、語呂のいい「てやんでぃ、すっとこどっこい、ひっこんでろい」という言葉を、右手で鼻を擦り上げる仕種とともに愛用しているのだが、本書のおかげで、このいなせな言葉の理解が格段に深まったと、女房ともども喜んでいる。
2010年3月3日に日本でレビュー済み
帯書きに、有隣堂やブックエキスプレスの書店員さんの絶賛が!
分厚い新書サイズの本です。でも分厚い割には軽いです!
いままでの辞書にない、善右衛門というキャラクターが解説するという辞典で、イラストもいっぱいです。
内容は、武士や職業など項目別ではなく、あ〜わまで流してあるタイプで実に引きやすく、
善右衛門さんが江戸口調で解説してくれるので、自然と気分を江戸時代に運んでくれて、読んでいてすっごく気持ちいいです。
さらに、善右衛門さんの解説は時々クスッと笑わせてくれて、じ〜んと来たり、うならされたりと、
まさに時代小説・落語・時代劇などのエンターテイメントを楽しむための辞書といった感じ。
帯書きの「これさえあれば、江戸で暮らせます!」「時代小説がぐんと身近になる一冊です!」っていうのはウソじゃない。
さすがカリスマ店員さん、言うことが的確です。
役に立つのが、巻頭コラムの歴代将軍。
将軍の似顔絵と一緒に、その将軍の時代の元号やキーワードが分かります。正室や側室も!
そおれから、江戸市中図も載ってるし、江戸の社会と司法では、武家の位がわかります。
そして巻末には、諸国諸藩リストがあって、全国の藩名、今の市なんかがわかります。
ただし、日本橋目線なので、大奥や地方藩主、などには詳しくないので、それを知りたい人に向きません。
分厚い新書サイズの本です。でも分厚い割には軽いです!
いままでの辞書にない、善右衛門というキャラクターが解説するという辞典で、イラストもいっぱいです。
内容は、武士や職業など項目別ではなく、あ〜わまで流してあるタイプで実に引きやすく、
善右衛門さんが江戸口調で解説してくれるので、自然と気分を江戸時代に運んでくれて、読んでいてすっごく気持ちいいです。
さらに、善右衛門さんの解説は時々クスッと笑わせてくれて、じ〜んと来たり、うならされたりと、
まさに時代小説・落語・時代劇などのエンターテイメントを楽しむための辞書といった感じ。
帯書きの「これさえあれば、江戸で暮らせます!」「時代小説がぐんと身近になる一冊です!」っていうのはウソじゃない。
さすがカリスマ店員さん、言うことが的確です。
役に立つのが、巻頭コラムの歴代将軍。
将軍の似顔絵と一緒に、その将軍の時代の元号やキーワードが分かります。正室や側室も!
そおれから、江戸市中図も載ってるし、江戸の社会と司法では、武家の位がわかります。
そして巻末には、諸国諸藩リストがあって、全国の藩名、今の市なんかがわかります。
ただし、日本橋目線なので、大奥や地方藩主、などには詳しくないので、それを知りたい人に向きません。
2010年3月11日に日本でレビュー済み
開いたとたんに、江戸時代を覗いている気分にさせてくれて好感度大です。
善右衛門さんというキャラが、江戸時代を解説するという奇抜な発想。
辞典を引いている気分がしない楽しさがいいです。
辞典なのにこんな表現?って思うけど、やっぱり時代物は時代口調のほうが楽しいですから、このアイディアはすばらしいと思います。
内容も豊富だし、事実だけにとどまらず、善右衛門さん意見(?)見解(?)思い(?)があり人格を感じます。
また、たまに笑わせてくれるので読み込んでしまいました。
欲を言えば、幕末のコラムや人物紹介も欲しかったし、各階道の宿駅なんかも欲しかった。
それに、こんな辞典だから、時代作家の紹介なんかがあってもよかったかも。
でもすでにタバコの箱ほどの暑さですから、これ以上は厚くできないですかね。
他の辞書では見られない、江戸時代の時間で定時法の説明や全国の諸藩リストはありがたいです。
また、個人的には「袴のいろいろ」というコラムが気に入りました。
袴だけで、どんな時、どんな人が履いていたのかがわかり、今まで気づかなかった小説の設定の深さに気づきました。
時代ファンとして、素直に★★★★★おすすめです。
関係ありませんが、面白いもので我が家にホームステイしている、スウェーデンからの留学生がことのほかに気に入っていました。
外国人には「〜でございます」という表現は難しいのですが、イラストがいっぱい入っているので、お土産にするそうです。
彼女は男性の髪型で、髷のイラストがいろいろ乗っているところが一番気に入ったそうです。
善右衛門さんというキャラが、江戸時代を解説するという奇抜な発想。
辞典を引いている気分がしない楽しさがいいです。
辞典なのにこんな表現?って思うけど、やっぱり時代物は時代口調のほうが楽しいですから、このアイディアはすばらしいと思います。
内容も豊富だし、事実だけにとどまらず、善右衛門さん意見(?)見解(?)思い(?)があり人格を感じます。
また、たまに笑わせてくれるので読み込んでしまいました。
欲を言えば、幕末のコラムや人物紹介も欲しかったし、各階道の宿駅なんかも欲しかった。
それに、こんな辞典だから、時代作家の紹介なんかがあってもよかったかも。
でもすでにタバコの箱ほどの暑さですから、これ以上は厚くできないですかね。
他の辞書では見られない、江戸時代の時間で定時法の説明や全国の諸藩リストはありがたいです。
また、個人的には「袴のいろいろ」というコラムが気に入りました。
袴だけで、どんな時、どんな人が履いていたのかがわかり、今まで気づかなかった小説の設定の深さに気づきました。
時代ファンとして、素直に★★★★★おすすめです。
関係ありませんが、面白いもので我が家にホームステイしている、スウェーデンからの留学生がことのほかに気に入っていました。
外国人には「〜でございます」という表現は難しいのですが、イラストがいっぱい入っているので、お土産にするそうです。
彼女は男性の髪型で、髷のイラストがいろいろ乗っているところが一番気に入ったそうです。
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