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イメージ学の現在: ヴァールブルクから神経系イメージ学へ 単行本 – 2019/4/30


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商品の説明

内容紹介

ドイツ語圏を中心にイメージをめぐる現象の研究に新しい次元を開拓しているイメージ学の現在を、この分野のパイオニアや新進気鋭の研究者たちの論考によって一望し、比較美術史から写真・アニメーション研究、メディア論にいたる日本の論者たちの成果を集成するイメージ研究の最前線。

高山宏氏推薦
目は光学的レンズで見るのではない。レンズの背後の「迷宮としての世界」(G・R・ホッケ、1957)という名の脳で見る。「ひとは目を目がいかに見るかを見るためにこそ必要とする」(B・グラシアン、1657)という幻惑の大逆説で始まったマニエリスム知の300年に、1990年代、「脳の10年」を経て今、神経系イメージ学が応答の総力戦を開始した。知の究極だ。学術またマニエリスムに憑依されたからである。

【主要目次】
序(田中純)
第1部 アビ・ヴァールブルクからイメージ学へ
第1章 アビ・ヴァールブルクにおける歴史経験――イメージ学と歴史理論の接点をめぐって(田中純)
第2章 「精神的同化」、「無意識的記憶」、アビ・ヴァールブルク『ムネモシュネ・アトラス』(ジョヴァンナ・タージャ/訳:田邉恵子)
第3章 記憶の体制とイメージの寄生――ヴァールブルクの動物園探訪(カール・クラウスベルク/訳:濱中春)
[インタビュー] 形成することは思考すること、思考することは形成すること(ホルスト・ブレーデ・カンプ/聞き手:フェリックス・イェーガー、坂本泰宏/訳:坂本泰宏)
第2部 「行為主体(エージェンシー)」としてのイメージ
第4章 点になること――ヴァイマル時代のクラカウアーの身体表象(竹峰義和)
第5章 不実なる痕跡――原寸大写真の歴史(橋本一径)
第6章 「アニメイメージング」と身体表現――CGアニメにおける「不気味なもの」の機能(石岡良治)
第7章 君主の補綴的身体――一六世紀における甲冑・解剖学・芸術(フェリックス・イェーガー/訳:岡田温司)
第8章 転倒の芸術(ホルスト・ブレーデカンプ/訳:岸本督司・福間加代子)
第3部 イメージ知と形式
第9章 太陽の下に新しきものなし――グラフィカルユーザーインターフェイスへの美術史的アプローチ(マルガレーテ・パチケ/訳:難波阿丹)
第10章 メディウムを混ぜかえす――映画理論から見たロザリンド・クラウスの「ポストメディウム」概念(門林岳史)
第11章 道・無框性・滲み――美術における「日本的なもの」をめぐる省察(稲賀繁美)
第12章 ゆがみの政治学――マニエリスムとメランコリーの肖像(フェリックス・イェーガー/訳:白井史人)
第4部 イメージと自然
第13章 視覚化と認識のあいだ――リヒテンベルク図形と科学のイメージ研究の射程(濱中春)
第14章 「ある地域の全体的印象」――アレクサンダー・フォン・フンボルトによる気象の総観的視覚化(ビルギット・シュナイダー/訳:竹峰義和・長谷川晴生)
第15章 イメージと自然との共生――ネオ・マニエリスムにむけて考える(ホルスト・ブレーデカンプ/訳:清水一浩)
第5部 神経系イメージ学
第16章 神経美学の〈前形態〉(カール・クラウスベルク/訳:濱中春)
第17章 言語と文学の経験美学――旧来の文学研究よりうまく処理できること、そしてできないことは何か?(ヴィンフリート・メニングハウス/訳:伊藤秀一)
第18章 神経美学の功績――神経美学はニューロトラッシュか(石津智大)
第19章 一瞬の認識力――ホグレーベの場景視と一望の伝統(ホルスト・ブレーデカンプ/訳:茅野大樹)
第20章 イメージの内在――像と知覚の弁証法(坂本泰宏)
あとがき(坂本泰宏)

内容(「BOOK」データベースより)

ドイツ語圏を中心にイメージをめぐる現象の研究に新しい次元を開拓しているイメージ学(ドイツ語でBildwissenschaft)の現在を、この分野のパイオニアや新進気鋭の研究者たちの論考およびインタビューによって一望可能にするとともに、その問題機制と生産的に切り結ぶような、比較美術史から写真・アニメーション研究、メディア論にいたる幅広い専門の日本の論者たちの論文を集成して編まれた論集。

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登録情報

  • 単行本: 550ページ
  • 出版社: 東京大学出版会 (2019/4/30)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4130101404
  • ISBN-13: 978-4130101400
  • 発売日: 2019/4/30
  • 梱包サイズ: 21.8 x 15.6 x 5.4 cm
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