モノづくりの大先輩の紹介で、読んだ本。
これからの日本のモノづくりのありようについて考えさせられる。
そして夢が感じられる。
備忘メモ
・商品の価値の40%が商品、30%がライフスタイルの提案、30%がイタリアと言う国が持つイメージ
・圧倒的に上質なテイスト、高価格、わずかに品薄
・今やメーカーとは、商品をメイクする者ではなく、新しい商品の開発を通じて新しい商品の市場をメイクする者である。
・共生思想
・人間の手作業が最高の価値を生み出す。
・水平型コラボレーション、PRODUCTION PARTNERS
・創匠商
・職商人(しょくあきんど)
・ラグジュアリーとは心が満たされることである。
・技術とデザインは同等でなければならない。技術は、デザインを超えても、デザインに服従してもいけない。
・柔らかい個人主義。
・用と美の融合。
・再江戸化。
・道を究めるという日本人のDNA。
・GNC(Gross National Cool)
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イタリア式ブランドビジネスの育て方 単行本 – 2007/11/22
ラグジュアリーブランドといえば、イタリアとフランスであるが、ことアパレルに関してはイタリアはアルマーニなどをその代表格として、フランスを圧倒している。長年イタリアで日本と合弁企業のマネジメントに携わった筆者は、イタリアのラグジュアリーブランドがこれほどの強さを獲得した原因として、北イタリアの中小企業のビジネスモデルに注目し、プレタポルテ生産システムを中心にその産業構造を分析する。さらに、ラグジュアリーブランドが備える「心を満たす」ライフスタイルの本質を考えながら、日本発のラグジュアリーブランドの創生に多くのヒントを与える。
- 本の長さ192ページ
- 言語日本語
- 出版社日経BP
- 発売日2007/11/22
- ISBN-104822246191
- ISBN-13978-4822246198
商品の説明
内容(「BOOK」データベースより)
高価でも売れるラグジュアリーブランドを生み出す秘訣。
著者略歴 (「BOOK著者紹介情報」より)
小林/元
小林国際事務所代表、東レ経営研究所特別研究員。明治大学特別招聘教授、文京学院大学客員教授。1938年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、(株)東レに入社。その後37年間にわたって海外事業一筋に勤務。立ち上げた企業はミラノのALCANTARA社をはじめ、ヨーロッパ、アフリカ、中南米地域で十指に及ぶ。ミラノではALCANTARA社をイタリア・ナンバー1の中堅企業と現地の経営誌に評価されるまでに育成するとともに、イタリア・日本商工会議所の副会頭を勤めた。2004年にはイタリア文化会館よりマルコ・ポーロ賞、2006年にはイタリア政府よりコメンダトーレ(連帯の星)勲章を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
小林国際事務所代表、東レ経営研究所特別研究員。明治大学特別招聘教授、文京学院大学客員教授。1938年生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、(株)東レに入社。その後37年間にわたって海外事業一筋に勤務。立ち上げた企業はミラノのALCANTARA社をはじめ、ヨーロッパ、アフリカ、中南米地域で十指に及ぶ。ミラノではALCANTARA社をイタリア・ナンバー1の中堅企業と現地の経営誌に評価されるまでに育成するとともに、イタリア・日本商工会議所の副会頭を勤めた。2004年にはイタリア文化会館よりマルコ・ポーロ賞、2006年にはイタリア政府よりコメンダトーレ(連帯の星)勲章を授与される(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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登録情報
- 出版社 : 日経BP (2007/11/22)
- 発売日 : 2007/11/22
- 言語 : 日本語
- 単行本 : 192ページ
- ISBN-10 : 4822246191
- ISBN-13 : 978-4822246198
- Amazon 売れ筋ランキング: - 841,467位本 (の売れ筋ランキングを見る本)
- - 33,267位投資・金融・会社経営 (本)
- カスタマーレビュー:
著者について
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2010年8月15日に日本でレビュー済み
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2008年4月14日に日本でレビュー済み
本書を通じて筆者が提示し続けるメッセージは、
「どうすれば日本でラグジュアリー(高級)ブランドが育つのか」
という問いかけである。
「マスマーケティング」というアメリカ的なターゲティングとマーケティングの融合に加え、QCDサイクルでのみモノ作りの発展を考えていない製造業が多い日本では、現代の消費者の持つ新しいニーズには応えられず、ヨーロッパのような「ラグジュアリーブランド」は育ちにくいという。
筆者は主にファッション業界に関して議論を展開するが、自らの問いかけへの答えとして、イタリア式のブランド戦略の日本導入を提案している。その主な要素は「感性マーケティング」、「モノの販売ではなくライフスタイルの提案」、「水平型SCMの構築」であり、これらを導入して成功しつつある日本企業を紹介している。
一方で、「個性の表現」という消費者の成熟期を迎えつつある日本ではようやくラグジュアリーブランドが育つ土壌が整いつつあるとしながらも、多くの企業はまだ消費者に追いついていないというのが、筆者が掲げる日本社会の今後の課題であり、その答えに関しては本文中では触れていない。
主に社会や文化、そして国民の精神性という切り口からブランドという概念を斬っており、そのような視点での書籍はまだ少ないため一読の価値はある。
反面、「ブランドビジネスの育て方」というタイトルを鵜呑みにして、企業におけるブランド構築戦略などを期待して本書を手にするとがっかりすることになる。
<対象>
・イタリア人のブランド観を簡単に知りたい人
・日本のファッションにおける消費者ニーズの変化に興味がある人
・「ブランド」というものの精神的な形成過程の分析に興味がある人
・(参考文献が巻末にちゃんと掲載されている為)研究者や卒論等を書く学生
<対象でない人>
・日本企業のブランド戦略構築などを知りたい人
・イタリアの様々な高級ブランドの雑学的な話を読みたい人
「どうすれば日本でラグジュアリー(高級)ブランドが育つのか」
という問いかけである。
「マスマーケティング」というアメリカ的なターゲティングとマーケティングの融合に加え、QCDサイクルでのみモノ作りの発展を考えていない製造業が多い日本では、現代の消費者の持つ新しいニーズには応えられず、ヨーロッパのような「ラグジュアリーブランド」は育ちにくいという。
筆者は主にファッション業界に関して議論を展開するが、自らの問いかけへの答えとして、イタリア式のブランド戦略の日本導入を提案している。その主な要素は「感性マーケティング」、「モノの販売ではなくライフスタイルの提案」、「水平型SCMの構築」であり、これらを導入して成功しつつある日本企業を紹介している。
一方で、「個性の表現」という消費者の成熟期を迎えつつある日本ではようやくラグジュアリーブランドが育つ土壌が整いつつあるとしながらも、多くの企業はまだ消費者に追いついていないというのが、筆者が掲げる日本社会の今後の課題であり、その答えに関しては本文中では触れていない。
主に社会や文化、そして国民の精神性という切り口からブランドという概念を斬っており、そのような視点での書籍はまだ少ないため一読の価値はある。
反面、「ブランドビジネスの育て方」というタイトルを鵜呑みにして、企業におけるブランド構築戦略などを期待して本書を手にするとがっかりすることになる。
<対象>
・イタリア人のブランド観を簡単に知りたい人
・日本のファッションにおける消費者ニーズの変化に興味がある人
・「ブランド」というものの精神的な形成過程の分析に興味がある人
・(参考文献が巻末にちゃんと掲載されている為)研究者や卒論等を書く学生
<対象でない人>
・日本企業のブランド戦略構築などを知りたい人
・イタリアの様々な高級ブランドの雑学的な話を読みたい人