ドミニオン系ですが、RPG要素があるということでこちらを購入。
ルーンバウンドも持ってはいますが、こちらの方がバランスが良いです。
個人的にダイス勝負だと、運要素がさらに強くなり、ムカツキ度がましますが、
こちらはモンスターとの勝負は数字なのではっきりしています。
数字の計算が面倒とありますが、これは慣れなので何度かプレイすれば大丈夫です。
英雄、アイテム、モンスターはランダムで変化するので
毎回違った冒険も楽しめます。
しかも、このゲームは場の流れというものがあり、
自分のカードがかさばっていくので、少数精鋭の部隊を形成しても
後半は手持ちカードにモンスターが回ってくるため、
前半モンスターばかり倒していたプレイヤーも多少息切れをして
思ったよりも、点数に差がつかないというゲームの流れとしてのバランスも見事です。
ただし、改善点も多く見受けられます。
まず、ルール説明ですが、これは酷いです。
製作者も手探りで作成したのか、順を追って公式ルールを発表している感じで
ルールの細かいところでよくわからない部分が多すぎます。
またさらにそれ以前に、説明書が酷すぎます。
誤字、脱字のオンパレード
説明書を読んでいて、ステップ5の・・・
といきなりかかれており、実はステップの説明は抜けていました。
なんてこともある。
細かいこと、ルールを公式ホームページやネットで調べながらやらないと
いまだに自分のルールが正しいのかわからない状況です。
ただし、自分も手探りの中スタートしましたが、
ルール自体は単純なので、初心者だからといって気後れする必要はありません。
またカードの内容のバランスもとれているとは言いがたいです。
というのも、アイテム、英雄には明らかに劣化版が存在するのです。
アイテムだと「ごちそう」「バトルフューリー」など
というと明らかに「ごちそう」しか取りません。
また英雄もアウトランズ、セルーリンが反則的強さです。
またフェインも活路を見出せないくらい使えないです。
これによりかなりバランスを崩しています。
アウトランズにいたっては、アウトランズの王者がいれば、明かりなしで
レベル3のモンスターをバシバシ倒せます。
セルーリンも同様。もうめちゃくちゃです。
これは需要があるからなくなりやすいというデメリットを持っているという意見もありますが、
先ほどのアイテムの劣化版、また英雄の強弱の激しさ
この2点により、自ずと、行動パターンが決まってきます。
ということは要するに飽きやすさも同時に生むと思います。
まだ基本デックでのプレイですし、
拡張でバランスが整うのかもしれませんが、
現状は改善の余地ありです。
正直、アウトランズ、セルーリンをピンポイントで破壊する
モンスターがいてもいいくらいです。
とうわけで、めちゃくちゃこのゲーム楽しいですが、
まだまだ荒削りなゲームかなというのが印象です。
プレイヤー数 | 5人 |
---|---|
電池使用 | いいえ |
対象性別 | ユニセックス |
メーカー推奨年齢 | 13歳以上 |
発売日 | 2010/11/6 |
Mfg 対象年齢 | 13年以上 |
製品サイズ | 29.79 x 29.79 x 7.11 cm; 1.41 kg |
ASIN | B0042RV9ZM |