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発売元 大仏堂
コンディション: 中古品: 良い
コメント: 昭和60年12刷、帯無。旧カバーデザインです。経年のヤケ、薄シミ、背カバー縁にスレありますが、目立った汚れやキズはありません。書き込みや折れもなく綺麗な状態です。
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アンドロイドは電気羊の夢を見るか? (ハヤカワ文庫 SF (229)) 文庫 – 1977/3/1

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商品の説明

商品説明

   長く続いた戦争のため、放射能灰に汚染され廃墟と化した地球。生き残ったものの中には異星に安住の地を求めるものも多い。そのため異星での植民計画が重要視されるが、過酷で危険を伴う労働は、もっぱらアンドロイドを用いて行われている。また、多くの生物が絶滅し稀少なため、生物を所有することが一種のステータスとなっている。そんななか、火星で植民奴隷として使われていた8人のアンドロイドが逃亡し、地球に逃げ込むという事件が発生。人工の電気羊しか飼えず、本物の動物を手に入れたいと願っているリックは、多額の懸賞金のため「アンドロイド狩り」の仕事を引き受けるのだが…。

   映画『ブレードランナー』の原作として知られている、フィリップ・K・ディック1968年発表の傑作長編。著者は1982年、53歳で亡くなった。皮肉にもこの年に公開されたこの映画作品により、彼は一躍スターダムにのしあがることとなった。

   ディックの作品には、SF小説でありながら、登場人物の人間関係、恋愛、家族のきずななどが見事に盛り込まれている。この物語も単なる賞金かせぎとアンドロイド8人のバトルで終わってはいない。人間とアンドロイドの違いを通して、人間とは何かを考えさせられる作品だ。(石井和人)


登録情報

  • 文庫: 319ページ
  • 出版社: 早川書房 (1977/3/1)
  • 言語: 日本語
  • ISBN-10: 4150102295
  • ISBN-13: 978-4150102296
  • 発売日: 1977/3/1
  • 商品パッケージの寸法: 15 x 10.6 x 1.4 cm
  • おすすめ度: 5つ星のうち 4.2 151件のカスタマーレビュー
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カスタマーレビュー

トップカスタマーレビュー

投稿者 shiraz 投稿日 2004/9/20
形式: 文庫
この本の解説などを読むと、「人間とは何か?」というのがこの小説のテーマだと言います。
でもよく読んでみると、むしろ「生命とは何か?」といった方がしっくりきます。
ディックは明らかに「他者との共感」が、人間とアンドロイドの違いであることを示していますが、他者とはここの登場人物たちを見る限り、動物や(なんとアンドロイドまで)含めた「生命」であるようです。「生命の大切さ」などというお説教じみた内容ではなく、生命が死に絶えた世界の中での、「生命への狂おしいまでの愛」が切実と伝わってくる本です。
例えば、あるアンドロイドがクモの足を面白がって切ってしまいます。そのことに激しく衝撃を受ける登場人物がいます。
しかし現実の我々はなんとこのアンドロイドに近いことでしょうか。
繰り返される動物実験や虐待、犯罪やテロが毎日起こる今の世の中で、「他者との共感」とはまるで白々しいギャグじゃありませんか。
それをディックも分っていたのか、作中「他者との共感」を現実化させるSF的道具であるマーサー教が、アンドロイドたちによってインチキだと暴露されます。
人間が持っている「他者との共感」能力など嘘である、と証明することによって、「他者との共感」ができないアンドロイドは人間の価値を否定するのです。その意味でアンドロイドが勝利します。
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形式: 文庫
1968年に書かれたSF小説で、第三次世界大戦後の荒廃した地球を舞台に、
違法なアンドロイドを追う賞金稼ぎを主人公にした話。
映画「ブレードランナー」の原作となっている。

実に40年以上も前に書かれた作品であることを考えると
このSFの世界観は驚きの緻密さであり、
作中では1992年の出来事という設定ながら
2012年の現代から見ても「近未来感」を感じる。

ムードオルガンや映話などをはじめとする未来アイテムが多々登場するが、
それらが生活に密着した使い方をされ、人々が依存している様子が良い。
話の中心となるアンドロイドに関しても人間に似せた精巧な仕上がりながら、
微妙な差異が表現されている。

途中、ハラハラとさせられながらも
ストーリー自体の結末は非常にあっさりしたものなので
クライマックスに期待するタイプの作品ではないが、
数十年も前に書かれながらも
現在を飛び越えた未来感を味わえる小説としては良い。
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形式: 文庫 Amazonで購入
カルト的人気を誇る名作映画『ブレードランナー』の原作として名高いこの作品ですが、「本物と偽物の差は何か」「本物であることには果たして意味があるのか」というディック流の主題は映画よりずっと濃厚です。
数々の映像化がなされたディック作品の中で唯一、ディック存命時に制作開始された作品でもあります。
(残念ながら劇場公開は存命中には間に合いませんでした。)

環境汚染により野生動物は絶滅、人類も汚染の無い宇宙への移住が進んでおり、地球は過疎化しつつある未来。
本物の生きた動物をペットとして飼うのがステータス(しかも馬や牛など飼育が難しそうなものほどステータス)であり、そんな懐の余裕がない大多数の人々は、ちょっと見ただけでは本物と区別がつかない精巧な動物型ロボ(電気羊、電気犬、電気猫...etc)をペットとして飼うことでお茶を濁しています。
また、遺伝子操作された生身の生体組織と電子頭脳とを組み合わせた精巧なアンドロイドが労働力として用いられているのですが、あまりに精巧になりすぎたアンドロイドが自由を求めて逃亡するという事件が相次いでいます。
アンドロイドか人間かを判別するのは、簡単な心理テストと、生体組織の検査があるのですが、心理テストでは精神疾患の人間がたまにミスでアンドロイドと判別されるくらいでかなり信頼性が高く、生
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形式: Kindle版 Amazonで購入
SFの古典であり名著です。SFに興味がある人なら避けて通ってはいけないと思う。映画「ブレードランナー」の原作となっているが、映画とは別の作品だと思った方がいいです。本書と映画の世界観は似て非なるものだと私は感じました。

日本語訳はこなれていて読みやすかったです。今となっては、「電気羊」とか「映話」といった単語が古臭く感じるかもしれません。まあ、そこは古典なので、むしろ、そのような単語を使う時代に執筆された未来のお話を楽しむということで、別の驚きを楽しむきっかけになるかもしれません。
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