孤立無援の状態で圧倒的な敵対勢力に包囲された際、人間はどのように振る舞うのか? 今から75年前には日本人にとって生々しい現実だったと思いますが、あまりにも極限的な状況のため小生にとってイメージが沸きにくいのです。
この漫画ではそれら極限状況の人々の動きが描かれています。この極限状況では誰が死んでもおかしくないと思います。しかも、登場人物たちの希望の星とも言える主人公は行方不明…。
そのような絶体絶命の状況下の人々の思い、行動。お姫様はみんなの思いを代弁しているかのようです。小生は、「自分がこの時、この場所に生きていたらどうするだろうか。」と考えながら読もうとしました。しかしそのような余裕はありませんでした。ページを捲るや否や巨大な渦に巻き込まれるがごとく、画面に引きずり込まれていきました。
何度も読み返した後、「自分ならどうするだろうか」と言う当初の目的にそう読み方が出来始めました。さらに元寇の本のみならず、先の大戦での島嶼玉砕戦の記録を読みたくなりました。
この漫画からはそのような人をして何かを行わせる、他の本を読もうとさせるエネルギーを感じます。凄い巻、凄い作品だと思います。
Kindle 端末は必要ありません。無料 Kindle アプリのいずれかをダウンロードすると、スマートフォン、タブレットPCで Kindle 本をお読みいただけます。
無料アプリを入手するには、Eメールアドレスを入力してください。

1分以内にKindleで アンゴルモア 元寇合戦記(9) (角川コミックス・エース) をお読みいただけます。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。
Kindle をお持ちでない場合、こちらから購入いただけます。 Kindle 無料アプリのダウンロードはこちら。