花田菜々子さんの「出会い系サイトで70人と実際に会ってその人に合いそうな本を
すすめまくった1年間のこと」で本書を知ってキンドルで読んだところだ。紙の本で
本書を読む勇気は僕には無い。
著者が本書の読者をどう設定しているのか。それを考えることが本書を読むという
ことになる。
本書は「女性による下ネタホンネトーク」というように定義されてしまう
のかもしれない。かかる本であるとしたら男性向けなのかもしれない。但し、男性の
一人である僕にしても爆笑しながら読んでいるうちに背中がうっすらと寒くなって
来てしまう。僕らが言えなかったことを女性の方に快刀乱麻で語られてしまう
ある種の怖ろしさだ。少なくとも本書を読んで性的興奮を覚える男性は余りいない
筈だ。むしろ、やや言葉通り「縮こまって」しまう場面の方が多くないか。
もっと怖ろしいのは本書を読む女性がどう本書を読むのだろうかということだ。
本書を読んで爆笑し続ける女性が、例えば自分の家内だったり、彼女だったりしたら
どうか。もっというと自分の母親だとか娘が爆笑している場面を想像すると
どうか。実に恐ろしいではないか。
それにしても著者の文才には舌を巻いた。「舌を巻いた」と書いただけで
なにやら卑猥なことを書いたような気がしてしまった。それほど僕に
しても動揺させられたということなのだろう。
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